ふと思いついた「旧東海道を歩き走りしよう」というプラン。
実際に行うときに必要となるのは「旧東海道の場所を知ること」。
幸い、東京付近と七里の渡しを除けば、国道1号線が旧東海道に沿っています。
そのため、国道1号線沿いに進めば、ほぼOKです。
でも、市街地では国道が迂回していたりするので、旧東海道の地図を入手したほうが良いでしょう。
旧東海道の地図を、書籍とネットから探してみました。
旧東海道の地図 書籍編
書籍では色々ありますね。近くの「市川市立図書館」が所蔵している本を何冊か見てみましたが、以下が詳しそうです。
ちゃんと歩ける 東海道五十三次 東 江戸日本橋~袋井宿
(この本を持っている人を、2,3回見かけましたので、使いやすい本なのでしょう)
旧東海道の地図 バインダー編
一般社団法人 中部地域づくり協会が、「東海道さんさくマップ」を販売しています。
鈴鹿峠から箱根峠までカバーしています。1区間で20kmをカバーしているとのことです。
バインダータイプなので、必要な地図だけを持ち運ぶことができます。
1,500円と、手ごろなお値段です。
旧東海道の地図 ネットからダウンロード編
ネットからダウンロードできる地図の便利なところは、必要な個所だけ印刷して持ち運べることです。また、無料です。
本だとかさばってしまうのですが、紙であればそれほど大きくなりません。
また、使い終わった(走り終わった)場所の地図は、捨てていくこともできますので、荷物が軽くなります。
ネットにある地図は、各県の道路管理者や観光担当部署が発行していました。それぞれ、以下にまとめます
東京都の旧東海道の地図
- 国土交通省 関東地方整備局 東京国道事務所 「東京国道マップ」(←クリックで開きます)
- 東京国道事務所のページには、東京23区の五街道のマップがあります。
東海道は、日本橋から蒲田(多摩川)までが1枚のPDFに収まっているファイルと、印刷しやすいように6分割されたファイルの2種類があります。
神奈川県の旧東海道の地図
- 横浜国道事務所 「東海道への誘い」(←クリックで開きます)
- 横浜国道事務所では、「てくてく 東海道 宿場探訪マップ」と題して、神奈川県内の東海道の名所・旧跡を5分冊で紹介した地図を発行しています。
印刷物を郵送してもらうことも出来ますし、自治体の窓口で配布もしていますので、近くの方は取りに行くこともできます。
PDFで公開していますので、ファイルをダウンロードして印刷も可能です。
静岡県の旧東海道の地図
- さすが静岡東海道(←クリックで開きます)
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静岡県の東海道を24箇所に分けています。マップには魅力や見所のほかに安全に歩いていただくため道路状況、ベンチ等の休憩場所も掲載しています。
ということで、かなり便利な地図となっています。
以前は24か所の地図がPDFでダウンロードできたと思ったのですが、最初の1.難所の箱根峠を越える 神奈川県箱根関所~三島市新町橋
だけがダウンロードできるようになったみたいですね。なお、冊子は改定されて引き続き発売しているようです。 - しずおか旧東海道マップ
- 静岡県文化・観光部観光局が提供しているマップです。Flashで作ってあり、残念ながら印刷して持ち運ぶのは少し大変そうです。
愛知県の旧東海道の地図
- 『東海道ルネッサンスガイドブック』(←クリックで開きます)
- 愛知県道路建設課のページにあります。残念ながら、一部の宿場周辺の地図しかなく、宿場間の細かい地図はありませんでした。
愛知県では、もう少し詳しい地図を探しています。どなたかご存知のかた、教えてください。
三重県の旧東海道の地図
- 「みえの歴史街道」(←クリックで開きます)
- 三重県環境生活部文化振興課がPDF形式の地図を掲載しています。
全31ページのPDFで、旧東海道が詳しく書かれています。
滋賀県の旧東海道の地図
現在、探しています。ご存知のかた、教えてください
旧東海道の地図 完全ネット編
旧東海道の地図をネットで見られるサイトがあります。超便利!
- 旧東海道 | 旧街道地図・オンラインマップ – GPSCycling(←クリックで開きます)
- 旧東海道のルートを、ネットの地図にプロットしたサイトです。スマホで見れば、地図上に現在位置を表示します。道迷いの心配がないですね!
また、各宿場ごと、1km毎にリンクがあるので、行きたいところや見たいところがすぐわかるのもGood!です。地図はOpenStreetマップと国土地理院の地図が選べます。私のおすすめは国土地理院の地図。現代の2万5千分の1の地図を見ながら、昔の街道を想うのは楽しいです。
純粋な地図なので、名所旧跡などの解説はありません。
旧東海道の地図 まとめ
ネットの情報は一部しかありませんでしたが、書籍は詳しく書いてあります。
でも、周りをきょろきょろ見渡しながら、寄り道しながら、そしてたまに迷いながら進むのも楽しいかもしれません。