福井県の小浜市から、京都府左京区の出町柳まで、77kmで800m級の山を3回超える「第22回鯖街道ウルトラマラソン」が行われました。
快晴で、最高気温が32度近くになる天候の中、無事にゴールができました。
鯖街道ウルトラマラソンは3回目の出場です。一度目の2011年は前半が雨、2回目の2013年は後半が雨でした。全行程が晴れ!と言うのは初めてです。新緑の中、エイドでかぶり水をもらいながら、無事に走り切れました。
第22回鯖街道ウルトラマラソンの感想です。
運営について
- 受付会場と荷物預かりの場所が、スタート地点近くの「小浜まちの駅」になり、とても便利。
- 「小浜まちの駅」での前夜祭や屋台が、とても良い雰囲気だった。
- 初めてのウェーブスタート。第3ウェーブだったが、スタートロスはほとんど無かった。
コースについて
海辺に面した小浜市から、標高800m級の峠を3つ越えて、京都市内の下鴨神社付近までのコース。
昔、都に鯖を運んだ最短ルートだったらしい。
コースの感想
- 天気は最高!根来坂峠からの景色は見事。でも、暑すぎて、少し霞んでいた。
- 八丁平は、以前に比べて、湿地という感じではなかった。
前回出場した時は雨だったので、感じ方が違うのかもしれない。 - 一番キライな杉峠の上りは、やっぱり嫌い。荒れた林道なので、歩くだけでも捻挫しないように気を使う。普通の山道の上りのほうがいいなあ。
- 大見に向かうロードのプチ激下りでは、膝に来ていて全然走れなくて焦ったが、杉峠から鞍馬への下りは気持ちよく走れた。
- 鞍馬への下りは、「左側走行」を呼びかけるボランティアさんや、パトカーが居た。以前はなかったけど、何か問題があったのかな。
- 最後の鴨川は、夕方のまったりした雰囲気が好き。散歩する人、楽器の練習をする人などが、各々に楽しんでいる感じ。
ちょっと長いのが玉に瑕。
応援について
Aコースが650人という少人数の大会ですが、皆さんから沢山の応援をいただきました。
- 小浜での皆さんの応援がとても多いのにびっくり。早朝からありがとう。
- 今回も、東小浜でお祭りの山車と遭遇。以前と走行ペースが変わっていないのかな?
- 私設エイドがとても充実していた。前半の女の子エイドは有名だが、鞍馬への下りからゴールにかけて、辛い箇所に私設エイドがあった。みなさん、ありがとう。
自分の体について
- 当日はあまり筋肉痛がなかったが、2日後に階段の昇り降りが大変になった。年齢を感じた。
- 萩往還140kmよりも疲れた。萩往還ではトレッキングポールを使えたのが良かったのか。
- 足のアーチが落ちているのがよくわかった(特に左足)。中之条ロゲで教えてもらった「テニスボールぐりぐり」をすると、痛気持ちいい。
- 足のマメは、ほとんど無し。プロテクトJ1が優秀なのか、バンドエイドの靴ずれブロックが良いのか、シューズが合っていたのか。
但し、紐を強く締めすぎたせいか、足の甲が少し痛む。
使ったグッズについて
グッズも、いつもと同じものや初めて試してみたものなど、いろいろありました。
リプレニッシュについて
ハイドレーションに、MUSASHIのリプレニッシュを1.5L入れて持っていった。
リプレニッシュは、かんきつ系の味で、ウルトラマラソンでは良く使っています。
- リプレニッシュは、走りながら飲むと濃く感じた。水入りのペットボトルを胸ポケットに入れて、交互に飲んだ。
- リプレニッシュは1.5Lを背負っていったが、走り終わって確認すると、残量が1L。0.5Lしか飲まなかった。
基本はエイドでの水分補給で、エイド間での水分補給のみに使ったためだろう。 - 当初は予定していなかった、「水」も「いろはす」のペットボトルに入れて、胸ポケットに差していた。
水はエイドで適宜補給しており、総量で1L弱を飲んだかな。 - 以前、胸に入れたペットボトルが当たって痛かったので、なるべく薄いペットボトルを選んだ。今回は、「いろはす」にした。
ウェアについて
- トップスのベースレイヤーは、迷った末に半袖にした。(念のため、長袖と半袖のSkinsの両方を持っていった)
転倒などの危険性があるので、トレイルでは長袖が定番だった。
しかし、今回は最高気温が30度を超えるということで半袖にした。
結果、特に転ぶこともなく、無事だった。
でも、前半は涼しい風が肌にあたって少し違和感があったので、多少暑くても長袖でよかったかもしれない。
長袖にしても、かぶり水を腕にかけるなどで冷やしながら行けるし、そもそも山は日陰になる方が多いので、長袖のほうが疲れなかったかも。 - ボトムスは、定番のCW-X スタビライクスロングタイツ。トレイルで擦り傷などを考えると、ロングタイツがグッド。
下半身は、上半身ほど暑さに影響されないと思うので、この選択は正解だった。 - 今回、靴ずれ防止として、萩往還で使ってよかったバンドエイドと、同じような製品で少し安いドクター・ショールズの両方を試した。結果、ドクター・ショールズのスレ止めは、ガードする部分が少なく、いまいち。バンドエイドのほうが良い。
- 持参した4つのショッツは、予定通り食べた。
「食べてから1時間は効果がある」と信じているので(信じる者は救われます)、摂ったのは以下のポイント。- 女の子私設エイド(32km)
- 久多エイド(41km)
- 尾越エイド(50km)
- 鞍馬エイド(66km)
それぞれで、復活したような気がする。
まとめ
京都市の最高気温が32度と、5月にしてはとても暑い中、小浜市から京都市まで無事に走り切れました。
新緑の中、眺めも良く、楽しむことができました。
また、機会があれば出場したいです。
追伸
走行記を書きました。全部で4部構成です。