明日、3月12日から13日まで、岡山の環太平洋大学にて、ランニング学会の年次大会が開催されます。
昨日、プログラムが送付されてきました。 私は残念ながら欠席ですが、どれも面白そうです。
私が、特に興味を引いたプログラムを列挙します。
どなたか、聴講してきてくれたら嬉しいです。
- ランニングが健康に及ぼす効果(藤巻、井筒、鍋倉、河合>
- 市民ランナーを対象に調査したところ、ランニングにより、健康状態や健康に対する意識が高まる一方、ランニング障害のリスクやそれに関する医療費は増える
- 高強度走行中のランニングフォームと経済性(丹治)
- Good群のランニングフォームは、着地している間は、足首が延びてヒザが比較的曲がっている、また、設置直後に股関節が大きく伸びている
- 朝食前の運動が24時間の脂質酸化量に及ぼす影響(岩山)
- 朝食前の運動は朝食後の運動に比べて24時間の脂肪酸化を増やす(Metablism 2013)
- 長距離選手の腸内環境変化とコンディションの関連(松生)
- 大学男子長距離選手にフルグラを摂取すると、貧血状態や腸内環境、主観的コンディションに特徴的な改善あり
- マラソン誘発性筋損傷と炎症に対する分岐鎖アミノ酸投与の抑制効果(石倉)
- フルマラソン前後(前日~3日後、1日3回(4g/回))BCAA投与すると、マラソン誘発性の直後筋肉痛を軽減した。
- 傾斜の有無による疾走動作の変容に股関節筋力が及ぼす影響(田中)
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- 登り坂の方が平地より膝関節屈曲量が少ない。
- 登り坂と平地とも、膝関節屈曲量が小さい者ほどランニングエコノミー(RE)が優れている。
- 登り坂から水平面にかけての膝関節屈曲の変化量が小さい者ほど股関節外転筋力が高い。
これらより、登り坂走は「ヒザのつぶれ」が小さい経済的な走フォームを獲得するための有効な手段であることを示唆している
- 関西主要フルマラソン大会の気象条件とその傾向(山中)
- 大阪マラソンは例年10月末開催で、最高気温が20土を例年越え暑さの懸念がある一方で、11月後半の年度では最高気温が15度と理想的な一方でトイレのトラブルが多発。
- 市民ランナーにおける外傷対策の現状 大阪マラソン参加者の実態調査から(大重)
- 外傷の対処として、病院、整骨院への通院する割合が多く、柔道整復師がランナーの特徴を把握しておくことが重要。
- 市民マラソンの成績を推定する上でどのような回帰式が妥当か?(森、鍋倉、山本)
- 年齢とBMIについては2次回帰モデル、マラソン出場回数と月間走行距離については対数回帰が現実に即している