三浦半島でぐるぐる

お友達から、「お家にあそびにきてね」とご招待を受けたので、 お邪魔してきました。
道中もとてもエキサイティングで、お家の前で皆様でお迎えいただく素晴らしい歓待。
お家に上がって飲み放題食べ放題、お風呂まで浴びて、たっぷり堪能しました。

ちょっと普通(?)と違ったのは、駅から80キロ、獲得標高3000mクラス、曇りの予報が雨、北風5mでしたけど。

というわけで、昨年に引き続き、三浦とりけもとれいるじゃーにーに参加してきました。

昨年は昼スタートでしたが、今年は用事ができて夜のスタートです。
雨でもあり、途中の写真は皆無になってしまいました。

<スタートまで>

天気予報では曇りで、夜が雨。昼間は12度くらいと、走れば暑くなるはず。ウェアはTシャツ+アームウォーマーとロングタイツにしました。ポケットが欲しかったのでランパンと、砂が入るといまいちなのでゲイターも持ちました。
夜は寒いかなあ、と思い、ウインドブレーカーを持とうと思いましたが、帰りに雨が降る予報だったので、防寒も兼ねて雨具(トレントフライヤー)にしました。
後から考えれば、超ラッキーでした。

<スタート>

21時からスタート可、ということでちょっと前に到着する予定が、ギリギリになってしまいました。約80kmの道のりにCPが17個。ルートは三浦半島をグネグネと通過しています。
地図は1/25,000でA3両面印刷。色味がいいなあと思って後から見たら、Openstreetmapに基盤地図情報(の標高の情報?)を合わせて作ってあるようです。

最初は去年と同じコースです。夜走っていると、あちこちに反射材があるのに気づきます。おかげで、最初のCPは向こうから光って教えてくれました。

少し風がありましたが、快適、いや少し暑いくらいです。防寒用に着ていた雨具をいつ脱ごうかと考えながら走っていました。

<最初は最短ルート>

昨年とは違い、鎌倉方面へ最短距離(でもトレイル)を進みます。後半に注力ポイントがあるのか、はたまた最初の住宅地を避けたのか。でもこの後に十分に住宅地を通るから、そうでもないかな。
このあたりは普通のハイキングコースなので、道標もありますし、道も普通でした。

<遺跡みたいな切通し>

昨年は一筆書きでしたが、今年は小ループがあります。その代わり(?)、古い切通を2回通過することができました。これから通過する朝比奈の切通が有名ですが、鎌倉に向かう切通は色々あるようです。そもそも、住宅地から100m足らずで遺跡?のような場所が残っているのはすごいです。
残念ながら、暗くて写真はありません。

<山と丘と住宅地>

このあたりは、宅地のそばを通ります。
京浜急行に乗って、横浜を過ぎると丘や山があります。トンネルもあります。
今回のコースも、「山道を登ると、そこには住宅地」、というのが何回もあります。
ほぼ真っ平な市川市に住んでいるので、毎回驚きます。

<下って登る、2回目>

再び昨年のコースに戻ります。廃れた(?)遊歩道を抜けて、一旦民家近くに降りてきて、再び登ります。
コースは、基本的に「なるべく多くの標高を稼ぐ」ように設定されているようです。
「Pleasure in unnecessity」が主催者のモットーです。

<雨で滑る~>

少し雨が降ってきました。防寒用に雨具を着ていて、ちょうど良いです。
そして、山道が滑ります。気を付けていても、ずるり。
土や砂が入らないようにゲイターを着けていたのですが、固定用に靴裏に通しているゲイターのバンドが、トレランシューズのグリップを低下させているようです。
汚れるのを覚悟で、靴裏のバンドを外しました。滑るよりまし、でしょう。

<コンビニ、あります>

山道から降りたところは、六浦駅です。深夜2時でも開いているのが嬉しい。補給用にジェルを買いました。
ここからは、住宅地を抜けて再び山道に。指示通りに家の間の細い路地に入ります(本当にわからないところには指示があります。主催者の愛を感じます)。

三浦半島の山の標高は、たかだか200mなので大したことはありません。ですが、宅地開発が進み、山のギリギリまで平坦にしてあります。そのため、山への取り付きが急なところもあります
更に雨で滑って、なかなか登れないところもありました。
って、あとからみると、たぶんミスコースしていたと思います。

<逗子エイドタウン>

三浦アルプスの北尾根を少し進んで、逗子に降ります。

朝の6時前で、空いているお店も限られます。牛丼屋さんで補給して、先に向かいます。

<駅チカのスーパーロケーション?>

桜山に向かいます。駅からすぐ近くなのですが、今回のメインパートに間違いありません。
雨が降っています。迷う、滑る、で、よくこのルートを見つけたなあ、と感心します。
降りた場所には鉄網の扉があります。獣除けでしょうか。

この後は三浦アルプスの南尾根を進みます。少しの間、雨が止んで、葉山の海が見えました。

アップダウンがありますが、メジャーなコースだけあって急な場所にはロープがあります。雨で滑るので、とても助かりました。
分岐点がCPなのは、「ミスコースしないで」という主催者の愛なのでしょう

<コンビニ、エイド>

再び、一旦下って、また登ります。上った先にコンビニがありました。湘南国際村のコンビニです。
お腹が空いている、というより、雨風で寒いので暖かいものが食べたい、という感じ。
靴の泥を落としてコンビニに入りました。
コロナが明けて、イートインコーナーも開いていました。ゆっくり座って暖まります。

<三浦半島最高の山へ>

再び海岸線まで下ります。何回目のアップダウンか、もうわかりません。
前田川の飛び石を進みます。

雨で滑るかと思いましたが、問題なし。人工的な石なので、大丈夫だったのでしょうか。

そして、大楠山への登りです。ここは、前回は下ってきました。「長かったなあ」という記憶がありますが、やはり長かった。そして、雨にも関わらず、頂上に普通の登山者が居たことにびっくり!

<横須賀も通ります>

衣笠に下ります。途中に勾配14%の道がありました。10%が最大だと思っていましたが、あるんですね。

この先は、昨年も通った横須賀市が管理する遊歩道を進みます。山道を登って尾根道を進んでいても、すぐ脇に民家があるのがちょっと驚き。でもこのコースを通っていると慣れてきます。

<親切なおじさん>

道にでて、地図に沿って狭い「市道」を進んでいると「どこに行くの?」とおじさんから声をかけてくれました。三浦の先まで、といってもややこしいので、「長沢に降ります」と答えたら、「YRPの前を進んで…」と教えてくれました。「こっちにも道があるので…」と言ったら、「わかりにくいけど、そっちでも行けるよ。気を付けてね」と言われました。
確かに、普通の人は選ばない道だなあ、と思いつつ、でも舗装しているし、市道だし…と思いつつ、寒い雨の中進みました。

<ゴミ箱の無いコンビニ>

最後(のはず)のコンビニで、温まろうとカップラーメンを食べようと思ったのですが、ゴミ箱が無いと書いてありました。肉まんを食べてがまんがまん。

<最後の登り>

最後は、三浦富士と武山へ。メジャーなハイキングコースなので、今までよりもラクなルートです。でも雨なので誰にも会わず。下りは、ちょっとマイナーなルートなので、気を抜くと滑りそうでしたね。

<キャベツ畑を進む>

下り切ると、あとは舗装道です。両側に春キャベツの畑を抜けて進みます。お腹空いたなあ。

<海岸沿いのゴール>

最後は海岸沿いに進みます。風が強くて寒いのですが、今までと比べると誤差、でしょうか。そんな中、向こうに傘をさしてお出迎えしていただいた主催者!ありがとうございます。

<食べて飲んで温まって、爆睡帰宅>

暖かいお家でお風呂までお世話になり、飲んだり食べたり。走行しているうちに、往復の100マイルを走り切ったトップの女性がゴールするとのことでお出迎え。笑顔でのゴール、すごいなあ。

そんなこんなで、帰宅翌々日は、泥が付いたウェアとシューズの洗い物でした(翌日は雨…)

偶然雨具を持っていたからなんとかなりましたが、そうでなければ大変なことになっていたでしょう。
来年は、もっと楽しい?コースになるようで、雪が降っても大丈夫な装備で行こうと思います…?

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