ブルックスのランニングシューズ「GTS15」と「ローンチ3」を同じ時期に手に入れました。2つを比べました。
なお、ローンチ3は、2月に買って、既にフルマラソンを2回走っています。GTS15は入手したばかりで、まだ10kmも走っていません。
GTS15とローンチ3の位置付け
ブルックスのランニングシューズは、「ナチュラル」「スピード」「ライトクッション」「クッション&サポート」に分類されています。
GTSは、サポート力が特長
GTSは、「クッション&サポート」に分類されていす。
GTS16の説明によると、
- オーバープロネーション対応モデル
- バイオモゴDNAを採用。安定性に優れたサポートシューズ。
- 3Dフィットプリントにより、シームレスになりフィット感向上。アッパー軽量化。
- ミッドフットグランドコンタクトにより接地面が増えて、オーバープロネーション効果がさらに期待できる。
- 新たにバイオモゴDNAを採用。
とあります。
ローンチは、軽量でスピードが特長
ローンチは、「スピード」です。
ローンチ4のページには、
- 脱ビギナー!サブ4を目指すランナーの軽量スピード系シューズ
- ローンチ3から、22.9gの軽量化を実現しました。
- フラットソールが生み出す安定感と高い反発性能は、ランナーはもちろん、陸上やチームスポーツのトレーニングにも最適。
- 脱ビギナー、記録更新、攻めの走りこみなど様々なシーンで活用できるオールラウンドモデル。
と書いてあります。
GTSとローンチでは、ソール部分が全く違う
ソール部分を比べると、その違いが一目瞭然です。
(写真はブルックスのページからお借りしました)
左がGTS16、右がローンチ4です
GTSは、ブロックでブレを吸収
GTS16は、ソールに細かいブロックがあり、着地の時の多少のブレはブロックの隙間が変形することで吸収してしまうのでしょう。
そして、かかとからつま先に向かって、溝が靴の外側に沿って刻まれています。
踵の外側に着地して、ぐぐっと接地しながら、つま先に抜けていく動きに合わせたものでしょう。
ローンチは、反発力重視
一方、ローンチは、ブルックスのページにも有るように、フラットです。そして、かかとからつま先への補強は、内側も外側も均等に入っています。
フラットに着地して反発で走る時の、靴の変形を少なくするためのパターンだと思います。
かかとからだんだんと着地してつま先に抜ける、という動きは、不得手なのかもしれません。
実際に走って比べてみた
実際に、GTS15とローンチ3で走ってみました。速度は、どちらもキロ7分のジョグです。
GTS15は、サポートがっつり
GTS15は、しっかりサポート感があります。
かかとは、がっつり掴んで離さないサポートを感じます。
シューズは、足全体を、すっぽり鎧で覆う感じです。(鎧ほど重くありません…)とても安心感があります。
着地の時の多少のブレは吸収感じです。無造作に足が置けるし、疲れてきた時には良いでしょうね。
着地から蹴り出しまでは、「ぐぐっと」という感じです。反発力というよりも、推進力がある感じ。蹴り出しもサポートしてくれます。
ローンチ3は、パンパン
ローンチ3は、走っていて軽い感じがします。
アッパーが一枚皮で、足を守るというよりも、包み込む感じがします。
着地から蹴り出しは、パンパンという感じ。反発を感じます。走っていて、気持ちいいですね。スピードを上げたくなります。
以前履いていた、アディダスのAdizero CS6にと同じような感じです。
まとめ:シューズの特性は、走ってみるとよく分かる
メーカーのブルックスが分類している通り、GTSはサポート&クッション、ローンチはスピードだなあ、と再確認しました。
練習のメニューなどで、それぞれの靴を履き分けたいですね。