暑くなってきましたね。でも、マラソン大会の申し込みは、すでに冬の分まで始まっています。
そんな中、8月最終の日曜日に開催されるあかぎ大沼・白樺マラソンに申し込みました。
あかぎ大沼・白樺マラソンとは
群馬県前橋市の北部にある、赤城山の山頂のカルデラにある大沼を周回するコースで行われます。
毎年8月最終日曜日に開かれます。今年は8月30日です。
クラスは5,10,20kmの3種類があり、それぞれ大沼を1,2,4周します。
平成の合併が行われる前は、赤城山がある富士見村が主催していました。今年が34回目となる、歴史ある大会です。
あかぎ大沼・白樺マラソンの良い所
8月なのに涼しい(気温は10度台!?)
標高1600mの赤城山のほぼ山頂で行われますので、涼しいです。
前橋市は最高気温が高いことでも有名ですが、市内から少し離れた赤城山に登るだけで、気温が10度くらい下がります。
そのため、8月に行われる大会でも、気温が10度台になることは良くあります。昨年は霧が出て、寒いくらいでした。
東京から近い
20kmのスタートは10時、10kmのスタートは10時5分、5kmは10時10分と、比較的ゆっくりです。
8時に前橋駅からシャトルバスが出ます。東京発6:28の新幹線はくたか号に乗れば、前橋駅に7:46に着きます。十分日帰りが可能です。
混雑なくスムーズに走れる
20kmの定員が700人、10kmの定員が1100人です。マンモス大会に比べれば定員が少なく、スタート時の混雑も少ないです。東京マラソンのように1時間前に並ぶ必要もなく、スムーズに走れます。
適度にきついコース
コースは、ほぼ大沼に沿っていますが、アップダウンが2箇所あります。それぞれ数十メートルの上りと、ゆるい下りがあります。
また、標高が高く、空気が薄いです。そのため、適度に負荷がかかります。
当日受付は不要
ナンバーカードや計測用チップは事前に送付されてきます。そのため、当日の受付は不要です。
受付を探したり、また受付で待つ必要もないので、楽ですね。
あかぎ大沼・白樺マラソンの改善して欲しいところ
駐車場が少ない、道路が渋滞する
赤城山の山頂で行われるので、公共交通機関がほとんど使えません。前橋駅からの定期バスと、前橋駅と前橋市内駐車場からの大会専用のシャトルバスだけです。
そのため、殆どの人は車で参加します。ですが、山の上なので、駐車場が限られています。スタートは10時なのですが、2時間前の8時でも駐車場を探すのは厳しいです。
また、車での参加が大半であり、アクセスする道が3本(メインは、「南面道路」といわれる1本のみ)なので、大会終了後に道路が混雑します。ある程度下りてこないと抜け道もないため、じっと待つ必要があります。
それでも、都内の4km渋滞とは比べ物になりません(信号もない一本道なので、ゆっくりですが車は流れていきます。)
今年はシャトルバスで参加予定なので、渋滞してものんびり待っていれば良いだけです。そのため、あまり気になりません。
あかぎ大沼・白樺マラソンの位置づけ
私の中でのこの大会の位置づけは、ずばり「夏の練習成果を測る」です。
ここしばらく、ずっと20kmの部に参加しています。夏の暑い中にどのくらい練習することができたか、秋のシーズンに向かって練習方法を変える必要があるか、などを、走った感覚や例年のタイムとの比較などから考えます。順調に仕上がっていればレースペース走を早めに始めるし、そうでなければLSDやロング走でもう一度基礎を作ることを行います。
群馬県では、8月後半に昔から続いている大会が2つあります。一つは、この「あかぎ大沼・白樺マラソン」。そしてもう一つは、この1週間前に藤原湖で行われるデサント藤原湖マラソンです。どちらも、標高が高く夏も涼しい群馬県ならではの大会です。
夏の練習成果を測る大会として、おすすめです。