いちかわウォーキングマップの5番目のコースは、「閑静なまちにたたずむ文化をめぐるコース(八幡・菅野・鬼高周辺)」です。
右に曲がると、サイゼリヤの一号店がありました。今は営業しておらず、研修用の施設になっています。
国道14号に出たところが、「八幡の藪知らず」です。駅から数分のところに、藪が残っています。
昔は広大な藪が広がっていたのかもしれませんが、今は住宅地や商業地の一角に藪が残っているだけです。
14号線のところに、大きな鳥居があります。京成線の線路の向こうにある、葛飾八幡宮の鳥居です。
地図にあった「市川市民会館」は、建て替え中のため、今は何もありませんでした。
葛飾八幡宮の境内を抜けて、水木洋子邸に向かいます。細い道を通りますが、角には看板がありますので迷わずに着きました。
市川市のページによると、
「ひめゆりの塔」「裸の大将」「純愛物語」などヒット映画のシナリオ作家として知られる水木さんは、1947(昭和22)年から市川市八幡に邸宅を構え、ここを創作の場としました。
2003(平成15)年4月8日、水木洋子さんが逝去され(享年92歳)、自宅や自筆原稿など一切の財産は、水木さんの生前の意思により、市川市に寄贈されました。 現在、これをもとに「市川市水木洋子文化基金」を設け、市民サポーターとともに、「水木邸の公開」、「文学ミュージアムでの企画展」、「水木洋子の世界」「映画鑑賞会」など、水木洋子の顕彰事業を行っています。
とあります。女性脚本家の草分けの方です。
第2,4の土曜日と日曜日の10:00-16:00に邸宅を開放しています。平屋建てで庭も広く、見事な邸宅でした。ちょうど他に見学者もおらず、ボランティアの方から丁寧な説明を聞くことができました。
ここからは、再び細い道を北に向かい、2車線のバス道路に出たら西に向かいます。次は白幡天神社です。
今よりおよそ800年前の治承4年(西暦1180年)に、源頼朝が下総に入った際、当地に源氏の御印である白旗を掲げたことが御社名の由来と伝えられています。その後、天正12年(西暦1584年)正親町天皇の御代に、御本殿再建の記録があります。現在の本殿は明治13年の造営で、拝殿・幣殿は、昭和36年に鈴木義信宮司の下に造営されたものです。
とあります。
2車線の道に出て、「御代の院」に向かいます。ここは、2車線の道路の脇に小さな社があるだけです。
注意しないと見落としそうです。
ここまでで文化的建造物は、終了です。真間川に出て、ゴールを目指します。
ヤオコーの脇を曲がり、東京歯科大学市川総合病院の脇を通って真間川に出ます。
川沿いは桜の木があります。今は葉が茂っていますが、桜の季節はきれいなのでしょう。
八方橋をすぎると、道路の工事をしています。そのため、道が少し変わっています。
国道14号を超えると、生涯学習センターメディアパーク市川です。市川市の図書館があります。
隣には現代産業科学館があります。ここがゴールです。
向かいはコルトンプラザです。コルトンプラザから本八幡駅まで、無料のシャトルバスが出ています。帰りはこのバスを使うと便利ですね。