経営コンサルである著者が、他人に先んじて「発見」するためのコツを記した本。
講演を多数行っている著者らしく、講演を聞いているような感覚で読み進められる。
以下、著書から。
「発見」は難しいことでない。普通の人が「発見」できないのは、見ていないだけであり、見ていれば他者よりも「発見」できる。ただし、見るためには、関心を持って、仮説をもって物事を見る必要がある。
関心を持ち、仮説を創るためには、新聞での定点観測などにより「ずれ」を見つけたり、複数の事象を関連付けたりする。
最後に、物が見えるための10のヒントが掲載されている。
コンサルタントの考え方のエッセンスが良くまとまっている本だと思う。Amazon.co.jpの「なか見検索」では第一章の冒頭が読める。ここを読むだけでも、著者の講演の上手さ(聴衆のつかみ方)が判ると思う。
やはり、このような本は実践してこそ意味がある。できる範囲から手をつけていきたい。まずは、「日経は1面から読む」「日経を定点観測する」と言うことからはじめよう。
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