アプリケーションに進出するコンポーネントベンダ:CISCO

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CISCOといえば、ルータから始まってIP通信でのさまざまな装置を提供している企業である。そのCISCOが、ビデオ監視ソフト企業を買収するとの記事がitmediaに掲載されていた。

Ciscoでは、ビデオ監視インフラ市場を高成長分野とみており、BroadWare買収で製品ラインの拡充を図る。
 BroadWareが提供するのは、IPベースのビデオ監視ソフト。


ベンダが、事業拡大のために自社製品を活用できるサービスに手を出すのは当然。但し、水平分業が進んでいる現在、そこには既にサービスを提供している実績のあるプレーヤもいる。そのため、M&Aでプレーヤごと手に入れてしまい、シナジーを出して他社に勝とうという戦略である。

itmediaの記事によると、CISCOは1年前にも別のビデオ監視システム企業(SyPixx)を買収している。
「監視」の必要性の増加という社会背景と、基幹事業であるルータの拡販の為に帯域幅を消耗するサービスを作りたいという自社側のロジックが一致しているのだろう。

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このページは、thikが2007年5月23日 23:25に書いたブログ記事です。

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