弁護士になって5年で種々の画期的な勝訴をもたらしている著者。本書は、弁護士は言うに及ばず一般社会においても如何に論理力が必要となるか、また論理力があればどれほど有利かについて述べている。
そして、痴漢事件の具体例を通じて、論理力があれば有利に物事を運ぶことを実証している。また、論理力と共に情報収集及び情報整理力も欠かせない。それらを基に、相手を説得するのではなく納得させて交渉を勝ち取る。
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自信に満ち溢れた本、というのが第一の感想。論理力の必要性と、それを支えるための情報収集の重要さについてはいわずもがなだが、それをここまで言い切る著者の自信はどこから来るのかという点に興味を持った。論理力を鍛えるためのhow toというよりも、論理力を鍛えることができれば、これほど自信を持って人生を送ることが出来ますよ、という見本と考えた方が良いか。弁護士よりも、タフな交渉が必要な外務省で国益を増加するために活躍されたほうが良いのでは、と余計なおせっかいを考えてしまった。
プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術 | |
荒井 裕樹 おすすめ平均 説得する技術を学ぶのに役立ちました。 笑っちゃう。。 弁護士が書く、論理力、同年代、興味あり、で買った本。 ★最もシビアな法的交渉で得られた「論理思考」を盗める1冊 血の通った論理の本 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
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