ドコモがケータイ決済用のクレジットカードを立ち上げる(cnetの記事から)。今までもNTTグループでカードは発行していたが、今回は小額決済向けに与信額を1万円に制限する一方で審査なしとするメニューを作った。iモードの課金と同様のシステムだ。
iモードでサイト閲覧料のビジネスを行い、おさいふけータイでプリペイドの事業を他社と提携して立ち上げた。これら2つの「練習」を踏まえ、本命のポストペイ(後払い)を自社だけで構築した。現状では、「決済」は携帯端末の用途の1つでしかない、すなわち垂直統合された用途のうちの1つである。しかし、近いうちにそれが必須となる世界、すなわち、水平方向での独占を実現している世界を作ろうとしているのだろう。今後は更なる手数料ビジネスを目指して、「ドコモ銀行」を作るのだろうか。
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