プロフェッショナル・アントレプレナー 第10章 リスクと不確実性に対処する

| コメント(1) | トラックバック(1)

Freemindで書いた要旨は、こちら。
051108professonals_10.gif

ベンチャーには不確実性がつきものであり、これを低減させる必要がある。
そのためには、まず、事業計画や財務計画を立て、仮説を調査により検証する必要がある。また、投資は最小限とし、特注は避けて標準品を採用したり、リースで対応したり、また固定費を変動費化することを検討する必要がある。また、不確実性への対象のために、柔軟性を保つ必要がある。例えば、市場の変更などに迅速に行う必要がある。
 また、他人にリスクを転嫁することも有用である、ベンチャーキャピタリストや専門家、同種業務を業務を手がけている人はベンチャーよりもリスクが少なく、引き受ける可能性がある。さらに、一流企業のお墨付きを得たり、既存製品とのつながりを保ったり、業界団体に加盟することによってもリスクを軽減することができる。
 リスク軽減のための手法には、大きく2つある。シナリオ分析は、投資への影響要因をリストアップして、それらの結果を想定するものである。不確実性が高い場合に有効であり、本手法によって制約条件の重要度明らかになる。もう1つの手法はリアルオプションである。これは複数の場合に対して確率的に加重することにより将来価値を算出するものである。NPV(正味現在価値)法が、1つの時点での1つの仮説による推定であるのに比べ、より不確実性に対処可能である。
 最後に、ステークホルダーにリスクを負ってもらう方法としては、約束を守る、事業に責任を持つ、公私ともにつながる、各種ステークホルダーを一堂に会させ、嘘偽りがないことを自ら確かめさせる、ステークホルダーの関与を次第に増やし、少しずつリスクを増加させる、等の方法がある。

トラックバック(1)

トラックバックURL: http://thik.jp/MT-5.2.8/mt-tb.cgi/645

再度読み返した。やはり、チェックリスト的に使う本だと思う(本自体もそのような体裁... 続きを読む

コメント(1)

thikさん、各章ごとのまとめとマインドマップ、凄いですね。本書を振り返る参考にさせてもらいます。ありがとうございました。

コメントする

このブログ記事について

このページは、thikが2005年11月 8日 02:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「プロフェッショナル・アントレプレナー 第9章 最適な事業体制を取る」です。

次のブログ記事は「やはり顧客よりもお金:SkypeのEbayによる買収」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。