クリティカル・ワーカーの仕事力 赤堀広幸著

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クリティカル・ワーカーとは、「自ら前例のない仕事に取り組み、自らの思考、発想でブレークスルーする人材」を指す言葉で、株式会社ワークスアプリケーションズの牧野CEOが名づけた。

クリティカル・ワーカーには、以下の特徴がある。

  • 一緒に仕事をしていてお互いにインスパイアされる
  • 相手の考えを認めながらも、決して相手の説明を鵜呑みにしない
  • 全ての問題を本源的に考え、浅い考えが何一つない
  • 物事を正しく進めたいため、問題を放置したまま先に進めることができない
また、
  • 思考がワープするため、(普通の人には)気まぐれにみえる
  • 適当に手早く、前と同じ仕事を繰り返すことができない
という、「ルーチンワークができない」欠点がある。



目次

はじめに―「100人に1人しかできない仕事」をする
1章:クリティカル・ワーカーという人材像
2章:自分たちにしかできない仕事
3章:クリティカル・ワークの実際
4章:ブレークスルーの方法論

  1. 目標を持つ
    • 問題を放置しない
    • 目標を設定する
  2. 頭を使う
    • 先に理想を考える
    • 「なぜなぜ思考」で考える
    • ブレークスルーの方法論を見出す
  3. 人を巻き込む:「スピルバーグになる」
    • 他者を巻き込む
    • シナリオを共有する
  4. 成果を出す
    • リーダーシップを発揮する
    • 成果を共有する

5章:クリティカル・ワーカーを目指す者への指針
6章:クリティカル・ワーカーを興奮させ続ける
解説:「クリティカル・ワーカー」という選択─ヘッドハンターの視点から




クリティカル・ワーカーの仕事力
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このページは、thikが2005年9月12日 00:57に書いたブログ記事です。

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