http://www.ntt-east.co.jp/ptd/info/info.htmlによると、偽造カード対策として始まったICカード公衆電話が撤廃され、それ以前からあった磁気カード型公衆電話に統一されるとのこと。
公衆電話のご利用は年々大幅な減少を続けており、特にICカード公衆電話は磁気カード公衆電話と比べてご利用が少なくなっております。とあるが、これを理由にICカードを廃止し、磁気カードに統一するのはなぜだろう? なぜ、ICカードの方が利用が少ないのだろう?偽造カードが流行り、高額のテレホンカードが廃止になったとき、なぜ磁気カード型公衆電話を廃止しなかったのだろう?機器メンテナンスコストは、機構系がない分だけICカード公衆電話の方が少なく、メリットは大きいと思う。FAQによれば、停電時には、バッテリ駆動になってしまう磁気カード型公衆電話よりも、局給電で動作するICカード型公衆電話のほうが優れているようにも思う。
より良い(と私は考える)ICカード型公衆電話が市場(顧客)に受け入れられなかったのなら、まだ納得もする(それでも、NTTは顧客をICカードにリードすべきだし、従来はそのように仕向けてきたはずだ)。が、供給者が、数年前とまったく異なる結論でICカード型公衆電話を無くすのは、腑に落ちない。
個人的には、公衆電話でありながら速攻でリダイヤルできるので、チケット予約などの特定用途には大変便利だったんですけどね。
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