コトラーのマーケティング思考法

| コメント(0)


コトラーのマーケティング思考法

市場での競争が激化している昨今、従来の「垂直型」のマーケティングだけではうまくいかない。水平型のマーケティングが必要。そのためには、以下の3ステップが必要。

  • ステップ1 水平移動の対象を決める
  • 水平移動によりギャップを生み出す
  • ギャップを埋める方法を考える。
ギャップの生み出し方として、「オズボーンのリスト」を発展させた6つの方法が有効。
また、視点をずらすレベルとしては、「市場(特に代用が有効)」、「製品」、「その他の4P」に分けて考えるとよい。
また、著者は、「ラテラル(水平)マーケティングは、手法が定まっている分、ブレストよりも有効」と主張する。


原著は、「Lateral Marketing New Techniques for Finding Breakthrough Ideas」「水平」というよりは、「隣の」という感じ。ちょっと視点をずらす、という感じかな。 オズボーンのリストというのは、QC活動に携わった(やらされた)ことがある方なら、誰でも聞いた事があると思います。QC活動に余り良いイメージがないのですが、手法は有用ですよね。 また、上で「オズボーンのリスト」としてリンクしたのは、日本創造学会のウェブ。色々な学会があるのですね。
コトラーのマーケティング思考法
フィリップ・コトラー フェルナンド・トリアス・デ・ベス 恩藏 直人 大川 修二



東洋経済新報社
2004-04-23
売り上げランキング 8,352

おすすめ平均 
ついに来た
マーケティング+創造を仕事にしている人には必見
ほんのマーケティング

Amazonで詳しく見る
   by G-Tools
--------

コメントする

このブログ記事について

このページは、thikが2004年12月13日 22:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「創造の原理」です。

次のブログ記事は「コトラーのマーケティング戦略」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。