前回の続き。
4章は、「自社製品にとって最高の顧客とは」。
無消費*1)の顧客に価値を提供すれば、良い。 以上終わり。
なのですが、実際には困難と説く。その理由は、企業の資源分配が、既存顧客の防衛に走り勝ちであるから。また、無消費には、既存のチャネルでは対応できないこと。
では、どうするか。
新規事業開発のチームに資源分配をする。その後は、チームが既存顧客の防衛ではなく、無消費の顧客(彼らへの戦略は、当初は既存顧客に影響しない)の攻略に当たらせること。当然、チャネルも新規となる。
*1)無消費とは:今は、何らかの理由で製品・サービスを利用していない状態
* * *
コーポレート内ベンチャ化の考えとよく似ているな。
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