今日は、館山若潮マラソンを走ってきました。左腕にはSF-810、右腕と胸にはGH-625XTの2つのGPS付心拍計を装着し、さらにスマホのSportsTrackerアプリで計測しました。結果は…
以前も簡単に比較した
SF-810を買ったときに、スペックなどを簡単に比較しました。
今回は、フルマラソンで実比較です。!
まずは、正確さの比較
3つのデバイスを比べると、以下のようになりました。ただし、SportsTrackerは、「2km/h以下は記録しない」という設定にしたので、立ち止まっている時間はノーカウントです。
結果は、こうなった
デバイス | 距離(km) | 時間 | 累積上昇(m) | 累積下降(m) | 消費カロリー |
---|---|---|---|---|---|
Epson SF-810 | 42.77 | 4:25:39 | 323.7 | 333.9 | |
Globalsat GH-625XT | 43.09 | 4:25:04 | 136.5 | 164.4 | 3,021 |
SportsTracker (Docomo L-05E) | 42.81 | 4:10:25 | 961 | 972 | 2,798 |
記録 | 42.195+α | 4:24:43 |
距離は、3つともほぼ同じ
ゴールしてから計測を停止するまでの時間がバラバラですが、3つのデバイスの誤差は300m足らずです。後ろの方に並んで、号砲から計測を始めました。そのため、スタートロスの距離を含んでいます。
距離は、3つともほぼ正確でしょう。
ちなみに、SF-810で測定した結果は、こんな感じでした。
累積上昇と下降は、まちまち
上昇と下降の記録は、3つともまちまちです。
館山若潮マラソンのコースは、スタートしてから15km付近までは、わずかなアップダウンが何回かあります。その先の25kmから30kmすぎまでは、かなりのアップダウンとなります。最高標高地点は、40mだったでしょうか。
体感的には、累積標高は100mでは利かず、200mくらいかなあ、と思います。
なお、スタートとゴールが同一地点なので、累積上昇と累積下降は同じになるはずです。
3つのデバイスを見てみると、GH-625XTは累積上昇と累積下降の差が30m近くあります。また、累積上昇自体も、136mと、ちょっと少なめです。
SportsTracker(Docomo L-05E)の累積上昇と累積下降の差は9mと、比較的優秀なのですが、そもそも900m以上も上ったという感覚はありません。
一番現実に近いのは、EpsonのSF-810でしょうか。
ルートラボで、SF-810の軌跡を入れてみると、「登り428m、下り423m」と出ました。
やはり、SF-810のアップダウンが一番現実に近いのかもしれません。
ルートラボの軌跡は、こちらです。
装着感は、SF-810の圧勝
左手にEpsonのSF-810、右手にGlobalsatのGH-625XTを装着して、走り始めるとすぐに感じたのは、「右手、超重い!」でした。
SF-810が52g、GH-625XTが83gと、30gしか変わりませんが、その30gがすごく大きく感じました。走っているとだんだんと慣れてきましたが、でもやはり軽い方がラクです。
心拍計測の安定性は、GH-625XTに分があり
SF-810は、腕で心拍(脈拍)を計測するので、胸ベルトが不要で手軽です。でも、今回、一度心拍の表示が消えたことがありました。SF-810のベルトをきつく締めなおしてしばらくしたら復活しましたが、ちょっと不安定なのかもしれません。
GH-625XTは、ずっと安定して計測できました。心拍の安定性は、やはり胸ベルトの方が良いみたいです。
表示の見やすさは、GH-625XT
GH-625XTの2段表示は便利
GH-625XTの方が重い分、表示が大きいです。いつもは、2段表示にして、上段がペース、下段が心拍数の表示にしていました。
こうすると、「ちょっとペースが落ちてきたから上げるか」とか、「心拍数が高めなので、ちょっと落とすか」という判断がすぐにできました。
「ペースが遅くて、心拍も高い」というのも一目瞭然で、どうしようか悩むこともしょっちゅうでした(笑)
SF-810は、大きく表示されるのは1項目のみ
SF-810は、3つの項目を表示できますが、1つが大きく表示し、残りの2つは小さくなってしまいます。
老眼にはちょっときついです(笑)
まとめ:やっぱりエプソンのSF-810
心拍がたまに計測できない、とか、主表示が1つだけ(切り替え可能)とか、ありますが、やはり軽さと胸ベルト不要の手軽さで、Epson SF-810が便利です。電池の持ちもよさそうですし、しばらくはメインで使う予定です。