市川市スポーツ指導者講習会:指導計画と安全管理

先週の日曜日は、市川市のスポーツ指導員講習会でした。

先生は、法政大学の鈴木先生。急遽のピンチヒッターとのことでした。

午前中の科目は「指導計画と安全管理」です。資料を使っての説明でした。主なところを抜き出してみます。

指導計画

  • 指導計画は、対象者の特性に合わせて。
    年齢、環境、目標、指導期間、プレイヤーの性格、プレイヤーの構成とチーム
    特に、目標は指導者主導になりがちなので注意。
  • 指導者の特性 自己の生活を確保しつつ指導にあたる
    自己の資質を認識する
    環境:どの程度負担を掛けられるか(自分自身、周囲)
    、支援者の存在、練習場所、トレーニング機器
  • 計画立案の準備
    練習手段の収集、練習手段の分類、指導プログラムの作成
  • 指導計画の種類
    生涯、長期、年間、期間、月間、週間、日間
  • 計画は、実施、変更、検証

安全管理

  • 安全確保の知識
    • 指導前
      対象のレベルと指導目標のすり合わせ
      既設、場所などを踏まえて計画立案
      安全確保の面から計画見直しも必要
    • 指導直前
      練習場所への移動中の安全指導
      携帯品(救急箱など)、施設、機器の点検
      対象の体質、心理状態を観察
    • 実施中
      対象個々の動きの観察と変化への対応
      練習場所のコンディションや天候変化に注意
    • 終了時
      整理運動で対象を観察
      軽いけが等の手当をしておく
      帰路の安全指導
  • 施設、用具の点検
    • 施設のチェック
      床、グラウンドなどの点検、
      場所を共用する際の取り決め(野球部とサッカー部など)
    • 用具のチェック
      対象の技能レベルに応じて選択
      用具の強度や消耗程度、破損の有無を事前に確認
  • 安全確保のための具体的行動
    単独指導では安全優先の位置で
    プレイヤーの動きを予測して
    衝突回避などのルールを決める。
  • スポーツに関する保険制度
    スポーツ指導者保険:あまり知られていない
    スポーツ安全保険

ここも試験範囲ですが、とらえどころが無くて難しいですね。

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