しおや100kmウォーク 準備したもの、忘れたもの
11月に栃木県塩谷町で行われたしおや100kmウォークに参加しました。夜通し歩くので、準備がいろいろと必要でした。
次回のために、準備したものと準備しなかったものをメモしておきます。
(といっても、しおや100kmウォークは例年は4月に行われるので状況は違うかもしれませんが)
走る大会とは、持ち物はだいぶ違う
私は普段はウルトラマラソンやジャーニーランを楽しんでいて、「気が向いたら走ったり、歩いたり」という大会に参加しています。荷物の重さは疲れに直結するので、なるべく軽くして走りやすくしています。また、荷物が体にフィットしていないと、揺れて走りにくいです。
でも、歩く大会は荷物の揺れについてはあまり気にしなくて良さそうです。パッキングもルーズでOK。
一方で、「寒いから走って体を温める」ということはできません。
そのため、持ち物はウルトラマラソンやジャーニーランとはだいぶ異なりました。
準備したもの
寒さ対策のウェア(トップス)
昼間は20度、でも夜は3度くらいまで下がる予想でした。なので、万全を期して沢山持ちました。
トップスは、5パターンのウェアリングを考えていました。
持っていったものは全部で5枚。昼間はフリースとウインドブレーカーはリュックに入れていました。
- ミレーのドライナミックメッシュ Tシャツ。
- 暑くても汗抜けするので、重宝しています。また網目の生地が厚いため、上にウインドブレーカーを着れば暖かい空気を逃がしません。
- 大会の半袖シャツ。
- 事前に送ってもらった、しおや100kmウォークのTシャツです。
- 長袖のTシャツ。
- ランニングの大会の参加賞でした。
- アームウォーマー。
- 腕にフィットするアームウォーマーです。半袖シャツと組み合わせます。
- フリース。
- かさばらず、保温効果があるフリースは今回のキーアイテムです。北欧生まれのピークパフォーマンスのフード付きを持っていきました。耳まですっぽりのフードが暖かくて、とても役立ちました。
- 薄手のウインドブレーカー。
- 極薄のウインドブレーカーです。風が吹くと、フリースだけでは寒いかも、と思い、完全に風を通さないウインドブレーカーも持ちました。
いろいろ持ちましたが、結局、以下の3パターンになりました。いずれも肌着としてミレーのドライナミックメッシュを着ていました。
- 昼間は、半袖Tシャツ+アームウォーマー。昼間の暑い時はアームウォーマーを下げていました。
- 夕方2時間くらいは、大会の半袖Tシャツ+アームウォーマー+極薄ウインドブレーカー
- 夜は、大会の半袖Tシャツ+アームウォーマー+フリース
なお、到着後に矢板行きのバスを体育館で待つ間は寒くて、持っていったものを全部着ていました。
寒さ対策のウェア(ボトムス)
ボトムスは、4つを持っていきました。
- アシックスのショートタイツ。
- 太ももまでのものです。
- ナイキの裏起毛のロングタイツ。
- くるぶしまで隠れて、ヒザもサポートしてくれるタイツです。
- ウインドブレーカー。
- ゆったりしたトレーニングウェアで、風を防いでくれるものです。
- オーバーパンツ。
- ダウンが入っているオーバーパンツです。
本番は、
- 昼間は、ショートタイツ+ウインドブレーカー
- 夕方2時間くらいは、ショートタイツ+ロングタイツ
- 夜は、ショートタイツ+ロングタイツ+ウインドブレーカー
オーバーパンツは履きませんでしたが、トップスと同様にゴール後の体育館では履いていました。
靴下
靴下は、ウルトラマラソンやジャーニーランで履いている5本指ソックスにしました。
ランニングではフォアフットやミッドフット着地ですが、ウォーキングではかかと着地からつま先蹴り出しになるので、滑り止めつきの5本指ソックスにしました。
途中で靴下を履き替えている人も居ましたが、私は脱ぎ着はせずに、そのままでした。
Yamatuneの靴下は、厚手ですが蒸れが少なく、いい感じでした。
皮膚の保護クリーム
皮膚の保護クリームとして、プロテクトJ1を足の指の間や股間、肩などに塗りました。ワセリンでも良いと思いますが、より長い時間キープするので、プロテクトJ1にしました。これも、いつものウルトラマラソンで使っているものです。おかげで、マメはできませんでした。
手袋
寒くなることを予想して、トレイル用の手袋と、それに重ねる軍手、さらには炊事で使う薄いビニール手袋を持ちました。
厚手の手袋でも良いのでしょうが、途中で写真を撮ったりするときに面倒なので、重ねて使うことを選びました。
当日は風が無かったため、軍手をたまに使った程度で、ビニール手袋は使いませんでした。トレイル用の手袋は、夜はずっとしていました。
ライト
ヘッドライトにしました。ウォーキングなので速度がそれ程早くなく、ハンドライトでも良いと思いますが、体の上下運動が少なく、また多少重くても負担にならず、かつライトで照らす範囲が安定しているヘッドライトにしました。
トレイル用のヘッドライトは超明るいのですが高いので(笑)、いつも使っているジェントスを持っていきました。
リュック
リュックは普段使い用をそのまま使いました。走る場合にはフィット感が重要ですが、歩くのであまり気にせずに両肩で背負えるものにしました。一応、チェストベルト付きにしました。
ウエストポーチ
スマホで写真を撮ったり、また通過時刻を記載する紙とペンを入れるため、ウエストポーチも持ちました。このウエストポーチには、ペットボトルを入れておく場所もあります。
普通はウエストポーチは腰にするのですが、すぐ取り出せるよう、お腹に着けていました。
持たなかったもの
いろいろ持つと重くなります。考えた結果、持たなかったものもありました。
保温できる水筒
開催案内にも「持っていった方が良いよ」とされているのですが、忘れました…
夜のエイドでは熱湯やインスタントコーヒーが出される箇所があり、それを水筒に入れて道中に熱いものを飲んで温まるのも良いと思います。
当日はそれほど気温も下がらず、また雨風が無かったので、結果オーライと思います。
雨具
雨予想が無かったので持ちませんでした。雨のマークがあれば、ポンチョ(小雨の場合)かレインウェア(結構降りそうな場合)+ザックカバーの予定でした。
痛み止めの薬
私のポリシーは、「我慢できない痛みなら、大会後の生活に支障が出るので、リタイアする」です。そのため、痛み止めの薬は持ちません。
まとめ
ウルトラマラソンやジャーニーランと比べて、防寒対策を念入りにしました。結果としては当日に着なかったものもありますが、寒さでダメになるよりはマシ、と考えています。
おわり。