6月に群馬県で開催された「スパトレイル」に、1年ぶりに参加しました。
ギリギリ雨に降られず、気持ちよく走って(後半は歩いて)来ました。
スパトレイルは、「スパ」(温泉)を結ぶトレイルの大会です。群馬県の四万(しま)温泉をスタートして、草津温泉までの72kmコースがメインです。途中の野反湖から草津温泉を目指す38kmのクラスもあります。
今年からは、四万温泉から草津温泉までのコースのうち、野反湖と名物の世立八滝がカットされた56kmのクラスもできました。
去年は72kmのクラスに参加しましたが、世立八滝の特設関門で5分オーバーとなりゴールできませんでした。
今年は、56kmのクラスにしました。72kmと同じ制限時間なので、かなり余裕があるはずです。その分、温泉と景色を楽しもうと思いました。
前日は沢渡温泉
東京駅からJRバスで中之条に向かいました。渋滞で30分以上遅れて到着です。
近くのスーパーで買い出しをして、駅からの専用バスで受付会場に向かいます。
会場に到着したのは14時過ぎ。急いで携行品チェックを済ませてゼッケンをもらい、14時15分からのブリーフィングに参加しました。
鏑木さんの楽しいコース説明の後は、美味しいなめこ汁を頂きました。
昨年は四万温泉だったので、今年はもう一つの沢渡温泉に宿泊することにしました。
沢渡温泉へのバスに乗ったのは、10人位でしょうか。沢渡温泉は四万温泉とは違い、こじんまりとした温泉街でした。
泊まったのは三喜屋旅館。2人部屋でした。
荷物を下ろして、公共の温泉に向かいました。宿泊者は無料なのです。
草津温泉と同じく、かなり熱めのお湯でした。
旅館に戻って、翌日の用意をします。夕方6時の夕食は部屋食でした。
旅館の内湯にも入りました。こちらは少しぬるめです。
午後8時ころ、同室の方が合流しました。沼田の方で、受付を済ませた後にお仕事をしていたとのこと。
1時間ほどして、消灯です。
当日は2:30起床
翌日はバスが3:30に出発します。2:30に起きて、おにぎり3つを食べました。スタート会場への到着は4時ころ。朝食をもらい、おにぎり2つを食べます。
結局、おにぎり5個を食べました。。
トイレを済ませると、スタート時刻です。スタートの時には、雲が切れていました。このまま降らなければ良いのですが。
スタート!
後ろからゆっくりスタート。温泉の中を抜けて、林道を進みます。走ったり歩いたりしながら、最初の給水です。
ここでは水をもらい、すぐにスタートしました。
だらだらと下ります。昨年崩れて通れなかったと思われる場所からは、緑の山々がきれいに見えました。
再び登って別荘地に入ります。そして、第2エイドに到着。ここは食料がありました。
今回は時間に余裕があるので、たっぷり休みます。
ここから一旦下ります。沢は、地元の消防団と思われる方がサポートしていただきました。
集落を抜けると登り始めます。ここからは、だらだらと長い登りが続きます。
先頭は軽やかに走って登るんだろうなあ、と思いつつ、ほぼ歩きで進みます。
舗装道と交差すると、頂上が近くなります。
右側が開けていると、野反湖が近いです。
野反湖で折り返す
72kmは湖岸をぐるっと回りますが、56kmはここで折り返しです。
湖の反対側が、72kmのエイドステーションです。
アイスクリームが美味しそうなので頂きました。
ここから弁天山までは、少しの登りです。
登りきると、あとは走れる下りです。ここがこのコースのメイン。気持ちよく走ります。
たぶん、この大会に向けてコースを整備してくれたのでしょう。余裕のダブルトラックに感謝です。
おかげさまで、後ろからくる38kmのランナーに抜かれまくりです。
トレラン大会で、足湯でくつろぐ
ロードに出て少し進むと、「ねどふみの里」のエイドです。
暖かい汁と、足湯でくつろぎました。
急な坂を下り、橋を渡ると登り。再び72kmの部と別れると、「ふるさと活性化センター」のエイドです。
ゆっくり休んで再スタート。すぐにプチトレイルになります。
集落を通り、幼稚園の脇(?)を抜けて、河原を進みます。
途中に「京塚温泉」の看板がありました。このあたりは沢山の温泉がありそうで、またゆっくり来たいですね。
蕎麦をいただいて、ゴール
次の「田代原ザゼンソウ公園」が最後のエイドです。お蕎麦を頂きました。ほかにも美味しいものが沢山あります。
あちこちに、「六合山岳会」の応援旗がありました。
トレイルランナーと登山客の間でストレスがあるということも聞こえていますが、このように大会を応援してくれるのはとても嬉しいし、そのような雰囲気づくりをしてくれている大会関係者に感謝です。
こんな応援もあります。
川が濁っています。温泉の影響でしょうか。
草津に入ってきました。「座観場所」という、ゆっくり座ってくつろぐ場所があります。今回は素通りでした。。
ゆすってはダメなつり橋を、走って渡りました。
ここから舗装道に出て、少し走ってゴールです。
草津温泉の露天風呂で雨宿り
ゴール後は、西の河原の露天風呂でゆったりと汗を流します。
雨が強くなってきました。
露天風呂で、肩までつかりながら雨宿りです。
雨が弱くなってきたころを見計らって、無料の公衆浴場「千代の湯」にも入って、バスと電車、新幹線で帰宅しました。
コメント
スパトレイルとはなかなか楽しそうな企画ですね。コースも極端に過酷な感じもないですし、トレイル未経験者の私でもなんとかなりそうな気もします。道中の看板も洒落がきいていては知っていてほっこりしそうです
それに走り終えて温泉に入れるというのはなおよいですね。大会終了後に風呂に入りたいと思って毎回調べるのですが、最近は銭湯が減っていることもあって走り終えて風呂に入れるという大会がなかなかありません
ありがとうございます。56kmのコースは、72kmのコースのきついところをカットして、制限時間が同じでしたので、比較的楽でした。
途中からスタートする38kmのコースもあります。
「スパトレイル」という名前の通り、スタート地点とゴール地点には温泉があります。終わったあとに温泉でくつろげる大会というのも、なかなか良い感じでした。