先週末に、スパトレイル2018に参加しました。大会に参加して、初めて「関門時刻に間に合わない」を経験しました。
スパトレイルは、どんな大会?
スパトレイルは、群馬県の四万温泉から草津温泉まで走行する「STSK72K」と、途中の野反湖から草津温泉までの「KTK38K」があります。
STSKは、Shima To Shiga-Kusatsu、KTKはKuni To Kusatsuの略でしょうか。(Kuniは、野反湖の麓の六合(くに)の意味ですね)。
温泉から温泉までのトレイルランなので、「『スパ』トレイル」なのです。
スパトレイルの距離と標高は?
私が参加したSKSK72Kのコースは、距離72.3km、累積標高4,611m、最低標高650m、最高標高1650mでした。
このような高低グラフです。グラフで見ると、長い上りと下りの平均斜度は6~10%です。「急!」という感じではないですね。
なので、「走れる」場所が多いです。
トレイル率も、72%と、なかなかのコースです。(トレイル率は、林道も含んでいると思います)。
距離は、72kmと、トレイルの大会としては長い部類になります。
スパトレイルのエイドステーション(AS)と関門は?
スパトレイルのSTSK72Kには、全部で5か所のエイドと、2か所の給水所があります。
エイドには、全て関門があります。
そして、エイド以外に特設関門が1か所あります。「世立八滝(よだてはったき)」です。私は、ここの関門で引っかかりました‥
AS番号 | 場所 | 距離 | 標高 | 関門時刻 | 名物 |
---|---|---|---|---|---|
スタート | 四万温泉 | 0.0km | 650m | 5:00(スタート) | なし |
給水所 | 町道万沢線峠 | 11.2km | 1350m | なし | なし |
第1エイド | 野反湖パークランド | 21.4km | 1137m | 8:50→9:20 | アンパン |
第2エイド | 野反湖ビジターセンター | 34.1km | 1520m | 11:35→11:55 | 舞茸うどん |
第3エイド | ねどふみの里 | 46.8km | 985m | 13:35→13:45 | 舞茸汁 |
給水所 | 天龍橋 | 51.7km | 989m | 14:15→14:25 | なし |
特設関門 | 世立八滝 | 56.4km | 818m | 14:50→15:00 | なし |
第4エイド | ふるさと活性化センター | 58.4km | 960m | 15:20 | ??? |
第5エイド | ザゼンソウ公園 | 64.2km | 1096m | 16:30 | ??? |
ゴール | 草津温泉 | 72.3km | 1245m | 18:00 | なし |
(第1~第4エイドまでは、16km過ぎの迂回コースの混雑のため、関門時刻を延ばしています。)
エイドには、名物以外にも、オレンジやバナナがありました。もちろん、水分もあります。第2、3エイドにはコーラも有りました。
KTK38Kは、STSK72Kの第2エイドの野反湖ビジターセンターからスタートし、以降は同じコースを通ってゴールします。
スパトレイル2018の天気はどうだった?
当日の天気は晴れ。事前の予報では曇から雨で、かつコースの標高が高いため、低体温症を心配していました。
でも、そんな心配は不要。逆に、熱中症の心配をすることになります。
(今から考えると、私も少し熱中症だったかもしれません)
雨上がりの快晴だったため、景色は最高です。特に、野反湖の見事な青色と、周囲の山の緑がくっきりと見えて、素晴らしかったです。
どこで関門に間に合わなかった?
私は、56.4km地点の関門で、6分間に合わなかったために先に進めませんでした。
(この関門は、16km地点過ぎのシングルトラックの混雑のため、閉鎖時刻を10分延長していました。そのため、当初の関門タイムから見ると、16分遅れていた計算になります)
関門に間に合わなかった原因は?
関門に間に合わなかった理由を、考えてみました。
- 平地が走れない
- 野反湖の一周が約10kmあります。湖岸沿いの遊歩道がコースになっていました。
それまでに比べればアップダウンはほとんどないのですが、この区間がほとんど走れませんでした。
すでに30km近く走ってきたための疲労もあると思うのですが、平均標高は1500mのため空気が薄いためもあるのかもしれません。最近はトレイルを走ったり、標高のあるところでの練習はほとんどしていません。やはり練習しなくてはダメですね。
- 下りが走れない。
- 野反湖からねどふみの里へは、事前の標高図で見ると単調な下りです。ここはキロ7分で計画していましたが、実際にはキロ8分半のペースでした。トレイルの下りは、一定の勾配ではないので、緩い勾配は走れますが、急なところは練習しないと走れません。
- 熱中症だった?
- ハイドレーションを持って意識的に水分を取っていたつもりでした。でも、それ以上に暑かったのと、体が暑さに慣れていなかったのかもしれません。
今から思うと、少し熱中症気味だったと思います。
食欲がなくなることは滅多にないのですが、いつもの超長距離大会で、「各エイドでおいしく頂く」という感覚とは程遠く、第2エイドでのマイタケうどんは、なんとか食べた、という感じでした。(うどん自体はとても美味しいです!!)エイド2,3km手前でおなかがぐーっと鳴っていましたたが、食欲が思うほどでありませんでした。い。そして、2,3エイドでコーラを各1リットル近く飲んだのも、初めてでした。水分不足だったのでしょう。
来年は?
初めてのDNF、初めての完走証なしの大会となりました。
来年は、再びSTSK72Kに挑戦するか、KTK38Kにグレードダウンするか。いずれにしろ、しっかり練習して再びチャレンジしたいですね。
というわけで、今年はくぐることができなかった、草津のゴールゲートです。
コメント
DNFとなってしまったのは残念でしたね
急坂ではないにしても、これだけの高低差があるというのは
やはりじわじわと足に負担が蓄積していく行く気がします。
ただ週末はかなり気温も上がりましたし、私も練習で走って
いて初めて熱中症の危険を感じました。普段は10km走るくら
いなら、途中の水分補給なんてしないのですが日曜日は
初めて途中でスポドリを買って飲みました
コメントありがとうございます。暑かったこともありますが、やはり練習不足ですね。出直します。