途中で関門に引っかかった、スパトレイルの残念な旅行記です。来年は完走したいです。
レース前日
中之条駅で降りて、バスに乗る前に昼ごはん。駅近くの蕎麦屋さんで頂きました。
受付では、必携品のうち、指定されたものをお盆に載せてチェックしていただきます。
開会式には、中之条の町長さんと、議員さんがずらりと並んでいました。地元で力を入れている大会であることがわかります。
開会式の後は、鏑木さんと松本大さんの説明。12時間と13時間のペーサーがあること、林道の崩落がありショートカットを作ったこと、などの説明がありました。
ペーサーの計画タイムは会場での説明だけでしたので、必死に書き写しました(笑)
小雨が降りだしたなか、バスで四万温泉に向かいます。
国民宿舎 ゆずりは荘が本日の宿。4人の相部屋で7,000円でした。
予定では、宿の周りを散歩しようと思っていたのですが、雨で取りやめ。代わりに温泉にたっぷりと浸かりました。
17:30から夕食。量もたっぷりで、おなかいっぱいです。
再び温泉に入って、20時ころには就寝しました。
当日、スタートまで
2時30分に起床。着替えて、3時50分発のバスで会場に向かいます。
まずは朝食を受け取ります。おにぎり2個とおかずを食べました。
荷物を預けてトイレを済ませ、後方に整列します。
いよいよスタート!
スタートロスは3分。鏑木さん、松本さんとハイタッチして進みます。
最初は舗装されていますが、すぐに未舗装の林道になります。
これは5、6㎞地点でしょうか。ひたすら上りです。それも、それ程急でないので、走らないといけません(笑)
峠の頂上が給水地点です。スタートから11.2km地点で、スタートとの標高差は700mです。ここまではキロ9分のペースできました。
峠からの下りは舗装です。16km先が崩落してたため、ショートカットのルートを急遽作りました。
ここがロープがある急な下りで、渋滞していました。
やっと第1エイド
この先は別荘地に入って、第1エイドです。
第1エイドをすぎると、すぐにシングルトラックに。沢を渡り(ここは、係員がロープをずーっと持っていてくれました。ありがとう!)ます。その先はブリーフィングでも説明があった「左側注意」。すぱっと切れています。注意して走ります。
一旦集落に出た後は、再び野反湖まで上りです。歩きがほとんどだったなあ。
視界が一気に開けて、野反湖に到着です。
野反湖の対角線にあるのが第2エイド。そこまでは、湖岸の遊歩道を進みます。
ほぼ平坦なのですが、ここが走れません。標高も1500m近くあり、また気温も高く、グロッキー気味だったのでしょう。
エイドまでは素直に向かわせてくれず(笑)、一旦展望台に上ります。
ここで、思いがけなく松本さんとすれ違いました!
たぶん、KTK38Kのスタートを見送ってから来たのでしょう。少し元気が出ました。
第2エイドで補給
第2エイドでは、マイタケうどんを頂きました。
おなかが減っているはずなのですが、食欲がありません。なんとか食べましたが、お代わりする元気がありませんでした。
代わりに、コーラを何回もお代わりしました。結局1リットルくらい飲んだと思います、脱水症状だったのかなあ。
第2エイドを出発したのは11時10分過ぎ。予定より20分遅れています。
補給したので少しは走れますが、でも歩きが混ざります。そして、湖岸から弁天山までの登りはしっかり歩きました。
第3エイドで、たっぷり休憩
ここから先は下りなのですが、走ったり歩いたりが続きます。六合村のねどふみの里に着いたのは、予定より40分以上遅れていました。
まだ関門には間に合いますが、計画ではここを1時間前に通過しておかないと、後半がきつくなります。
でも、座り込んでしまい、動けません。ここでもコーラをがぶ飲み。おいしいマイタケ汁をなんとか頂き、頭から水をかぶって、10分以上滞在して、再スタートです。
途中で、赤い川の谷を通過します。鉄分が多いのかなあ。
この後は、一気に登り。その後は、雲も出てきたこともあり、やや走りやすくなりました。
天龍橋の給水所の手前では、世立八滝を通過してきたランナーとすれ違います。拍手してくれたり、「頑張れ」と声をかけてくれたり。なんとか、関門をクリアしたいです。
ここでも、松本大さんとすれ違いました。まさに、神出鬼没です。
天龍橋は、ギリギリ通過
天龍橋の関門は、本来は14:15ですが、16km過ぎの渋滞のために20分延びていました。そして、ここを通過したのは14:23。本来ならここでアウトなのですが、前にすすむことができました。
再び山道を走ります。ここの下りは傾斜も緩く、気持ちよく下れました。
世立八滝を登る前にアウト
そして、舗装道に出たところで、世立八滝の関門時間は過ぎていました。
この写真を撮ったのが15時5分。残念ですが、ここでアウトです。
ゴールまで搬送した頂いた
日陰で休んだのち、クーラーの効いた車でゴールまで搬送してもらいました。30分足らずの距離でした。
ゴールで荷物を受け取っていると、表彰式が始まりました。今年の優勝者は、なんとフルを2時間10分で走るつわもの!さすがです。
宿に向かう途中で西の河原露天風呂に入ろうと思いましたが、閉館中。残念。
そのままあるいて、今日の宿の「花栞」に向かいました。
草津の外湯を楽しむ
ここは、風呂がない民宿ですが、草津には外湯が沢山ありますので問題ありません。
早速、紹介してもらった近くのコインランドリーで洗濯をしつつ、「喜美の湯」で汗を流しました。
夕飯は花栞で。
煮込みハンバーグのセットを美味しくいただきました。
ライトアップされた湯畑を見て、近くの白旗の湯に入って、たっぷりと温まりました。
翌日は、草津のだいご味、温泉巡り
翌日は、ちょっとだけ山を歩いた後は温泉巡り。
千歳の湯
千代の湯
煮川の湯
たっぷりと温泉に入った後は、東京駅まで直行のバスです。
途中の八ッ場ダムでは、工事が始まっていました。
草津から3時間半ちょっとで、東京駅八重洲口に到着。帰宅ラッシュで現実に戻りました。
いいなあ、温泉。また行きたいなあ(というか、スパトレイルでゴールしないと)
コメント
前泊の様子はなんか運動部の合宿のようですね
4人の相部屋なんて大人になってから経験がありません
私の場合は寝ているときに音を出してしまうので
そういう環境で寝ると周囲に迷惑をかけそうで
気を使ってしまいます。
レースのほうは相変わらず過酷な道中が続いていますね
実は最近になってトレイルの大会なんかも面白いかな
なんて思っていましたがこうした急峻なコースの
写真を見ると身構えてしまいます。
レース後は温泉三昧だったようで体のケアもしっかり
できたのではないでしょうか
ありがとうございます。
長距離トレイルやウルトラマラソンは、スタートが朝早いことが多く、前泊する場合があります。でも、宿泊施設が少ない所での開催となると、自然と相部屋になってしまいます。初めて会った人とランニング談義も良いですよ。
トレイルのコースは、ほぼ走れるところばかりです。急峻なところは、写真に写っている場所の数十メートルだけでした。でも、ここがネックとなって、30分ほど待っていました。
草津温泉は、酸性の熱い湯が特徴です。機会がありましたら、ぜひ。