高野山・龍神温泉ウルトラマラソン2018　50kmの部への参加記

6月10日の日曜日に、高野山・龍神温泉ウルトラマラソン2018の50kmの部に参加しました。
雨の予報でしたが、ほぼ降られずにすみました。

簡単な参加記です。

前日は前泊

千葉県からは、成田空港を19:30に出発するバニラエアで関空へ。お値段は4500円くらいと、新幹線の半額以下です。

和歌山市駅のビジネスイン南海に前泊。別館の和室で、昭和の時代の離れのようです。
お客さんも少なくて、静かにゆったり過ごせました。

当日、スタートまで

ホテルに近い和歌山市駅から和歌山駅へは、6:13のJRの始発で移動します。和歌山駅からはJTBに申し込んだバスでスタート会場の龍神温泉へ向かいます。

バスに揺られること1時間半。途中、くねくねした道でしたが、うとうとしていました。

スタート会場となる喜楽里には8時40分ころ到着。ホテルの大広間が男子の更衣室です。
着替えて、ロビーでのんびり。こんな豪華な旅館でスタート前にくつろげる大会は、滅多にありませんね。

高野山・龍神温泉ウルトラマラソンでは、両足の靴に止めるタグを使って計測します。足に付けるタグは板状の物しか知らなかったので、これは今回初めて経験するタグでした。

9時40分にスタート場所へ一斉に移動します。といっても、200m程度あるいて、国道に整列します。
先頭は、ランパンにランシャツの若者。どのくらいのタイムで走るのかなあ。
（結果を見たら、アップダウンのある50kmを3時間25分でゴールしていました。すごい！)

スタートして

予定通り10時にスタートです。500人程度なので、スタートロスは1分もありませんでした。

2車線の道路を進みます。右側の車線を使い、左側は緊急車両用に空けて置きます。

ゆるい上りが続きます。たまにある、少しの下りでリラックスする、という感じで進みます。

4.7km地点で、高野山から走ってきた100kmランナーと合流します。このあたりの選手はトップクラスなので、エールを交わす余裕がありました。

9.2km地点では、茶がゆがあります。お腹は空いていませんが、せっかくなので頂きました。

周りは山。緑が濃いです。そして、天気も、ギリギリ雨が降っていないという感じでした。

ゆず寒天のエイドがありました。三杯酢を使っていて、気分転換になりました。

段々と勾配がきつくなり、標高が高くなってきます。そして、走らずに歩く区間も増えてきました。そして、寒くなってきました。

100m登ると、0.6度気温が下がると言われています。スタートの龍神温泉の標高が400mちょっと、そして最高地点のごまさんスカイタワーが1200mなので、約800m登ることになります。
そのため、気温が5度も違うことになります。

スタートのときは外していたアームウォーマーを、途中で装着しました。

標高1280mの地点を通過します。雲の中でした。

ごまさんタワー頂上も雲の中。ここは大きなエイドがあります。
カレーライスのご飯がなかったので、うどんにカレーのルーを入れてもらってカレーうどんにしました。寒かったので、温かいものが嬉しかったです。

ウルトラマラソンでは、いつもはエイドで長居をしてしまうのですが、寒かったので、それほど長居はしませんでした。

最高地点を通過して

コースは、龍神温泉から高野山に向かって、「高野山龍神スカイライン」を進みます。
「スカイライン」の名前の通り、眺めは良いのですが、稜線を進むので、風の通り道になります。
走っていても風にあおられますし、何より体感温度が下がって寒いです。曇天なので、余計に寒く感じます。

ごまさんスカイタワーからは少し下りますが、その先は標高1000mくらいのアップダウンが続きます。

給水所は、全部で19箇所あります。平均2.6kmに1箇所の計算になります。他の大会にはない、高頻度のエイドが特徴です。

そして、ほぼ全ての分岐に、役員の方がいました。普段は車が走る道に、間違って進入しないように監視していただいています。寒い中、ありがとうございます。

36kmの鶴姫公園が、最終関門です。関門は15:30でしたが、なんとか40分前に到着。残りは14kmです。
ここには素麺がありました。

ここをすぎると、一気に下ります。

そのまま進もうとも思いましたが、途中に豆腐のエイドがあり、頂きました。美味しかった！

炭酸飲料やゼリーがあるエイドもありました。

コースは高野山市街地を通らず、迂回しています。トンネルを超えると、最後の上りがありました。もう、走る元気はありません。早足で登っていきます。

ラスト1kmは、旧龍神街道を下っていきます。

高野山のまちなかに入ったら、もう数百メートル。高野山大学がゴールです。

途中で、ほんの少しの小雨に遭遇しましたが、最後までカッパは着ませんでした。

ゴール後

ゴールして、完走証とTシャツを受け取っていると、遍照尊院にてお風呂に入れる(500円)と書いてありました。
バスの出発まで40分あったので、さっと入浴してきました。さっぱりできて、体も温まり、満足です。
　

17:30のバスで和歌山駅へ向かい、そこからJRで関西空港へ。
おみやげに551のシュウマイを買って帰りました。

おしまい。