無事に完踏できた「山口100萩往還マラニック大会」の140kmの部。走行計画と、結果について書いておきます。
標準的な走行計画は、送付される地図に記載されています
以前も書きましたが、萩往還では、詳細な地図とともに、標準的な?走行計画も記載されています。
走行計画は、以下の3パターンが載っています。
- 18時間で走りきり、正午前にゴールするパターン(トップテンクラスの走力の方向け)
- 22時間半で完踏するパターン
- 24時間目一杯で完踏するパターン
標準走行パターンを少し手を加えて、「マイ走行計画」とした
このうち、真ん中の「22時間半で完踏するパターン」をもとに、以下の変更を加えて「マイ走行計画」としました。
- 休憩時間について
- 標準版が、たそがれ庵(うどん)、山口市福祉センター(デポ)、虎ヶ崎(カレー)、陶芸の村公園(デポ)で、それぞれ10分しか時間を取っていなかったのに対して、以下を変更した
- 英雲荘での休憩を5分追加(エイド)
- 山口市福祉センターの休憩時間を10分から20分に変更(着替えなど)
- 陶芸の村公園の休憩時間を10分から20分に変更(着替えなど)
- 走行ペースについて
-
- 萩往還の往路のうち、一升谷の十合目から明木までは下り基調のため、10分/キロから9分/キロに変更
- 萩往還の復路は疲れが溜まっているはずなので、一升谷の上りとなる明木から十合目を11分/キロから12分/キロに変更
- 同じく、萩往還の復路の佐々並から板堂峠までの上りを、11.5分/キロから12分/キロに変更
- 板堂峠の下りも、多分走れないだろうから、11.5分/キロから12分/キロに変更
1時間10分の余裕を持って完踏する計画とした
上のように変更した結果、「マイ走行計画」では、16時50分にゴールする計画としました。ゴール閉鎖の24時間に対して、1時間10分の余裕です。
結果は、こうなった
計画との差分は、こんな感じです。
なんとか、予定より早くゴールができました。でも、防府の往復を終わって山口市福祉センターに戻ってきた時は、とても焦っていました。
防府の往復では、暑さと飽きで休憩が多い
グラフには書いていませんが、防府の往復では、予定以外にコンビニで3回の休憩をしました。
アイスコーヒーを飲んだり、ハイドレーションに水を補給したり、トイレに行ったりしていました。それぞれ約10分くらいかかっています。
山口市福祉センターで20分遅れ
山口市福祉センターでは、予定より20分遅れていました。1/3を走り終えて20分遅れだとすると、全体では20×3=60分遅れになる可能性が有るな、と思いました。
計画では制限時間まで1時間10分の余裕がありますが、60分遅れると全く余裕がなくなります。
ここでは非常に焦りましたが、かと言ってペースを上げる事もできず、マイペースで進みました。
萩往還の道中も、遅れは回復できず
萩往還では、佐々並と明木にエイドがありました。計画では休憩時間を計算していませんが、立ち止まります。そんなこともあり、萩往還を抜けても遅れは変わりませんでした。
ただ、それほどダメージが出ていないのが幸いでした。
萩市内が走れたことで遅れを回復
萩市内に入ると、平坦になります。ここで、普通に走ることができました。計画では10分/キロなので、遅れを回復することができました。
そのため、玉江駅前のコンビニで朝食を調達したり、虎ヶ崎から戻ってくるコンビニで休憩したりと、余裕ができました。
無理せずに進むことを優先
ほぼイーブンの計画に戻ったので、無理して走らずに「完歩」を目標にしました。すれ違うランナーとエールを交わしながら、進みます。
最後の最後は走って、なんとか予定通りにゴールしました。
色々有りましたが、結果オーライ、という感じです。