えびす・だいこく100kmマラソン 旅行記 ~当日編 ゴールまで~

2016年の5月29日に、えびす・だいこく100kmマラソンを走ってきました。
千葉県からは、2泊3日の旅となりました。

天気は、前半は好天、後半は雨でしたが、たっぷり楽しめました。その分、旅行記も長くなりました。

前の記事で、やっと中間地点まで行きました。雨の中、ゴールまでの走行記です。


2016年の5月29日に、えびす・だいこく100kmマラソンを走ってきました。 千葉県からは、2泊3日の旅となりました。 天気は、前半は好天、後半は雨でしたが、たっぷり楽しめました。その分、旅行記も長くなりました。 前日編につづいて、当日編です。写真を沢山撮ったので、中間地点までの走行記です。
こちらは前日編です。↓
2016年の5月29日に、えびす・だいこく100kmマラソンを走ってきました。 千葉県からは、2泊3日の旅となりました。 天気は、前半は好天、後半は雨でしたが、たっぷり楽しめました。その分、旅行記も長くなりました。 まずは、前日編からです。
これは、当日のGPSの記録です↓

第11エイド 生馬給水所へ(58.6km)

荷物を預けたあと、鹿島エイドを後にして進みます。昨年までは、ここから西進して、一番きつい峠越えだったらしいけど、今年は道の状態が悪く、20km程度の迂回路になりました。

地図でみると、今年の迂回路の方が高低差が少なく、楽そうです。

舗装道を進んで、川沿いを走ります。雨も小降りで、それほど気になりません。

久しぶりの信号ストップ。信号がある交差点はもちろん、そうでないところにもボランティアの方が立っていてくれます。

信号を越えると、再びスポーツクラブ ビッグ・エス松江の私設エイドがありました。鹿島エイドで大休止してからあまり時間は経っていませんが、ありがたくそうめんを頂きます。

ここから先は、緩やかな登りです。雨も降ってきているので、水たまりに入らないように注意してすすみます。

登り切ったところが、生馬エイドでした。13:08の到着です。

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第12エイド 下佐陀給水所へ(62.6km)

ゆるい下りを過ぎると、あたりは住宅地です。信号のある交差点を右に曲がります。ここにも、しっかりとボランティアがついていてくれます。

あとから見ると、ここを右折せずにまっすぐ進むと、2,3kmで松江城に着きます。意外と近いところを走っていたのですね。

回りには田んぼが広がります。しっかりと歩道が有る、ゆったりした二車線道路を進み、左折。大きなカントリーエレベーターがありました。昨年参加した「東尋坊愛のマラニック」を思い出します。

道が細くなりましたが、車の往来が殆ど無いので気になりません。しばらく進むと、下佐陀エイドがありました。13:37に到着です。

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ゼッケンを見て、名前を呼んで「お疲れ様!」と言ってくれたのが嬉しかったです。

ここでも、しっかりコーラとオレンジを頂きました。

第13エイド 東長江給水所へ(66.4km)

下佐陀エイドの先は、ほぼ平坦です。でも、小さな川をいくつか渡る時には、橋のアップダウンが有ります。

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そのうち、もうすこし大きな登りが出てきました。交差点に立っている警備員の方が、「あと電柱2本で下りだよ」と声を掛けてくれます。その前だけは、ちょっと頑張って走りました。

下りきって、左に曲がると、そこが東長江のエイドでした。14時7分に到着です。

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エイドでは、ゼッケン番号を記録している人がいました。順位を聞こうかとも思ったのですが、聞いてどうなることでもないので、やめておきました。

東長江のエイドでは、テントの中に入らせていただき、ザックをおろして何かを出したのですが、何だったか覚えていません。そのため、このエイドでも5分くらい滞在していました。

第13エイド 津ノ森給水所へ(73.6km)

少し下って行くと、線路を越えました。一畑電鉄です。

ゼッケンをつけた小学生くらいの子供がいました。リレーの部に参加して、これから電車で帰るのでしょう。選手は当日は一畑電車が無料です。

リレーの部は、一人が何キロ走っても構いませんし、リレーポイントもチームごとに決められます。
そのため、お子さんが1kmだけ走って、あとはご両親で走る、とか、もOKです。

線路沿いのサイクリングロードを少し走った後は、宍道湖沿いの国道431号に合流です。歩道は有りますが、車の交通量はいきなり増えました。雨も強くなってきたので、水たまりと水はねが注意です。

ここから先は、ほぼ国道431号線に沿って進みます。晴れていれば宍道湖がきれいに見渡せるのでしょうが、残念ながら雨。湖の方は曇って何も見えません。

気をつけて走っていたはずなのですが、水たまりに突入してしまいました。着地するたびに、靴の中がくちゃくちゃします。ちょっと、嫌な感じです。

津ノ森エイドの前に、フォーゲル-パーク給水所

津ノ森エイドの前に、フォーゲルパークの給水場があったよなあ、と思い出しました。一畑電鉄の駅もあります。国道の「フォーゲルパーク 1km」という看板を見ながら、「あと1kmかあ」と思いながら進みました。

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フォーゲルパークには14:45に到着です。雨で寒くて、暖かいものが有ればもらおうと思っていましたが、残念ながらありませんでした。コーラを少し飲んで、先にすすみます。

相変わらず、雨は止みません。更に強くなってきています。小雨の時はポンチョを着ると蒸して暑くなるのですが、今は雨で濡れて冷えてしまうほうが心配です。

でも、ザックをおろしてポンチョを出すような、雨が避けられる場所がありません。仕方ないので、そのまま進みます。

警備員さんが、線路を渡るように誘導しています。国道から外れると、倉庫がありました。軒先を借りて、リュックをおろして、ポンチョを出します。

このポンチョ、100均で買ったのですが、同じものをあちこちの大会で使っています。

ひざ上までカバーするので、走る時にじゃまになりません。風が吹くとぱたぱたとバタつくのがいまいちですが、100円なので文句は言いません。

一緒に洗濯バサミを持っていました。これは、帽子のつばと、ポンチョの帽子を一緒に止めるためです。

準備万端で、さあ行こう!と進みだしたら、すぐに津ノ森のエイドがありました。15時7分着です。

津ノ森エイドで、まったり

津ノ森エイドでは、テントが3列あり、テーブルと椅子もあります。ランナーが座っていて、今までのエイドとは違う「くつろぎ」感がありました。

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よく見てみると、しじみ汁を配っています。そして、テーブルにはおにぎりや梅干しが置いてあります。

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椅子に座って、暖かいしじみ汁を頂いて体を温めました。おにぎりも食べます。

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しばらくまったりしていると、動きたくなくなります。でも、座ってても寒いなあ、残りはハーフマラソンとちょっとだなあ、とか思って、先に進むことにしました。トイレに寄って、スタートです。

この時点で予定表と見比べると、ほぼ15分遅れです。挽回可能か判りませんが、無理せずに進むことにします。

第14エイド 園給水所へ(78.4km)

津ノ森エイドは国道から外れていましたが、すぐに国道に合流します。

車の通る脇を、淡々と走ります。時々歩道が狭くなる場所があるのですが、警備員が車に向かって「徐行」の幕を示していてくれて、助かります。

前方に、国道が一畑電車をオーバークロスしているのが見えました。「登りかあ」とテンションが落ちましたが、手前で国道からそれて線路沿いに進む道に入りました。その先が園エイドでした。15:54に到着です。

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後半は、各エイドに置いてあるエアーサロンパスを毎回借りて、ふくらはぎとふともも、ヒザ裏にスプレーしていました。特に筋肉痛というわけではないのですが、予防策です。

第15エイド 平田給水所へ(83.8km)

園エイドを出発すると、線路わきの平坦な道をしばらく進みます。湖遊館新駅の先の踏切を渡り、再び国道へ。

大き目の川を渡るときは、風抜けるので、少しふらつきます。歩道があってよかった、と思いました。

だんだんと信号が増えてきて、街中に入ってきたなあと思ったら、市街地。国道から離れて、商店街の中に平田エイドがありました。16:37着です。

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第16エイド 鳶巣給水所へ(89.4km)

エイドを出て、しばらくは商店街を走ります。雨なので、あたりはそれほど人が居ません。

中心部から郊外に向かいます。再び国道と合流して、車が多くなります。それとともに、大型の店も増えました。

このあたりも、郊外のロードサイド店が増えているようです。

アップダウンはありませんが、水たまりはあります。

左足の裏にマメができているのでしょうか、着地すると痛みます。

ゆっくりと、無理せずに走ります。

国道の脇に、鳶巣給水所がありました。17:25に着きました。

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前方には、ウサギの着ぐるみを着た女性がいました。これで100km走り通すのはすごい!後半は、レインコートと麦藁帽で、雨仕様になっていました。

鳶巣エイドは、大きな屋根があって、雨が防げます。立ち止まっていたくなりますが、あと10km。足裏の状態も良くないので、出発することにしました。

第17エイド 遥堪給水所へ(93.6km)

「遥堪」は「ようかん」と読みます。鳶巣エイドを出てから、少し国道をそれて、路地を走ります。左足裏が痛く、歩く時間がだいぶ長くなりました。

歩くと、かかとから着地します。そのあとつま先に向けて接地していくのですが、母指球下が設置すると痛みます。でも、走っていると、直接母指球下にショックが来るので、もっと痛い! 速足で歩きながら、前進です。

遥堪エイドでは、双眼鏡を使ってゼッケン番号を確認し、遠くから名前を呼んでくれました。声をかけてもらえると、少し元気になります。

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到着は17:59と、この4kmで30分以上かかっています。これ以上のスピードアップは難しく、13時間は無理だなあと思いました。

しっかり腰を下ろしているランナーもいますが、ポンチョを着ていても立ち止まると体が冷えて動きにくくなります。長居せずに(と言っても3分くらい滞在していましたが)、先に進みます

ゴールに向かって

遥堪エイドからは、走ることができず、ずっと歩きになりました。脇には、残りの距離表示が出てきました。あと3km、2kmと減っていきますが、出雲大社がなかなか現れません。

雨の中応援してくれる人や、すでにゴールをした人が増えてくると、もうすぐゴールだなあ、と思えます。

ゴールまで1kmを切ると、正面に登りが見えます。右側にはライトが照らされていて、「あそこがゴールか」と思ってのですが、そうではなく、上り坂を越えていきます。

坂を上り切ると、右手が出雲大社でした。

交差点を左に曲がり、坂を下ります。あと200mなので、走って下ることができました。

右に曲がると、やっとゴールのアーチが見えてきました。ダッシュすることなく、ゆっくりゴール! 無事に完走できました。

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温泉で汗を流す

ゴールすると、すぐに完走証がもらえます。雨なのでビニール袋に入れてくれました。給水をもらいます。

荷物の受取は、会場の反対側の「日の出館」という旅館です。ここで温泉に入ることもできます。

靴を脱いで、上がります。足裏のマメが破れているかと思ったのですが、靴下がぐっしょり濡れているだけで、血は出ていませんでした。

自分の荷物を見つけて、タオルと着替えを探します。中間地点用に仕分けした袋を持ち出して、浴室へ。

脱ぎにくかった長袖Skinsのシャツと、CW-Xのロングタイツを脱ぎ、ヒザとすね、足裏のテーピングを外して浴場へ。それ程込んでおらず、浴槽につかることができました。

でも、沢山の人が使ったためか、蛇口のお湯はぬるめです。走り終えて体がほてっているので、特に問題はありませんでした。

日の出館には、休憩所もあります。

カップラーメンを頂いて、ちょっとのんびり。 眠たくなってきたので早々に本日の宿に向かいます。

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TVをつけると、「地域ニュース」に、えびすだいこく100kmマラソンが載っています。リレーのチームのトップは100kmを6時間弱で走破したらしいです。キロ3分半くらいのペースで100kmを走破したことになります。すごい!

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足が心配なので、浴槽に水を張って、足をつけてクールダウンします。その後、シャワーを浴びようかと思ったのですが、眠気が勝り、9時過ぎに寝てしまいました。 

翌日に続く!

旅行記は、翌日編に続きます!

5月29日の「えびすだいこく100kmマラソン」。大会の翌日は、出雲大社の観光です。
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