4月23日に、フォトロゲイニング中之条に参加しました。3日経ちましたが、まだ両ふとももが筋肉痛です。
フォトロゲイニングとは
フォトロゲイニング公式サイトには、以下のように書いてあります。
フォトロゲイニングとは、地図をもとに、時間内にチェックポイントを回り、得点を集めるスポーツです。チームごとに作戦を立て、チェックポイントでは見本と同じ写真を撮影します。チェックポイントに設定された数字がそのまま得点となり、より合計点の高いチームが上位です。
とあります。
全部のポイントを回り切るのは至難の業なので、どういうルートを取るかがカギとなります。
また、制限時間に1秒でも遅れると、大きな減点となります。時間内にゴールすることが絶対条件となります。
(無断で遅れると、捜索が出ることもあるらしいです)
なお、「フォトロゲイニング」は、一般社団法人日本フォトロゲイニング協会の登録商標です。
今まで参加したフォトロゲイニング
今年の2月に、地元で開催された「フォトロゲinいちかわ」と、4月に東京都足立区で行われた「足立区フォトロゲイニング」に参加しました。
いずれも市街地のフォトロゲです。のどかな風景を走る(歩く)のはフォトロゲイニング中之条が初めてです。
また、今までの大会は1人で参加していました。フォトロゲニング中之条は、初めてチームを組んでの参加です。
(フォトロゲイニングは、基本はチーム参加のようです)
フォトロゲイニング中之条のエリア
フォトロゲイニング中之条は、その名の通り、群馬県の中之条町を基点として、中之条町東側と高山村のエリアで開催されました。
フォトロゲイニング中之条には、サブタイトルとして「真田街道を行く」、とあります。
上田市のページによると、真田街道とは
- 真田街道とは・・・
- 真田氏(真田幸村の祖父・幸隆、父・昌幸、兄・信之) が統治した地を結ぶ街道の通称。 現在の国道144号、145号、120号にあたる。 江戸期には、上田市から嬬恋村を通って高崎市方面へ 抜ける街道(現在の国道144号、406号) を上州街道(長野県側の呼称)、信州街道(群馬県側の呼称) と呼び、高崎市から沼田市を通って片品村、 会津方面へ抜ける街道(現在の国道17号、120号) を会津街道(群馬県側の呼称)、 沼田街道(福島県側の呼称)と呼んでいたとされる。
とあります。中之条を中心に、国道145号線の沿線がポイントになりそう、と思われます。
皆で楽しもう!のロゲイニング
ロゲイニングは、自分たちで回るポイントを選べます。ガチ走りもできるし、のんびりピクニックでもOKです。
今回は、友人とチームを組んで、8時間の部に参加しました。皆で楽しく一日遊ぼう、という趣旨です。
東京駅から新幹線に乗って、中之条駅に8時20分に着きます。会場まで歩いて10分。着替えたあと、8:50からストレッチも兼ねたヨガが行われました。
地図をもらって、プランを練る
9:20から受付です。地図を見ると、ポイントはまんべんなく広がっています。
そして、当然ながら街道沿いよりも山中の方がポイントが高くなっています。
8時間は長く思えますが、登山になったらあっという間です。チームで相談して、「とりあえず眺めの良い山に登って、後は考える」というプランにしました。
スタート後、一番短い距離で目的の山に向かいます。途中にあるポイントは、取って行くことにします。
山のポイントを取ったら、来た時と違う道を下って、その後は時間の余裕を見ながらポイントを取ることにします。
また、初のチーム参加です。そのため、ポイントで撮影する写真は、「撮影者以外のメンバを入れて撮影する」ことになります。
持ち物とウェアは
今回は長時間回ることになります。また、コンビニや自販機があまりなさそうです。
そのため、ハイドレーションに1.5L入れて、他に500mlのスポドリを持ちました。
ジェル2つとおにぎり2つも背負います。
山の中を考えて、ウェアは長袖SkinsとCW-Xロングタイツです。シューズは、すり減ったトレイルシューズ「カスケディア4」です。手袋も持ちました。
いよいよスタート!
そうこうしているうちに、10時のスタートまで10分余りになりました。スタート場所に移動します。
全員の写真を撮影したあと、スタート! 今まで参加した、フォトロゲinいちかわと足立区フォトロゲイニングの大会は、いずれも「時計を撮影して、好きな時間にスタートする」という方式でした。
フォトロゲイニング中之条は、一斉にスタートです。スタートで混雑するか、と思ったのですが、一斉に散って行きました。コース取りがそれぞれ違うのでしょう。
私達のチームは、ゆっくり走ります。同じポイントに向かうであろう、先行するグループの後ろに付いて行きます。
最初のポイントから、アップダウンあり
最初のポイントは道沿いか、と思ったのですが、道から少し入った、高台にポイントがありました。この先のポイントも、アップダウンがかなりありそうです。いつもと違う筋肉を使いそうです。
次のポイントは、川の向こう側にあります。橋が無さそうだったので、手前からあぜ道を進みました。ですが、立派な橋がかかっていました。こちらのほうが近かったかもしれません。
地図には、コンビニのマークがあります。ちょっと休憩して、次のポイントに向かいます。
ここのポイントも、高台にあります。そして、次のポイントへ近道をしようと、前のチームに付いて行くと、すっかり藪と崖になりました! 根性で通過しましたが、尻もちをついて泥だらけです。
立派な橋がありました(ここはポイントではありません)。中之条で一番長い橋だそうです。
再びコンビニで休憩して、もう一つのポイントをゲット。ここは、似たようなポイントが手前にあり、見本の写真と同じ画角のポイントは奥にありました。ちょっとした引掛けでした。
山に向かう
この先は、山に向かうまで、しばらくポイントはありません。そして、登りになります。
走ったり歩いたりを繰り返して、最後は歩くだけ、それも休み休みに進まないとダメとなるような山道を進み、何とか目的のポイントに到達しました。
途中には、カタクリの花が咲いていました。
山の上からは見事な眺めが広がります。荷物をおろしておにぎりを頬張り、お昼休憩です。
ここから先も、山が続きます。アップダウンを繰り返して、次の山へ。少しは走れる場所も有りますが、基本は歩きです。トレイルランならぬ、トレイルウォークです。
最短距離のルートに変更
山から下ると、予想以上の時間と、疲れがありました。
余裕があったらポイントを取りに行こうと思っていました。でも、無理そうです。
そのため、最短ルートで戻ることにして、道沿いのポイントのみ獲得する計画にしました。
途中で休憩しながら、またコンビニで補給しながら進みます。
最後は平坦な道をゴールに向かいますが、疲れていてずっと走り続けるのは大変です。
時間に遅れると、大幅な減点となります。 余裕を持ってゴール!しました。
ゴールしてから
ゴール後は、採点表に記入し、通ったルートを地図に書いて提出します。
撮影した写真は、別のチームの人に確認してもらうのも初めての経験でした。
全部のポイントを回ると4000ポイントになるのですが、私たちのチームは900点ちょっと。そして、トップのチームは2500点を超えていました!なんと、われわれの2.5倍のポイントを取ったことになります。すごい!
中之条の町と、山を、満喫した一日でした。たっぷりトレイルランニングならぬトレイルウォーキングができました。
また来年!