日本トレイルランナーズ協会(JTRA) と、 MtSN(山と渓谷社)の共催セミナーの「ミニマリストのための地図活用術」に参加しました。
講師はJTRA副代表理事で、日本のオリエンテーリングの第一人者である村越真さん(静岡大学教育学部教授)です。特に、ある程度決まった道を走るトレイルランナー向けに特化している内容でした。
ざっくりと要点を書き出すと、
- あらかじめプランニングをすることで、装備や心構え、リスクマネジメントができる
- ナビゲーションサイクル(先読み、ルート維持、現在位置の把握)を回すことにより、道に迷わない。
ということになります。
講義には、何回も実技がありました。実際の地図を使って、
- 標高差がどのくらいか、を等高線を数えて知る
- 尾根線、谷線を入れて、地形の外観をつかむ。(この時、等高線の向きが変わるところが尾根のおしまい)
- ルートのリスク(迷う可能性があるところ)と、それを避ける方法を知る
等を行いました。
当日は、村越先生が監修されたRa-Shinというサムコンパスの販売もあって、手に入れました。なかなかいい感じです。
来週行われる「とりけもろげ」で使ってみようかな、と思います。
当日は、日本トレイルランナーズ協会の説明もありました。7月23日で体制を一新し、トレイルランナーの目線で活動を行っていくようです。こちらも、楽しみです。