生まれて初めてのオリエンテーリング大会として、第6回KOLC大会に参加しました。
大会に参加したいきさつなどは、以前に書きました。
スタートまで
各所にスタッフがいて、安心
第6回KOLC大会は、横浜国立大学のキャンパス内で行われます。大学の入口と、要所要所に学生のスタッフが立っていて、挨拶と誘導をしてくれます。ありがたや。
途中には、公式キャラクターの「ねここく」の名の通り、猫がお出迎えしてくれました。
受付で、SIカードを借りる
会場で受付を済ませます。開場が9時で、私が到着したのは9:20頃でしたが、もうたくさんの人が来ていました。
クラスと名前を申告して、SIカードを借ります。「カード」という名前ですが、実際には指にはめる形です。
ずっと前に参加した、赤城山トレイルの大会で使った、「あれ」です(と言ってもわからないだろうなあ)。
初心者講習会で、少し安心
初めてのオリエンテーリング大会ということで、初心者講習会を受講しました。
- オリエンテーリングの地図って、カラフル!そして、それぞれの色にいろんな意味がありそうです(実は説明を受けたけどよくわからない)
- コントロールの詳細位置を示す記号が暗号みたいでちんぷんかんぷん。でも実際には見なかった(笑)
オリエンテーリングは、覚えることが沢山ありそうです。なので(?)、参加者も学生が多いです。中学生もいました! 中学校にオリエンテーリング部があるのですね。
独特の装備とウェア
周りを見渡すと、腕にスマホケースのようなものをつけている人が沢山います。コントロールの説明を入れるケースです。プログラムに、説明表の最大サイズが記載されていたのですが、このために必要な情報なのですね。
また、クラブのお揃いシャツの人も沢山います。ランニングやトライアスロンのウェアは、それぞれ独特なのと同じように、オリエンテーリングのウェアも独特のようです。
具体的に「ここがザ・オリエンテーリング・ウェア」と言えないのですが、皆派手で、スポンサー付きのプロ選手に見えます(笑)。
午前の部:Nクラス
私は、午前と午後の2つにエントリーしました。午前の部は、初心者の「Nクラス」です。
スタート場所は秘密
この大会は(オリエンテーリングの大会は皆?)、会場とスタートが離れています。
テープに沿って進むと、そこがスタート3分前の人が入るエリアです。
まずはSIカードをクリアします。機械に差し込めばOKです。
その後、2分前のエリアに進みます。1分前のエリアに入ると、参加クラスの再確認があり、地図が目の前の地面に伏せて置かれました。スタートと同時に拾って地図を見る形です。
一番左はM21というマジクラス。5秒前のコールでほぼクラウチングスタート状態です。ダッシュするのと、地図を最短で拾い上げるというためでしょう。
でも、はたから見てると、「お預け!」をしている犬のようです(ごめんなさい)。
スタート!
スタートは、一人づつのウェーブスタート?です。同じクラスの人とは、1分の時間差をもってスタートします。
スタートして、数十m進んだところが地図上のスタートです。ほかの人についていくと迷うので、まずは地図を見ます。
「まっすぐ行って、2本目の道を左に曲がった右側」などと、コンパスをあまり使わずに進むことができました。
でも、ミスコース
それでも、迷いました。地図が1/4,000なので、距離が短く、つい走り過ぎてしまいます。
また、街中と違って、道が直交していません。曲がり角を間違えたりしました。
また、大学のあちこちにコントロールがおいてあり、自分のコントロールがどれだかわからなくなりそうでした。そんなときには、コントロール番号が役に立ちます。これは、初心者講習会で教えてもらったこと。助かりました!
なんとかゴール!
それでも、なんとかゴールすることができました。短距離のスタート・ストップなので、心拍数はそれほど高くはなりませんが、しっかり汗をかきました。
午後の部:MBCクラス
午後の部は初心者クラスがないので、中級者クラスでの参加となります。
また、午後はクラブ対抗という色彩が強く、3人でのリレーの部がメインです。
でも、初めてでリレーは無理、なので一人での参加にしました。
スタート地点はリレー地点
スタート地点は、午前中と同じく会場から離れています。でも、午前中とは違って開放的な場所でした。
ここは、第2、第3走者への引き継ぎも行います。皆がそれぞれの場所で応援兼アップを行っていました。
デモンストレーションあり
スタート前に、スタートとフィニッシュ、引継ぎなどの説明があります。それほど難しくはなさそうですが、疲れてくると混乱するかもしれません。
一斉スタート!
午後の部は午前中とは違い、同時スタートです。スタートエリアの後ろでスタンバイしていました。
時報と同時にスタート!のはずですが、時報が鳴らずにちょっと戸惑いながらもスタート。ここで初めて地図を広げ、丘を登ります。
いきなりロスト!
地図を見る暇なく、前についていきます。同時スタートなので、同じコースだろう、と思っていましたが、これが大きな間違い!! 次第に集団が散っていきます。
気付いた時には、「ここはどこ?」状態でした。近くのコントロールは、指示されたコントロールとは番号が違います。あっちのコントロールも違う、こっちも違うとさまよい、最後のコントロールが見えて、「あれも違っていたら戻るしかない」と思って行ってみると、、あった! 無事に第1コントロールにたどり着けました。
反対側からガチランナーが
次のコントロールは、かなり遠いところです。ここでもちょっと迷いかけましたが、大きな道を進むことにして行きました。
3番目のコントロールを先に見つけてしまい、場所を確定して2番目に向かうと、反対側から切れ目なく走ってきます。たぶん、あっちの道が最短なんだろうな、と思いつつ、その間に混ざってSIカードをパンチしました。
周りの集団と地図で走る
集団に混ざったので、ちょっと安心して走ります。3番目をクリアし、4番目…と思ったら、コントロール違いでした。少し先のコントロールが正解です。その後も、なるべく判りやすい道をたどりながら進みました。
スタート付近に一旦戻る
スタート付近に一旦戻ってきます。これは、リレーのチームメイトがどのくらいのところを走っているのかを把握して、次走の準備に入るためです。いったん丘を駆け下って、コントロールを通過して、再度登っていきます。
その後は順調
ここまでででメインは片付いた感じでしょうか、その後はアップダウンも少なく、また通過できるか迷うような林もなく、建物の間の道を走る形でした。
丘を下ってゴール
最後は、丘を下ってフィニッシュです!駆け下って終わるのは気持ちいいですね。
すぐにSIカードを記録し、返却して、競技は終了です。
リレーのランナーはまだ走っていますが、会場に荷物を取りに戻り、着替えて再びスタート地点へ。ガチランナーのマジ走りをちょっと見ていました。
2km弱の短距離競技なので、1秒が重要です。そのため、選手はフィニッシュのパンチまで全力です。ほぼトップスピードで走ってきてから急ブレーキをかけて最後のパンチをするので、パンチ台を倒したり、パンチを行きすぎたりすることもありました。
おわりに
初めて参加したオリエンテーリング大会。学生主催ということもあり、参加者の半数程度は学生だったのではないでしょうか。私が良く参加する大会とは違い、非常にフレッシュでした。
そして、家族連れの参加者もいました。短距離なので、地図が読めれば老若男女問わず参加できるのがオリエンテーリングの魅力だと思います。
また、機会があれば参加したいです。
おまけ
横浜は、「都会」「港町」というイメージでしたが、こんなにアップダウンがあるとは思いませんでした。
大会後は横浜駅まで歩いてみましたが、坂や緑が多く、横浜の印象がちょっと変わりました。
あ、でも、途中に「軽井沢」もあったので、横浜は避暑地なのかもしれません(笑)
おわり。