ランニング学研究 Vol.27 No.1より

私は、ランニング学会に入会しています。
ランニング学会では、「ランニング学研究」という学会誌を発行しています。

だいぶ前に郵送されてきた、「ランニング学研究 Vol.27 No.1」から、興味を引いた項目をメモ。

ただ、いずれの研究も、アスリートを対象にしているため、市民ランナーでものんびり走っている私にとっては、あまり当てはまらないかもしれません。

学会誌を斜め読み

100kmウルトラマラソンレースが有酸素性作業能や脚筋力に与える運動生理的影響
―市民ランナーによる事例的研究―

・ウルトラマラソンの3日後には、運動能力は低下した(ジャンプテストで9~37%の低下、など)
・しかし、10日後にはほぼ回復する。
ただし、100kmを8時間57分で走る方のデータなので、私には参考にならないかも。

トレイルランニングレースにおける心拍数の推移について

・オーバーペースの影響は上りよりも下りに出る。
・オーバーペースは%HR peakに現れる。心拍数で適切なペースを選択することが必要。
なお、被験者は白馬国際2位、富士山麓トレイルラン優勝、という、これまた私には参考にならないかも。

荷重負荷走が整体に与える影響について

荷物(1.3㎏)を背負ってランニングすることの影響について。
・荷物を背負った方が、RPEでは楽と感じたが、血中乳酸濃度は高かった。
 RPEが低い理由は、垂直方向絵の動きが抑制されたためかと推測する。
・血中乳酸濃度の増加分は、分速+7m分(247m/分→240m/分)に相当する。
この研究も、キロ4分くらいで走る人のデータですね。

まとめ

学会の研究ということで、データに基づいた見解となっています。今までは「なんとなくそうだよなあ」と思っていたことが数値で裏付けられたのは良かったと思います。
でも、被験者がトップアスリートに近いので、ちょっと参考にならないかも。
普通のおじさんも、被験者になりますよ~

っていうか、自分でデータを取って、分析して発表してしまえばいいのか!?
(いままで、データは結構たまっているような気がするなあ)

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