7月中旬の暑い日、下諏訪宿~高崎宿のジャーニーランに参加しました。
スポーツエイドジャパンが主催する「みちのく津軽ジャーニーラン」が中止になって、同じ日程で開かれたこの大会。中山道の主要な峠となる和田峠と碓氷峠を越える大会です。
スタートは、下諏訪、午前11時
スタートは下諏訪宿です。ここから中山道の宿場を辿りつつ、高崎宿まで行きます。
117kmですので、夜通しの旅となります。
立派な下諏訪駅を後にします。
まずは下諏訪宿へ向かいました。
下諏訪:温泉の街
街道沿いには、源泉かけ流しのお湯があちこちにあります。贅沢ですね。
下諏訪宿は、中山道と甲州街道の分岐点でもあります。
昔の街道を辿ります。看板もしっかり整備されていました。
ここも温泉。浴衣でゆっくり散策したいところですね。
中山道、55里。東京から、約220kmでしょうか。
五街道なので、道祖神もあちこちにあります。
諏訪大社の模擬御柱がありました。巨大です。これを切り出して下るのは、すごいですね。
一部、昔の道も残っています。
途中の茶屋跡。この先の峠越えに備えて、繁盛していたのでは、と思います。
整備した古道もあります。
江戸から53里の一里塚。先ほどの一里塚から、2里進みました。
だんだんと山道へ
途中の水場で小休止。
和田峠、第1の難所
ここからは下りです。手入れはしっかりされていました。
遠かった和田宿
下って舗装道を進むと、和田宿の本陣です。
下諏訪の次の宿が和田宿です。
ここまで5時間。峠越えで、昔の人は大変だったでしょう。
江戸から49里。少し日が傾いてきました。
渋いバス停。
コンビニで休憩して、長久保宿に向かいます。
ちょっとした、笠取峠
笠取峠を越えます。松並木が見事です。
宿場が続きます
ここからは、数kmおきに宿場があります。まずは、芦田宿。
もうすぐ、日が暮れます。浅間山から煙がでているのも見えますね。
茂田井間の宿。芦田宿と望月宿の間です。この間は5㎞しかないのですが、間の宿としてできたようですね。
望月宿の本陣は、病院になっていました。
八幡宿は、すっかり暗くなりました。走るには、ヘッドライトが必要です。
塩名田宿は、問屋本陣をぱしゃり。
岩村田に入って、コンビニで休憩。まねきぎつねが歓迎してくれました。
小田井宿の本陣跡は、普通の家のようです。フラッシュで写真を撮って、お騒がせしました。
追分には、中山道と北国街道が分かれる「分去れの碑」がありました。
沓掛宿は、土屋さんのおうちになっていました。
軽井沢宿は、明治天皇の行在所です。
第二の難所、碓氷峠
ここから、いよいよ碓氷峠越えとなります。峠の頂上には県境があります。深夜3時、参加者しかいません(笑)
ヒルがでる、ということでゲイターを着けて、ヒル除け剤も噴霧します。
暗い峠を慎重に下ります。 約8kmちょっとの山道を抜けて、小休止。その先は坂本宿です。
2日目も暑く!
妙義山がきれいです。今日も暑くなりそうです。
松井田宿には、7時過ぎに到着、暑い!
コンビニでサンドイッチを買って、朝食です。氷はハイドレーションに入れて、冷やして進むことにしました。
安中の宿は、郵便局でした。
板鼻宿が、高崎の一つ手前です。
烏川を渡れば、高崎宿。ゴールです。
高崎市役所から山を望む
市役所に登って、景色を眺めました。クーラーが効いていて涼しいのですが、外は激熱、でした。
こんな感じで進んできました。
昼食、そしてご褒美
ゴール後は、高崎のレンタサイクル「高チャリ」で南高崎の温泉へ。汗を流してさっぱりしました。
高崎のスズラン百貨店の地下で、昼食におそばを頂いて、満腹!
高崎駅の駅ビルでご褒美のビール。
一部の方には有名なドンレミーアウトレットでケーキを買って、帰宅。暑かったけど、楽しめた2日でした。