コロナウイルスで、ランニングの大会はほぼ中止になっています。
ギリギリ参加できた、2月に愛知県で行われたフルマラソンの記事です。
「リビング×メ~テレマラソンパラダイス2020inモリコロパーク」という、長い名前の大会ですが、アドレスがhttp://run.web.co.jpと短いです(笑)
なぜ愛知県まで出かけるの?
私は、全部の都道府県をウルトラマラソンで完走しよう!の一人プロジェクト(笑)を実行中です。
愛知県も、ウルトラマラソンで走破したい!と思っていましたが、探したところ愛知県にはウルトラマラソンの大会がなさそうです。
そのため、フルマラソンに参加することにしました。
同じように、ウルトラマラソンやマラニックなど、42.195km以上の大会が見つからない県は、フルマラソンでもOKとしています。
愛知県のフルマラソンは?
愛知県には、フルマラソンも数少ないです。女性であれば、ゴールするとイケメン男子(!)からティファニーがもらえる「名古屋ウィメンズマラソン」があるのですけれど、男性の大会は、非常に少ないです。
モリコロパーク内のマラソン大会
そんな中、愛知県のテレビ局「メ~テレ」が開催するのが「リビング×メ~テレマラソンパラダイス2020inモリコロパーク」です。
開催場所は、愛知県の「愛・地球博記念公園」(通称:モリコロパークです)。
公園内を走ります。一周約10.5kmのコースを4周します。
公園をぐるっと回るサイクリングロードが、約5kmです。また、それとは別にある公園内無料巡回バスのルートも使って、一部折り返しも含めてコース設定されていました。
マラソンパラダイスには多くの種目がある
一周10.5kmのコースを利用して、いろいろな種目が行われていました。
9:10スタート:クォーターラン
9:30スタート:フルマラソン、スリークォーターレディースラン
9:50スタート:ハーフマラソン
13:30スタート:ハーフ駅伝(4名)
ハーフ駅伝だけは、約5kmです。ここを4人でタスキをつなぎます。仲間と走る駅伝なので、これが一番盛り上がっていました。
当日は気温が低く、北風も吹いていた
当日は、夜行バスで6時過ぎに到着しました。公園の開園時間は8時ですので、ファミレスで朝食をとりながら時間をつぶします。
天気予報では、最低気温が0度近く、また最高でも7、8度しか上がらず、風もあるとのことでした。
ウェアは、ミレーのドライナミックメッシュにアームウォーマーとTシャツ、下は裏起毛のコンプレッションタイツです。
但し、防寒用の薄いウェアを忘れたのが痛いところです。
モリコロパークの交通機関が「リニモ」だけなので混むかと思ったのですが、それほどではありません。代わりに広い駐車場に車が沢山止まっていました。
モリコロパークは名古屋の郊外の長久手市にあるので、車の方が便利なのでしょう。
はがきで、ゼッケンと参加賞(タオルでした)に引き換えて、着替えます。
ゴール付近には、ストーブがあるビニールハウスがありました。更衣室は別にあるのですが、ここで充分です。
無料の荷物預かり、便利です(途中で出入りできます!)
荷物預かりは、ゼッケンと、荷物につけたタグを照合して置き場所に入り、自分で好きな場所に置く方法でした。
出るときも、ゼッケンとタグの番号チェックがありました。無料の荷物置き場としては十分です。そして、無料です!
荷物置き場は、コースのすぐ脇にあります。周回コースなので途中で荷物を出せるか聞いてみると、OKとのことでした。
では、ということで、1周目はウインドブレーカーを着て走り、2週目以降に状況を見て預けることにしました。
これ、とても役に立ちました!
期待の「大エイドステーション」
荷物置き場の近くには、「大エイドステーション」があります!
いろいろ並んでいます。暖かいものは11時からとのことでした。今日は寒いので、とても助かります。
9時10分にクォーターランがスタートした後に、整列が始まります。
中村玉緒さん!
ゲストランナーはたくさんいましたが、何と言っても中村玉緒さんでしょう。「私は80ですよ、80! 皆さんの3人分です!」と、とても元気でした。
玉緒さんは、42.195kmではなく、42.195mを、子供たちと一緒に走ったそうです。
私は最近は全く走っていないので、完走目標です。 完走できれば、37県目となります。
アップダウンが多いコース
モリコロパーク内のコースは、アップダウンが多いです。
最初は登り基調
スタートの後は、いきなりの登りです。
その後も、3kmくらいまでは登り基調のアップと少しのダウンがあります。
4km手前の給水地点までは、ほんの少しの下りです。
中ほどで、一旦下る
ここまでは巡回バスルートでした。折り返してサイクリングロードに入ると、再び登り返します。さつきとメイの家を見ながら、
ほぼバスルートに沿って進み、7kmくらいからは下りになります。自転車基地が8km地点で、再び給水です。
再びアップダウン
ここからも下り基調です。先ほど折り返した地点の対面で折り返すと9km地点。ここから、スタートに向かいます。ここも若干の登りです。
最後に「大エイドステーション」の脇を通って、再び周回コースに入ります。
一周目:無理せず、コースを把握する
一周目は、飛ばさないようにゆっくり進みます。途中で狭いところもありますが、それほど混雑した感じはしません。
アップダウンが多いのですが、それぞれ長くは続きません。「ここまで行くと登りが終わり」を見つけながら進みます。
4km手前の給水所には塩飴もありましたが、寒くて汗をかいている気がしないので、パスです。
7km過ぎで、先頭ランナーに抜かれました。自転車に先導されて、一人旅でした。
8km地点の給水も、少しだけ口に含んで、あとは捨てました。
待望の「大エイドステーション」に戻ってきました。ずらっと並んでいます。
暖かい食べ物は、準備中です。唯一あった味噌汁(赤だしです)で暖まりました。
少し体が温まったと思ったので、また日が当たる場所は意外と暖かかったので、ウインドブレーカーは荷物置き場に預けました。
二周目:飛ばさない(飛ばせない)
ゴール手前で、終了と周回に分かれます。周回コースは、ここから再び登り返します。
コースが判っているだけ楽です。体も温まってきましたが、あまり飛ばさないように、ペース確保で進みます。
そして、期待の大エイドステーション! 名古屋名物「スガキヤ」と、お汁粉を頂きました。
他の大会でもよくあるバナナやアンパンなどは、遠慮しました(本来は、こちらの方が補給に適しているとは思いますが)
三週目:風が出てきた
暖かくなってきましたが、風が強くなってきました。北風なので、北に向かう4~7km、そして最後の1kmが登りかつ向かい風になります。
やはり、大エイドステーションで味噌汁をもらって、体を温めました。
そして、スリークォーターマラソンのランナーは、ここで終わりです。
四週目:へろへろ
3周が終わって、31.5kmを過ぎたことになります。へろへろとなりながら、ゴールを横目に見て周回コースに進みます。
周回コースはだいぶ減ってきました。
この時点で3時間30分が経過していました。あと30分で、駅伝ランナーがスタートします。追いつかれないようにしたいです。
なんとか歩かずに登りを進み、4km手前の給水を受けます。折り返してサイクリングロードに入ると、眼下のバスルートは、元気な駅伝ランナーが走っていくのが見えました。ギリギリ追いつかれませんでした。
最終の周回も、ゆっくりですが歩かずに進むことができました。
最後の1kmは、駅伝ランナーと一緒になります。速い!です。邪魔にならないように進みました。
これで終わりなので大エイドステーションに寄らなくてもよいのですが、記念に?4回目の立ち寄りです。水だけをもらって、ゴールに進みました。
無事にゴールしましたが、タイムは4時間44分45秒と、もう1秒速ければぞろ目で揃えられました。ちょっと残念です。
寒いのであまり汗もかいていません。重ね着をして、早々に帰路につきます。
途中、近くの温泉で暖まり、名古屋名物きしめんを食べて帰りました。
おわり。
コメント
走る以外の部分でもいろいろと楽しめそうなイベントですね。ただ肝心の走る方は周回コースでのフルマラソンとなると、メンタル的にはきつい部分も出てきそうな気もします。
3月以降の大会はもうすべて中止ですね。2年に一度の開催で参加を楽しみにしていたアクアラインマラソンも中止になってしまいましたし、何とか来シーズンへの影響はなくなって欲しいものです
ま~くさん、ありがとうございます。
この大会は、記録を出すというよりも、楽しむ大会なのだと思います。
コロナウイルスの影響で、すっかり大会が中止になっていますよね。10月のアクアラインマラソンの中止を聞いた時にはびっくりしました。「3密」(密閉、密集、密接)を避けて、体力をつけて乗り切っていきたいと思います。