2019みちのく津軽ジャーニーラン 装備予定と結果

2019みちのく津軽ジャーニーラン263kmを、制限時刻3分前にゴールしました。
51時間弱という長丁場を無事に走りきれた(歩ききれた)のは、様々な理由があります。
今回は、装備について書きます。

みちのく津軽ジャーニーランの特徴

みちのく津軽ジャーニーランは弘前市をスタートして、鰺ヶ沢町、竜飛岬を回り、金木町、五所川原市、黒石市を経由して弘前に戻ってきます。263km、51時間に及ぶ「旅」です。

コース前半・中盤は、お店が少ない

3日にわたる長旅です。持ち物は軽くしたいのですが、不足があっても困ります。3日目の五所川原以降はコンビニがあちこちにあるのですが、それまではお店が殆どないので現地調達も難しいです。

2019年の天気予報は、雨から曇りへ

2019年のジャーニーランの天気予報は、少し前にあった雨マークが消えて、曇りでした。
気温は最高でも23度くらい。走りやすい天気です。でも、夜間は、冷えるかもしれません。

2019みちのく津軽ジャーニーラン 当初の装備と、2日目

あまり暑くなさそうで、雨も心配されることから、装備計画は寒さ防止をメインに考えました。

トップス:半袖+アームウォーマー→2日目は半袖のみ

トップスは、半袖+アームウォーマーを基本とし、暑い場合はアームウォーマーを外すこととしました。
昨年は暑かったので、アームクーラー(汗や水分の蒸発するときに涼しく感じる素材)としましたが、今回は夜間寒いことを予想して冬用のアーム「ウォーマー」にしました。
天気が心配なので、しっかりした雨具(モンベルのトレントフライヤー)と、ウインドブレーカーも持ちました。スタート時点で、どちらかを持ってどちらかをレストステーション用の荷物に入れる計画です。

スタート時点では、雨は降りそうにありません。そのため、雨具はレストステーション行の荷物に入れ、ウインドブレーカーをザックに入れました。

初日の夜間走を走った感じでは、夜は冷えますがアームウォーマーでは暑すぎます。エイドなどで立ち止まると寒いのですが、それも再び走り始めれば気になりません。
そのため、最初のレストステーションで、アームウォーマーを次のレストステーション行の荷物に入れ、身軽になりました。

また、初日の満点の星空を見て、雨は降らないだろうと考え、持っていたウインドブレーカーはレストステーション行の荷物に入れました。

結局、2日目は雨具もウインドブレーカーもアームウォーマーを持たず、半袖で進みました。

ボトムス:ロングタイツ→2日目はランニングパンツ

ボトムスは、夜間の冷えを想定し、日中も20度程度の曇りの天気予報だったので、ロングタイツにしました。
私は、ウルトラマラソンは多少暑くてもロングタイツ(CW-X スタビライクス)を履いていました。日焼けによる疲労防止と、筋肉サポートです。

前回は、暑さを想定して、短パンにしました。ひざはテーピングをしましたが、その跡がくっきり付きました。
今回も、熱くなった場合に備えて、レストステーション用の荷物に、短パンとショートタイツ、テーピングを入れました。

最初のレストポイントとなる鰊御殿では、見事な青空。気温が上がることを想定して、ロングタイツから短パン+ショートタイツにしました。

ソックス:前回と同じソックス

ソックスは、南砺ウルトラで履いたソックスにしました。
万が一、足に合わなかった場合を想定して、RxLの厚手の5本指ソックスをレストステーション用の荷物に入れました。これは、以前から使っているソックスです。

シューズ:アシックス ゲルカヤノ25

シューズは、アシックスのゲルカヤノ25です。南砺ウルトラでも使いました。まだ200km程度しか走っていませんが、ソールが若干減っています。でも、山を走るわけではないので、気にせずに実績重視で選びました。

荷物:ライト2つと電池の予備、補給食

夜間走が2回あるので、ヘッドライトは必須です。また、予備としてハンドライトも持ちました。
さらに、前回はヘッドライトの電池がなぜか6時間程度しか持たなかったので、今回は予備の電池も2組持ちました。

初日と二日目は、お店がほとんどありません。がっつり炭水化物を摂れるエイドステーションは、レストポイントの2か所となります。
そのため、「10㎞ごとに補給」で考えました。レストポイントは1日目、2日目とも90km先なので、9個必要となる計算です。
いつもの抹茶ようかんと、ショッツ、それに加えてスパトレイルで頂いた粉飴のジェルを持ちました。

エイドステーションの間隔は20km程度となる区間があります。そのため、水分は自分で持つ必要があります。
スパトレイルで頂いた粉飴を水に溶かしてハイドレーションに入れました。そのままだと甘くていまいちだったことはスパトレイルで経験済なので、クエン酸を入れようと思いました。が、入手できず。代わりに「レモン汁」をスーパーマーケットで買って入れました。

これらは、ベストタイプ、かつハイドレーション搭載可能な「ウルトラスパイア サージ」のリュックに入れました。
かなり押し込んで、目いっぱいに膨れていました。

2日目の装備は、晴天対応&軽量化したが…

2日目の天気は、見事な晴れでした。
みちのく津軽ジャーニーラン2019.鰊御殿での晴天

レストステーションとなる鰊御殿への到着時間は7時。すでに暑く、シャワーを浴びたのち、今後の装備を変更することにしました。
具体的には、上に書いたように、アームウォーマーやウインドブレーカーを次のレストステーション行きの荷物に入れ、軽くしました。
これは、この先に補給ポイントが少なく、水や食料を多めに持つ必要があるために、不要なものを減らしたかったということもあります。

氷で冷やしながら進んだ

竜飛岬までは、見事な晴天が続きました。

みちのく津軽ジャーニーラン:竜飛岬(まだ登ります)

暑く、途中の唯一のコンビニでは氷を買って、ハイドレーションに入れました。
また、余った氷はタオルに包んで、首筋を冷やしながら進みます。

ですが、三厩から津軽半島の東側を南下して進んでいくと、だんだんと雲行きが怪しくなってきます。それに伴い、気温も下がってきました。

途中からは、雨

ついに、道の駅たいだらだてを過ぎたころ、雨が降ってきました。雨具もアームウォーマーもウインドブレーカーもなく、ビニール袋をかぶり進みました。

レストステーションとなるふるさと体験館までは3時間。凍えながらなんとか到着しました。

3日目は、雨具を着て補給食を減らす

3日目の午前3時。まだ霧雨が降っています。雨具を着ました。
リュックの重さを減らすため、また3日目はコンビニもあって補給ができるため、補給食は最低限にしました。

一番気温が低い時間帯、そして雨も降っていますが、やはり雨具があれば快適です。少し上った後は下り基調なので、あまり汗もかかずに進むことができました。

五所川原に降りてきて、177kmのコースと合流すると、ほぼ雨も止みました。雨具をリュックに入れて、ゆっくり進みました。

この先はあめに降られることはなかったのですが、逆に気温が上がって暑い! 前日と同じく、コンビニで氷を調達して冷やしながら進みました。

みちのく津軽ジャーニーラン 装備のまとめ

色々な人に聞くと、今年は例年になく走りやすい年だったようです。

それでも、晴天で気温が高くなる時間帯もあり、また雨で寒さに震える夜もありました。

3日のジャーニーランなので、雨や快晴、寒さや暑さ、強風などいろいろな場面を想定して準備することが必要と痛感しました。

また、それらの装備を背負うことができるザックや、重量を背負っても走れる体力も必要と思います。

来年は…、と言いたいところですが、1週間過ぎてもダメージがある大会です。来年どうするか、は、じっくりと考えたいと思います。

 

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