阿蘇ラウンドトレイル ハーフに参加しました

阿蘇ラウンドトレイルのハーフの部、無事にゴール出来ました。

絶好の眺望を楽しむことが出来ました。

阿蘇ラウンドトレイルとは

阿蘇ラウンドトレイルは、熊本県の阿蘇の外輪山をぐるっと回るトレイルランニングの大会です。
ロングの部は、109kmです。ほぼ一周します。制限時間は29時間、累積標高は5000mを越えます。
私が参加したのはショートの部。阿蘇外輪山の南半分を回ります。約43km、累積標高2300mくらいです。

熊本阿蘇で開催される九州初のウルトラトレイルレース「Aso Round Trail」公式サイト

阿蘇ラウンドトレイル スタートまで

まずは、スタートまでの旅行記です。

朝一番の飛行機でGO!

阿蘇ラウンドトレイル ハーフの部は、当日受付でOK。羽田空港を6時過ぎの飛行機に乗り、阿蘇熊本空港には、8時過ぎに到着しました。

天気は快晴、絶好の眺望とたっぷりの汗が予想できます。

今晩は車中泊

レンタカーを借りました。軽のNBOXです。今晩のお宿にもなる車です。

阿蘇ラウンドトレイルハーフの部のゴール制限時間は、深夜12時です。多分、ギリギリのゴールでしょう。

それから素泊まりの宿に向かっても、深夜1時過ぎ。チェックインしても寝る時間は数時間でしょうし、宿も迷惑そうです。

そのため、スタート会場に車を止めて、車中泊することにしました。

スタート会場で準備

途中のコンビニで昼食用におにぎり3つと水2リットルを購入しました。会場の高森体育館に10時に到着です。
受付が10:30までなのでちょっと焦りましたが、続々と車が来るので大丈夫でしょう。

まずは、必須アイテムを持参しての装備品チェックです。ライト2つと予備電池をしっかりチェックされました。

その後の受付では、参加賞としてさつまいもを頂きました。農産物を頂いたのは、嬬恋村のキャベツマラソン以来かもしれません。他にもいろいろな参加賞を頂きました。

ウェアは長袖、ロングタイツ

暑いけれど、転んで怪我をするのを避けるため、長袖Skinsにロングタイツにしました。参加者の多くは半袖+短パン+ゲイターなどです。この暑さでは当然でしょうね。

靴に土が入るのも嫌なので、シューズを覆うゲイターも付けました。

どう見ても、走る格好ではなく、山を歩く格好です。靴だけは、ブルックスのカスケディアというトレイルシューズでした。

持参した経口補水パウダーを使って、ハイドレーションに入れる経口補水液を作ったりしていたら、あっという間に11時過ぎです。急いでゴール行きの荷物を預けると、開会式が始まりました。

開会式

開会式ではRedbullの車が盛り上げます。ソラシドエアの社長さんもいらっしゃって、挨拶されていました。

10分ほどで開会式が終わり、スタート会場へ移動です。

スタート場所は、高森温泉館の裏です。シングルトラックの階段を登って行くのですが、既にスタート前から渋滞していました。

阿蘇ラウンドトレイル ハーフの部 スタート!

萩往還の疲れも有り、制限時間ギリギリに間に合えば良いと思って、後ろからスタートすることにします。

事前にざっくり見てみたら、ゴールの制限時間より、1つ手前の地蔵峠の関門の方が厳しそうです。そして、関門時間は、エイド到着時間ではなく、出発時間です。ギリギリに到着すると、補給の時間がなくなります。

そうは言っても、天気は絶好。ピクニック気分でスタートです。

まずは、つづら折り林道

12時ぴったりにスタートです。最初は舗装の林道を登ります。

すぐにシングルトラックの僅かなアップダウンがあり、少し渋滞。

その後も、つづら折りの舗装林道を登ります。景色は最高!そして、スタートの体育館がだんだんと小さくなっていきます。

「九州自然歩道」の看板があるところを右折し、トレイルに入ります。

なお、後半のコースは、ほぼ九州自然歩道に沿っています。

九州自然歩道ポータルサイトは、各県の九州自然歩道に関する情報を提供しています。

すぐに渋滞

後ろから速いランナーが追い越していきました。先程の右折をミスコースしたようでした。

そして、この先はロープ有りのつるつる上りで渋滞しています。10分くらいは止まっていたかもしれません。先は長いし、待つのは皆同じなので、焦っても仕方ありません。

 

右手(北側)に阿蘇の雄大な景色を見ながら、アップダウンを進んでいきます。

宮地嶽(1010m)という、ちょっと怖そうな名前がありました。「みやじだけ」と読むようです。

アップダウンが続きます。次は清栄山(1006m)です。暑いのですが、見事な景色に癒やされます。

高森峠WS 7.5km地点

高森峠WS(ウォーターステーション)には、14時半前に着きました。
到着すると、ゼッケンのQRコードを読み取ってくれます。

ここの制限時間は16時。1時間半の余裕があります。
7.5kmを2時間半かかっているので、1キロ20分のペースです。上りだったので、こんなもんでしょう。

コーラを貰って、アクエリアスも飲みます。椅子に座ってすこし休憩しました。
持参したショッツを摂り、エネルギーの補給にします。ここはウォーターステーションなので、補給食はありません。

仮設トイレを借りて、アクエリアスを200ml補給して、再スタートです。

稜線上に出たので、この後はそれほど時間がかからず、1時間半の余裕を保ちながらゴールできるかな、と思いましたが、とんでもない勘違いと思いしらされました。

この先は、峠を幾つも越えていきました。そのたびにアップもダウンもあります。
景色が良いので、「また下って、また登るの?」という感覚を何回も味わいました。


(これくらいのアップダウンは、可愛いものです)

清水峠AS、18.2km地点

2つ目のエイドは清水峠AS、18.2km地点です。到着は16時半頃でした。

ここでもトイレを借りて、クリームパンとアンパンを食べました。ポテトチップスのチップスターが意外と美味しく感じました。塩分が足りないのでしょうね。

エイドから折り返すように林道を登っていき、携帯電話の基地局と思われる場所を通過すると、トレイルとなりました。

途中、階段の上りが延々と続く個所があります。手すりにつかまって、よろけないように登りました。

上りきったら、高千穂野(たかじょうや)です。名前からすると開けているように感じますが、眺望はありません。

 

私の場合、ロードだと、上りで追い越されて下りで追い抜くパターンが多いのですが、トレイルは逆で、上りで追いつき、下りで追い越されました。下りは、こわごわ歩いているからでしょうか。

夕暮れが迫ってきます。

大矢岳山頂(1220m)には、19時過ぎに到着しました。ちょうど太陽が沈んだ頃でした。
山頂で日没を見ていた方からは、「あと10分早く到着すれば、見事な夕日が見られたのに」と言われました。惜しい。

 

なぜか、地理院地図には、「」という名称が記載されてませんでした。

地形図、写真、標高、地形分類、災害情報など、国土地理院が捉えた日本の国土の様子を発信するウェブ地図です。地形図や写真の3D表示も可能。

ここから先は、ヘッドライトを装着して進みます。

地蔵峠AS、31.1km地点

3つ目、そして最後のエイドは地蔵峠です。31.1km地点。ここの関門は20時です。

峠では子どもたちが応援してくれています。これからどんどん寒くなるのに、ありがたいことです。

地蔵峠エイドは、峠から南に少し下ったところにあります。ゼッケンチェックをした後に補給しました。

クリームパンとアンパンを頂いて、トイレに寄って、防寒具を出して、とのんびりしていたら、エイド出発は、制限時間の約20分前となりました。

ここからゴールまでは約12kmで、4時間あります。計算すると、時速3km、1kmあたり20分で進めばOKです。
俵山への上りが有りますが、残りは下り。余裕と思ったのですが、全然そんなことはありませんでした。

再び地蔵峠に戻ります。一旦舗装道に出てから、再びトレイルです。この先は、しばらく走れるルートでした。しかし、真っ暗でヘッドライトのみが頼りのため、あまり走れません。

九州自然歩道なので、標識はあちこちにあります。俵山峠までのの距離表示を参考にして進みます。でも、俵山峠と俵山の関係は、よく判っていません。

地図で見て心配していた、冠が岳への分岐も、しっかりテープが付いていて迷うことはありませんでした。

俵山へは、一旦下って登り返します。この下りがつるつるで滑ります。ロープがあっても転びました。
ここも渋滞していて、10人くらいの集団で下りました。

その先は、尾根線を登ります。昼間で晴れていればとてもきれいな風景と思います。が、同時に両側になにもないので昼間は恐怖感があるかもしれません。

俵山への上りで、ロング109kmのトップ選手に抜かれました。既に100km以上走ってきたのに、スタスタと登っていきます。すごい!の一言です。

上りきったところに、ボランティアさんがコーラを持って待機していました。夜中に、また担ぎ上げないと到達できない場所でのボランティアに感謝です。

やっと、俵山の頂上に到着です。時間は22時少し前でした。多分、あとは3,4kmの下りでしょう。23時までにはゴールできるかな、と思いましたが、これまた甘いと思い知らされました(笑)。

ここからは、「萌の里」方面に下ります。

この先も真っ暗で、前後に人が居なくなりました。ほぼ一本道なのですが、心細くなり、たまに後ろを振り返ってヘッドライトが無いか、また、しばらく走ってオフィシャルのテープが有るかを探すことが続きました。

ガレた林道を通過して、暫く行くと草原です。ヘッドライトが点々と右方向に見えるので、そちらに進みました。

しばらくすると、3つのヘッドライトがこちらを照らしていました。ボランティアさんです。「あと1km」とのことでした。しかし、ここからの下りが長く続きます。

ルートは明快なのですが、足元が石と土です。転ばないように、ゆっくり降ります。つくづく、下りと夜が苦手だなあと思いました。

ゴール!

最後は舗装の直線をゆっくりと登ってゴールです。23時7分のゴールでした。11時間ちょっとの大展望の旅でした。

GPSでは、41kmを示していました。あれ?

カレーを頂き、荷物を受け取って、スタート地点にバスで戻ります。

バスは適宜満員になると発車するようで、23:40に萌の里を出て、0:10頃にはスタート会場の高森体育館に着いきました。

長い一日の終わり、車中泊

高森体育館のそばには、日帰り温泉の高森温泉館があります。風呂に入ってさっぱりしたいところですが、さすがにこの時間は開いていません。

レンタカーの後部座席を倒して、ウェアを脱いでラクな格好に着替えて寝袋へ入ります。

寝袋に入る時に足が攣って、ちょっと悶絶していました(笑)。

翌日は、温泉三昧

翌日は5時過ぎに起きて、24時間営業のコンビニで朝食をゲット。コインランドリーで洗濯し、早朝6:30から開いている温泉でさっぱりしました。

「四季の森」は、全室から阿蘇五岳が一望できる客室と、やわらかな泉質と雄大な眺望で人気の天然温泉、料理長自慢の料理が楽しめる施設です。

この日は朝から雨。109kmの選手は、この雨の中、スリッピーな下りをどうやって降りたのだろう?と心配になります。

温泉好きなので、他に2箇所の温泉に入りました。阿蘇は、近くの温泉でも泉質がいろいろなのがいいですね。

阿蘇白水温泉「瑠璃」は南阿蘇の"憩いの場"であり、南阿蘇を訪れていただくお客様と村民との"交流の場"でもあります。白水温泉に浸かりながら裸のお付き合いで、少しも飾らない方言丸出しの素の会話で思わず笑ってしまうこともしばしば。堅苦しさはなしで「人・温泉・お料理」心ゆくまで楽しんでいただければ幸いです。

新聞にはこんな記事が。前半のコースは牧野を通過するので、景色が雄大ですね。

帰りの飛行機は、スポンサーのソラシドエア。温かいスープが美味しかった。

ギリギリ天候に恵まれて、見事な景色を堪能できた一日(半日)でした。

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コメント

  1. ま~く より:

    標高2000mを超えたところでフルマラソン以上の距離の山道を進むというのはこちらも過酷な大会ですね。かなり険しそうな山道のようですので、走る格好と
    いうよりは山登りのような格好の方が正解だったのでしょう。

    結果的に制限時間よりも約一時間の余裕を持ってのゴールでしたね。暗い中を目印のテープを探しながら進むというのは心細いし、不安になりそうです。

    ゴール後にすぐに風呂に入れなかったのは辛いですが翌朝に早い時間に温泉に入れたのはラッキーでした。阿蘇は良い温泉も多いですしもう一泊して温泉旅館に泊まってもよかったかもしれませんね

    萩往還でできたマメの影響がなかったのは幸いでした。靴擦れブロックなんてものがあるんですね。足にマメができるほど走ったり歩いたりしたことはありませんが、何かの時のために準備しておくのもよさそうです

    • ひっきー より:

      いつもありがとうございます。フラットな道を進むのに必要な筋肉と、上り下りに使う筋肉は違うようで、筋肉痛が抜けません。

      全く初めてのルート、それも真っ暗の山道というのは、それだけで神経を使いますし、慎重に進む必要があります。制限時間内にゴールできたのは、ラッキーでした。

      余裕があれば、もう一泊したかったのですが、残念ながら叶いませんでした。今度はゆっくり訪れたいですね。