第14回えちご・くびき野 100kmマラソンを走ってきました

6年ぶりに開催された「えちご・くびき野 100kmマラソン」に参加しました。

この大会の100kmのコースへの参加は10年ぶりです。前回は13時間30分の制限タイムに対して、15分前にゴールしました。
今年は14時間の部に選んでもらったのですが、アップダウンが多いコースでどうなることやら、と思っていましたが、10年前にも感じた応援のすばらしさを受けて、なんとかゴールすることができました。

前日まで

前日夕方に、新幹線で上越妙高駅へ。2時間弱で到着。10年前はほくほく線で行ったのですが、北陸新幹線ができてあっという間に到着。

ホテルは上越妙高駅西口の東横イン。明日の会場行きのバスもここから出発するので楽。

明日の朝食用にお弁当を買おうと思ったが、駅のNewdaysはほぼ売り切れ。東口にローソンもお弁当は無く、おにぎりとカップラーメンとジェルを買った。

東横インはチェックインに行列していたので、近くのラーメン屋さんで夕食。

あっさりとこってりがあったが、胃をいたわってあっさりにした。でも大盛り。

まだチェックインの列は続いていたが、20分ほど待って部屋の鍵(カード)をもらえた。

ウルトラマラソンでは、前夜祭がある大会が多かった。えちご・くびき野 100kmマラソンも盛大に行っていたが、新型コロナウイルスの影響で、前夜祭は無し。エイドでの補給食や水分の手渡しもなく、接触は最小限にするとのことだった。

9時ころには就寝。

当日の準備

2時半に起きて準備。連泊なので、荷物をまとめる必要がないのが楽。
おにぎりとカップラーメンを食べる。服装は迷っていたので、寒い用と暑い用の2種類を持った。

3時半のバスで会場に向かう。

検温して、1週間の体調の結果のアプリをスマホで見せて、受付済の証となる、専用のバンドをもらう。


最低気温は10度との予報だったが、それほど寒くない。ロングタイツは止めて、カーフゲイターとランパン+膝にテーピングとした。
上は、薄手のアームウォーマーと半袖Tシャツに、薄いウインドブレーカーにした。
ウエストポーチに300mlボトルのポカリスエットとスマホ、ジェル2つを持った。
トランスエゾのベテランのKさんにもお会いできた。隔年開催のこの大会でゴールドゼッケン(10回参加)はすごいです。

中間と78km地点、そしてゴールあての荷物を自分で籠に入れて、スタートへ。

いよいよスタート

4:30、まだ暗い中、スタート。街灯があって、それほど困らない。走り出して直後に、持っていたジェルを落とした(と思う)。補給は各所にあるので、まあいいか。

最初の給水は通過して、次のエイドでトイレ休憩。15分待ちで、30分後にスタートしたBグループに追いつかれた。

その後は淡々と走る。妙高が水に映って、「逆さ妙高」となった。

逆さ妙高

日が昇って、暑くなってきた。ウインドブレーカーを脱いで腰に巻いた。

やっと25km

旧宮嶋小学校に到着。そばとおにぎり、笹団子をいただく。感染対策で、個包装となっていた。

  

群馬で走っていた時の友達にも久しぶりにお会いできた。会場で会えずにコースで会えるというのはちょっと奇跡。

だんだんと登り始める:牧区37kmまで

ここまでは平坦と思っていたが、緩いが細かいアップダウンが何回かある。トイレ休憩時間もあり、予定よりペースを上げたためか、少し疲れ気味。

次のレストは清里中学校。大太鼓の演奏で迎えてくれた。水餃子と漬物をいただく。

  

牧区総合事務所までは6kmちょっとだが、上り基調。早くも歩きが入った。

牧区総合事務所でひと休憩。おぼろ汁をいただいた。

 

本区的なアップダウン:安塚50kmまで

牧区総合事務所からはアップダウンが続く。遠慮せずに歩く。下りは走りたかったが、左ひざに違和感があったので、急な下りは無理しない範囲で走ったり歩いたりで進む。

幸いにして、暑くない。時間もないため、一部の給水は、パス。

峠を降りて、安塚B&G海洋センターに到着した。荷物を受け取る。中からジェル2つを取り出し、ウインドブレーカーと手袋を預けた。
クジラ汁をいただき、再スタート。

峠越えを1プラス1:浦川原68kmまで

少し走れるところは走るが、すぐに上りとなって、歩きが入る。下りも緩やかな場所は走れるが、急な下りは早歩き。

大島生活改善センターについて、温かい舞茸汁をいただいた。

ここから、最後(と思った)の峠を越える。あとは浦川原まで下りのはずだが、今年はルートが変わり、小さい(でも100mくらい上ります)峠を越えます。
なんとかクリアして、緩い下りの道を虫川大杉に向かって進みます。ここが走れたので、少し気持ちが楽になりました。でも予定より15分遅れですが。

虫川大杉駅では、大太鼓で歓迎を受けました。ウルトラマラソンはトップと最後尾の差が大きく、太鼓の演奏も長時間にわたって大変だと思います。ありがたいです。

虫川大杉駅からのルートは、10年前と変わっていた。新しい道ができたのかな。

ほどなく浦川原総合事務所のレストに到着。ゼッケン番号を読み上げて、名前を呼んで応援してくれるのはすごい!
ここで、うどんをいただき、おにぎりをうどんの汁に浸して食べる。

この時点でも15分遅れ。計画では5分間にゴールする予定なので、間に合わない。でも、何とか走れていることや、この後はキロ8分で見積もっていることから、関門に引っかからないうちに前に進む。

最後の峠越え:吉川区78kmまで

これが本当に最後の峠となる、朔日峠に向かう。100m弱の標高差を越えると、あとは下り。

吉川区総合事務所で、預けていた荷物を受け取る(ジェル2つだけ)。
計画では15分の休憩としていたが、滞在時間を最小にして再スタート。ほぼ遅れが挽回できた。

何とか予定通り:柿崎区85kmまで

平坦な道は、走ったり歩いたり。柿崎の総合事務所に到着したときも、ほぼ予定時間通り。気温が下がってきたので、温かい味噌汁をいただく。また、この先が暗くなるので、反射襷も預かった。

走り出してすぐに、雨が降り出した。少し寒い。ウインドブレーカーを預けてのは失敗だったか?と思ったが、逆に冷えないように走り続けることになり、結果オーライ化も。

海岸線も雨で少し寒い。あまり風がなかったのは幸い。

小雨の中、大潟区へ:92km

最後のレストとなる大潟老人福祉センターに到着。海賊汁で温まる。

雨の中、太鼓での応援に感謝。

ここで、貯金が5分くらい。残り8kmで、キロ9分で間に合う計算になる。ゆっくりではあるが走れているので、ゴールできるだろう。

水たまりに注意しながら走ったり歩いたり。歩道は臨時の照明が置かれていた。

無事にゴール

結局、ゴール閉鎖の10分前に希望館につくことができた。途切れない沿道からの応援や、レストでのもてなしのおかげ。

荷物を受け取って、リージョンプラザ経由でホテルへ。ゴールでいただいたおにぎりを食べて、すぐに寝た。

翌日は、ホテルの朝食を食べて(ランナーでいっぱいでした)、近くの日帰り温泉(釜ぶたの湯)へ。すべすべの湯で温まったあとは、飯山長野で温泉に入って帰宅。たっぷり楽しめた旅行でした。

その後

走っているときは問題がありませんでしたが、ホテルについてみてみると、マメと擦れがありました。
両足の第四指にマメができていました。これは、アップダウンがきつかったので走ったためでしょう。また、足首が靴下で擦れたのは、靴の締め方が甲ではなくて足首側で強くしたためでしょうか。
心拍計のベルトも擦れていました。だんだんとベルトが下がってくるので、それが擦れの原因かもしれません。
ですが、無事にゴールできたので、良しとしましょう。

おわり。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

●他の方のブログもどうぞ!↓
にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 市川情報へ にほんブログ村 その他スポーツブログ 超ウルトラ・ウルトラマラソンへ