トランスエゾの旅2025、宗谷岬からえりも岬まで 5日目(栗山から富川)

宗谷岬からえりも岬までの「トランスエゾ」も、5日目になりました。今日は、内陸から太平洋側に抜ける日です。どんな景色が見られるでしょうか。

前日の様子はここに書きました。

宗谷岬からえりも岬まで、約550kmを自分の足で進む旅は、4日目になりました。ちょうど中間地点です。 疲れも出てきますが、慣れも出てきます。そして、今日は、日本一の直線道路を進む日です。
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st5 栗山から富川 75.0km

久しぶりに80km未満の走行距離の日です。そのため、スタートは5時でした。

昨日の雨がまだ残っているようで、雨具を着てのスタートとなりました。でも、すぐに止んで、雨具は腰に巻いて進みました。

玉ねぎ絶好調

今日は、玉ねぎ畑を抜けて行きます。玉ねぎのいい香りが周りに漂っています。

特急列車に遭遇

跨線橋を渡っていたら、ちょうど、特急列車が走って行きました。 調べたら、札幌発帯広行きのとかち1号でした。

更に下ると、帯広発札幌行きのとかち2号が見えました。手前の駅ですれ違ってきたのでしょう。

本数が少ない列車を見ることができ、ラッキーでした。今日はゴールできるような気がします(笑)

ボランティアエイドありがとうございます

今日から、ボランティアのEさんが加わってくれました。さっそく、いつもの場所でエイドを開いていただきました。
リンゴジュースと、メロンをいただきました。ありがとうございます!

Eさんには、この先いくつかの箇所でお世話になりました。

眠りながら走る!?

ずっと5-6時間の睡眠なので、眠くて途中でふらふらと、眠るような感じで走っていました。交通量が少ないので、危なくはありませんでした。
普段の睡眠時間は7時間程度なので、眠いですね。

雨が少し降ってきましたが、走れていれば雨具がなくても問題ありません。というよりも、体を冷やしてくれてラッキー!という感じです。

太平洋沿いの町、鵡川

鵡川に着きました。廃線跡を越えていきます。5年前に参加したときには、まだ踏切の跡がありましたが、今日はすっかりなくなっていました。

下の写真は、5年前の同じ場所です。列車は走っていませんでしたが、まだ線路もあり、赤信号も点灯していました。

今は、線路があった跡はありますが、すでに軌道がない箇所もあります。草刈りした道みたいですね。

宗谷岬から、400km

今日で、400km。あと150kmくらいです(笑)

お馬さんのエリア

牧場地帯を通過していきます。よそ者が来た!という目で見られていますね。

 

今日も無事にゴールできました。

でも直前のコンビニで買い物をしていたらギリギリになってしました。まあ、良しとしましょう。

今日は、ドミトリーっぽい宿「ゲストハウス駿」

私は、2段ベッドが4つある8人部屋でした。この部屋を4人で使ったので、全員が2段ベッドの下側でした。2段ベッドの上にあがるのは大変なので、助かりました。

宿に着いたあと、雨が降ってきました。明日の天気はどうなるか、心配です。

おまけ 何を持っていく?

トランスエゾでは、荷物預けはありません。走行と宿泊に必要なものは、すべて自分で運びます。
そのため、何を持っていくか、がとても重要です。あれもこれも、となると重くなって、走るときに負担が増えます。

ランニングウェア
これは絶対に必要です。速乾性なので、宿に到着して洗濯すると、翌日朝には乾きます。なので私は1組持って行きました。。
また、結団式の時に、お揃いのTシャツを受け取ります。これは、毎日のスタートの時に着て皆で写真を撮ります。そのため、2着持っていることになります。
更に、往復のウェアも必要かも、です。
ランニングシューズ
持っていく、というより、履いていくものですね。 でも、往復で1100kmを進む「アルティ」の参加者は、中間地点の襟裳岬に替えのシューズを送っておく人もいるようです。
私は、ミズノ ウェーブライダーにしました。
スマホ、充電器、バッテリー、ボールペン
チェックポイントでLineするので、スマホは必須。となると、充電器とバッテリーも必要です。チェックポイント表に記入するボールペンも必要です。
雨具
私は山用の雨具を持っていました。軽量化のため、ビニールポンチョという人もいたと思います。
直射日光対策
サングラス、日焼け止めを持ちました。あとはリップクリーム。唇が日焼けで割れてくると食べられなくなり、走れなくなります。
洗濯袋
皆で一斉に洗濯機を回すので、洗濯袋が必要です。
救急・メンテナンス用品
基本は単独行なので、何か起きたら自分で対処しなければいけません。ばんそうこうや消毒シート、テーピングとはさみ、痛み止め(ロキソニン)と胃薬などです。
ライト・反射材

夕暮れ近くなると、ライトや反射材が必要になります。本格的な夜間走行ではない(はず)なので、ヘッドライトではなくハンドライトを持ちました。
地図の入れ物
地図は、B4サイズの紙に印刷されたものが、毎日6-8枚配られます。常に見るし、また雨でも濡れないようにするために入れ物が必要です。
私はB4のビニール袋に表裏で入れたものを3つか4つ作って、手に持つかザックの胸ポケットに差して走りました。ロゲイニングのスタイルです。

モンベルのサコッシュを使っている人が多かったですね。スピードを出して走らないので、それでも十分だと思います。

ハイドレーション
背中に入れるハイドレーションを持ちました。ですが、洗浄が面倒で残量もわからないので、使ったのは「暑いとき」だけです。でも、とても有用でした。

使い方は、コンビニで氷を買って、そのままハイドレに入れていました。しばらく背中が冷えるし、氷が解けきるころには冷水が飲めて便利です。
液体(水)ではなく固体(氷)を入れるので、2リットルサイズのハイドレーションに、1.1kgの氷は全部入りきりませんでした。

なお、北海道のコンビニには、冷凍ペットボトルを置いていないお店もありました。

食料、水分
これは持っていくというより、毎日ザックに入れておきます。量は人それぞれ。補給できる自販機やコンビニの設置間隔にもよりますね。
私は水分はペットボトル1個~3個、パンとカロリーメイトを持っていました。

明日は最後の80km越え

明日は、最後の80km越えです。体もあちこちに疲れが来ています。昨日買ったエアサロンパスでメンテして、寝ました。

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