第22回鯖街道ウルトラマラソン 走行記 その3 スタートから中間地点まで

先週末に参加した「第22回鯖街道ウルトラマラソン」。
スタートしてから中間地点の久多エイドまでの記事です。

その前の記事は、こちら。

先週の日曜日に行われた「第22回鯖街道ウルトラマラソン」。千葉県からは1泊2日の旅でした。 まずは、前日編です。
第22回鯖街道ウルトラマラソンの走行記です。 前日編に引き続き、当日のスタートまでです。
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小浜市の鯖街道起点をスタート!(6時)

鯖街道ウルトラマラソンのスタートは、小浜市のいづみ町商店街です。
朝の6時、小浜市長のスターターの号砲で、ゆっくりと進みだしました。

まずは小浜市内を走行

まちなかの道の両側に応援が広がります。4年前に参加した時よりもずっと多くの人が、朝の6時過ぎから応援してくれています。ありがたいことです。

2人1組の「鯖」女子も走っています。この方も、リアル鯖を担いでいました。

川を渡ります。夜明けの空気は気持ちよく、空は澄み渡っています。

JAのサイロで右に曲がると東小浜駅。国道27号線の信号を急いで渡ると、地元のお祭と遭遇。毎年ここで会います。

2車線のゆるい上りを進みます。沿道で応援してくれる人に感謝です。

左手にある鵜の瀬でトイレ休憩。
冷蔵庫で冷やした水は、すでに常温に戻っています。中身を捨てて、水を補給しました。

トイレから出てきたら、周りにほとんどランナーがいなくなりました。ちょっと焦りましたが、先が長いので、なんとかなるでしょう。「京は遠とて十八里」です。

下根来エイド(10km地点、7時15分)

すぐに下根来のエイドに到着です。周りに人が居ないので、エイドで混むこともなく、バナナとパンを頂けました。

エイドのボランティアさんも、急かすこともなく、「先は長いからゆっくりしていって」と言ってくれます。
あとから見ると、3分くらい立ち止まっていました。天気が良くて、周りの緑もきれいで、壁画は雄大で、一日楽しめそうです。

下根来エイドを出ると、ゆるく登りになります。のこり67kmだそうです(笑)

道端に立っていたボランディアさんから「ここから急な上り」と言われました。特に迷うポイントでもないのに、ありがとうございます。

上根来エイド(15.5km地点、8時)

つづら折りの舗装道を登りきると、上根来エイドに到着です。
エイドの手前で、ボランティアさんが一人1個の紙コップを渡してくれます。テーブルには大きなクーラーボックスの中に水やスポドリが入っていて、貰ったコップですくって飲む方式です。

峠越え前の最後のエイドなので、再びトイレを借ります。

最終に近い位置で到着したので、「そろそろ店じまいしようか」などとの声が聞かれます。ペース表を見ると、10分遅れ。川合での関門の余裕が15分程度だったので、ギリギリとなってきました。
でも、急いでもあまり変わらないので、このまま進みます。

根来坂峠への山道

舗装道を登っていき、しばらくすると、登山道への入り口となります。

シングルトラックの山道を登っていきます。ここは走れません。ジグザグにすすんでいきます。

山道の途中にいるボランティアさんから、「605番目だよ」と教えてくれました。
確か、Aコースの参加者は650名程度だったはず‥ まあ、なんとかなるさ、と思いながら、歩いて登っていきます。

林道に合流

一旦、林道に出ます。背中に「関門ペーサー」と札を付けた2人組に会いました。話を聞くと、11時30分の川合の関門に間に合うように走っているとのこと。
「このペースで大丈夫ですか?」と聞いたら、「今日は暑いので、ロードに降りてからが勝負」「ゴールするには、できれば川合を11時に通過したほうが良い」と言われました。ということは、この2人に着いていくとゴールが間に合わないということ!?

先を急ぐ余力は無いのですが、まずは走れるところは走ることにします。

峠手前の簡易エイド

しばらくすると再び山道に入りますが、ここの地点に軽トラの簡易エイドがありました。公式エイドには載っていませんが、前回の時にもありましたので、毎年あるのでしょう。

そういえば、上根来エイドの人が、「上に行く」と言っていたので、ここに補給しに来たのでしょう。給水の方法も上根来エイドと同じく、紙コップですくう方式です。
上根来エイドと違うのは、クーラーボックスがかなり傾いていること。軽トラが止まっている坂道の勾配が急であることがわかります。

ここでは、少し人が溜まっています。ちょっと追いついたようで、ほっとしました。

再び山道に入り、登ります。しばらくして、峠になりました。

根来坂峠(20km地点、9時)

根来坂峠を越えると、展望が開けます。でも、以前よりもクリアではない感じがしました。暑すぎたためかもしれません。

前の人につづいて、ゆっくりと下っていきます。伴走者の背負子につかまって下っていく目の不自由な人がいました。急な山道で下っていくのは大変でしょう。伴走者もすごいです。

舗装道に出たり入ったりしながら下ります。 3回目の山道を下って、最後に浅瀬を渡渉して、ロードに合流です。

このあたりになると、周囲にランナーが増えてきました。道迷いの危険も減り、また、なんとかゴールできるような気がしてきます。

右手に走っていくランナーと、右手から戻ってくるランナーがいます。針畑ルネッサンスセンターでのトイレ休憩でしょう。

百里小屋エイド(26km地点、9時45分)

左前方にランナーが集まっています。百里小屋エイドです。

到着して、まずはかぶり水。そして、名物のそうめんをはじめ、バナナとオレンジを頂きます。生き返ります!

塩分補給を兼ねて、素麺のつゆも飲みました。

ボランティアさんが、手押し井戸をずっと押して水をくんでいます。ペットボトルに、冷たい井戸水を入れてもらいました。

トイレを借りて、再出発です。

この先は、川の流れにそって進みます。そのため、緩やかな下りとなるはずですが、実際にはアップダウンがあります。
上りは無理せずに、歩くところは歩きます。また、日陰は歩き、ひなたは暑いので走るなど、メリハリを付けます。

高島トレイルのトイレを通過

右手の川を渡ったところに、高島トレイルのトイレがあります。

雨の大会となった過去2回とも、このトイレにお世話になりました。雨具を脱いだりして、休憩したのを覚えています。
今回は百里小屋でトイレを借りたので、通過です。

女の子エイドで生き返る

しばらくすると、有名な女の子2人の私設エイドに到着。暑い中、ずっと立ったままで大変でしょう。
冷えたファンタオレンジがとても美味しかった! カステラもいただきました。ありがとうございます!

(女の子たちは、大きくなっていました、4年ぶりですものね)

山本酒店エイド(35km地点、10時55分)

山本酒店エイドに着いたのは、11時少し前。ここから関門の川合までは、それほど遠くないと思いましたが、でもあと30分しかありません。

 

スポーツドリンクを飲んで、早々に出発です。

すぐに橋を渡って、右岸に移ります。しばらくすると、京都市に入りました。こんな山中でも、京都市です。

反対側では、釣りを楽しむ人が。あちらも、少し暑そうです。

時間が過ぎていく中、川合の関門はまだかな?と思いながら進みます。

第1関門:川合(38km地点、11時13分)

左手にぐるっと大きく曲がると、T字路が見えました。ここが関門です。11時13分に通過しました。
交差点の左側には、スイーパーが準備しています。あと15分でスタートでしょう。
今後追いつかれないように祈りながら、通過しました。

久多のエイドまでは、2車線の道です。上りは、もう走れません。ピッチを落とさないようにしながら、歩きます。

小さな峠を越えて、前方にボランティアさんが見えると左折。ここが久多のエイドです。

後半戦に続く

久多で、ほぼ半分を過ぎました。残るは2つの峠越えです。 後半戦に続きます。

、、後半戦の記事は、こちらです。

2017年5月21日に、福井県小浜市から京都市までのワンウェイコースで行われた「第22回鯖街道ウルトラマラソン。最後の走行記です。
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