ぐんま県民マラソンの振り返り

先日走ったぐんま県民マラソンを振り返ります。

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私なりの大会の位置づけ

今年は「再びサブ4」を目標にしていました。
サブ4を達成する「本番レース」は、12月6日の湘南国際マラソン。湘南国際は初めての参加ですが、フラットで走りやすそうです。
11月3日のぐんま県民マラソンは、走りこみの季節から時間が経っていなく、湘南国際にに向けての練習と考えていました。
また、10月17日に伊南川100kmを走って左足に違和感があり、翌週に千葉アミノで長浦ロードを15km走って違和感が再発したので、その後はほとんど走っていませんでした。
そのため、ぐんま県民マラソンは、12月6日の湘南国際に向けての30km走として位置づけました。
具体的には、キロ6分で30kmまで走って、その後はスローダウンして、4時間20分位でゴールしようと計画しました。

準備

前泊が必要

群馬県前橋市の正田醤油スタジアム群馬を8時スタートです。そのため、当日の電車の移動は間に合いません。
前泊で前橋市に入りました。但し、前日が仕事で飲み会だったので、ホテル到着は22時過ぎ。風呂に入ってさっさと寝ました。

ウェア

天気予報では、スタート時が11度、正午が19度だったので、ウェアはTシャツにランパンの予定でした。但し、前日に出発なので、現地の様子がわかりません。
寒いことを心配して、アームウォーマー、半袖Skins、CW-Xロングタイツも持って行きました。
スタジアムでは風はあるものの、体感温度は寒くありません。結局、予定通りTシャツとランパンにしました。

補給用ジェル

練習ということで、ジェルも新たに試すものを2つ持参しました。
15km地点は、再び栓をすることが出来る容器のアミノバイタルに初めてトライ。ショッツ系は寒いと封を破るのが大変だし、手がベタベタするので、使えるかどうかの確認です。
25km地点は、これも初登場のハニースティンガー。「いいよ」という話が聞いたのですが、味がどうだろう?
35km地点は、いつものショッツ。これは、摂らないかもしれません。
それぞれ、2つはランパンの両脇のポケットへ。1個はランパンのインナーポケットへ、入れました。

 

当日、スタートまで

5時過ぎに起きて、6時からホテルで食事。泊まったコンフォートインでは無料の食事が付くが、通常は6時半からで、ギリギリ。今日はランナー向けサービスということで、6時から食事が出来ました。おにぎり2つとパン2つ、牛乳と味噌汁を頂きます。

6時半に前橋駅南口からシャトルバスに乗って、水道局で下車し、会場まで歩いて10分です。

スタート会場の正田醤油スタジアムは、見事に晴れています。それ程気温は低くありません。

参加賞を引き換えて、ホテルに続き再びトイレへ。その後、安い(でも大きくて携帯できない)ジェルとトレイルバーを摂りました。
20分前に列に向かい、10分前に並びます。指定されたブロックは第2グループです。軽く走るつもりなので、余り前には並びません。ここからだと、スタートラインが見えません。

ランナーは、それほど密集していません。少し肌寒いですが、多分走り始めれば大丈夫でしょう。
近くにちょうどトイレがあったので、スタート3分前に最後のトイレへ。

大会中

スタート後

スタートロスは2分。その後も、混雑しているが走れます。

上小出の交差点を左折して国道17号線を北上します。ここは2車線を占有して気持よく走ります。短時間とはいえ、国道17号の下り線を全面規制できたのはすごいです。
と思ったのですが、荒牧から1車線に制限されて、脇を車が通過するようになりました。まだスタートしてから2,3kmなので、1車線では混雑して走りにくかったです。
途中で、ワイナイナに肩をタッチされて抜かされました。綺麗なフォームで、あっという間に走り去りました。

国道17号渋川バイパスの側道に入ると、ちょっと走りやすくなります。

国体道路を一旦北上して、すぐに折り返します。知り合いに会えたので元気が出ます。

5km地点に、計測用のマットがありました。もしかして、5kmごとのラップもとってもらえるの?と思いながら通過です。
参加費が高かったので、それくらいのサービスはありかなあ、と考えてました。
(結局、5km毎にマットがあり、完走証に5km毎のラップタイムが載っていました)

国体道路を南下します。晴天で、追い風。また傾斜も下っているので気持ちよく走れます。
心拍が150を超えないよう、またペースがキロ6分より早くならないようにしますが、5分半から5分10秒近くになります。
まあ、今日は30キロ走のつもりで行けばいいや、ということで、ペースはお任せで心拍だけ150以下になるようにして走ります。

最初の登り

右に曲がって、大渡橋を渡ります。風が有ることに気づき、今までの快調は追い風の影響だったことに気づきました。

この先は、榛名山に向かっての緩い上りが高崎渋川バイパスまで続きますが、余り苦になりませんでした。

坂を登り切って高崎渋川バイパスを左折するあたりが15km地点です。ここからイオン高崎に向かって緩い下りの2車線の道路を進みます。心拍150以下に保っても、キロ5分半で走れています。

給水と応援が多い大会

ぐんま県民マラソンは、給水所が比較的多く、23か所あります。 平均すると2kmごとに設置してある計算になりますね。

そのため、給水を失敗しても復活可能です。せっかくなので、本番を意識して「スピードダウンしないでコップを取り、そのまま飲む」を実践しました。

良いペースで走っていると、飲み終わった頃にはゴミ箱はありませんが、次のエイドまで空のコップを持って走っていても苦痛になりません。

また今回のコースは、住宅地を走る場面が多くあります。そのため、沿道の応援が多かった印象があります。応援は、とても力になります。

再び前橋へ下る

イオン高崎の前でも沢山の人が応援してくれました。左に曲がって、前橋に向かって下ります。

ここで、予定通りジェルを摂ります。しかし、このエイドにはまんじゅうもあったので、それもゲット。食べ物の机の後にスポドリや水があるので、流しこんで食べる事ができました。

前橋の市街地に戻ってきました。国道17号との平面交差を避けるために、住宅地を通るコースです。やはり応援が多く、嬉しくなります。

中間地点を越えて

中間地点に経過時間の掲示がありました。ちょうど2時間です。スタートロスを考えれば2時間弱で走ったことになります。
ここまでは心拍150以下で来ています。痛みもとくになく気持ちよく走れているので、この体感速度で進むことにしました。

知り合いが名前を呼んでくれると、元気が出ます。仲間がいると、いいですね。

快調に走る

途中、運転免許センターの「今日しか開いてない場所」を抜けて、国道17号に戻ります。ここは、昨年までのハーフマラソンのコースです。榛名山方面からの西風を感じながら、南西方向に緩やかに下っていきます。

国道17号線では、心拍が155くらいに上がりますが、問題なく走れています。今から考えれば追い風の影響だったかもしれません。でも、気持よく走れていたので、そのまま行きました。

群馬日産の前では、昨年のハーフと同様にエイドがありましたが、混雑していたのでパス。後から聞くと、つけもの(たむらや)など、特産品がいろいろ合ったエイドだったそうです。

高崎環状線を左に曲がって、上越線を陸橋で越えます。登りも走れています。昨年のハーフではlこの坂でとても疲れた覚えがありますが、今日は大丈夫そうです。

その先、旧17号を直進して環状線を進みます。貝沢で左折して、再び住宅地へ向かいます。

30km地点に到達

30km地点でも、まだキロ5分半ペースで走れていました。でも、心拍は160近い値になっています。
30km地点で、2時間48分ちょっとでした。残り12kmちょっとをキロ6分弱で走れば、4時間が切れる計算です。

ぐんま県民マラソンは30km走のつもりでしたが、3年ぶり、そして今シーズンの目標だった4時間切りのチャンス、ということで、このペースを維持して4時間切りを狙いに行きました。

風に向かって

しかし、コースはここから北に向かいます。向かい風を直接受けて、キロ5分半の確保が難しくなってきます。心拍は160をあっさりと突破して、170近くになりました。

コースは一旦東進するので、そこで風の影響は少し楽になります。ここで体制を立てなおして、最後の北上に備えます。

再び北上となります。風が強く、頑張っているつもりで、「キロ6分まで落ちたかな?」と確認しますが、何とかキロ5分半を確保しています。でも、着地が段々と後ろになってきて、姿勢は後傾している感じがします。

ここまで来たら、もう押し通すしかありません。ペースダウンしているランナーも居り、風よけになる先行者も少なくなってきました。

高崎から前橋へ

古市の交差点で、車を通すためにランナーを一旦ストップさせます。立ち止まると足に疲れが来ているのが判ります。攣りそうになるので、足踏みしながらコース再開を待ちます。止められたのは多分数十秒だと思いますが、長く感じました。

新前橋駅前を右折します。今年の春まであったはずの交番が交差点にありません。移転したのでしょうか?

でも、周囲を眺める余裕があるということは、まだ頑張れそうです。

平成大橋の手前で、左折。

一旦上越線沿いに出て、国道17号との平面交差を避けます。その後は産業道路を北上します。広い道は走っていて気持ちは良いですが、向かい風が強く感じます。

右折して中央大橋を渡って、県庁方面に向かいます。走路で転んでいた人がいましたが、足を攣っただけのようで、路肩まで抱えて、あとは近くの係員にお任せしました。

最後の国体道路

県庁での折り返し地点では、ゆるキャラが集合しています。が、ここのエイドにもいろいろ食べ物があったそうですが、気付かずにパス。もったいないけど、4時間切りを優先させました。
後から考えると、残り3kmの地点では、補給はそれほど要らないのでは、と思う。

利根川沿いの国体道路も風が強く感じます。あと3km、あと2kmということで力を振り絞りますが、全然前に進みません。キロ6分までペースダウンします。4時間まで、本当にギリギリになりました。

大渡橋手前で応援をもらい、陸上競技場に向けて最後の走りです。

競技場入口のイチョウ並木の銀杏が匂いましたが、気にしてられません。

スパートを掛けることもできず、結局、3時間58分ちょっとでゴールです。
ゴールに倒れこむほどではありませんが、ほぼ限界です。

無事にゴール

完走メダルを掛けてもらい、ペットボトル1つを頂いて、胸の計測チップと引き換えで完走証を受け取ります。

完走証と一緒にくれたき引換券できのこ汁をゲットするのに10分近く並び、あっという間に食べてしまいました。

仲間のゴールを見届けて、皆で遅めの昼食。量が多かったのですが、お腹が空いていたので食べられました。

その後、前橋駅前の天然温泉「ゆーゆ」で温泉に浸かって、満足。

やはり、温泉は良いですねえ。

まとめ

体調に任せて走ったら、4時間を切れました。今シーズンの目標は達成なのですが、本番の湘南国際に向けて、目標を練り直さないといけないですね。

パーソナルベスト(ネット)の、3時間48分切りを狙うなら、平均キロ5分20秒、最初はキロ5分で走る必要がありそうですね。5分半のロング走の練習で、試してみます。

おしまい。

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