2017年11月26日の、第37回つくばマラソンに参加しました。後半歩いて、結局4時間30分くらいでゴールしました。
中間点は約2時間で通過しているので、後半は2時間半かかった事になります。
フルマラソンのワースト記録は更新しませんでしたが、後半ダダ抜かれという、心理的に非常に辛いレースとなりました。
ペースと心拍数は、こんな感じです。
外的環境は最高だった
今年のつくばマラソンでは、外的環境最高でした。
2017つくばマラソンは、絶好の天気でした
当日は、9時の気温が7度。でも、快晴で風が無く、木陰以外は暖かく感じました。
スタート地点で、防寒用のビニール袋をかぶって待機しても、それほど寒くはありません。
その後、気温は上昇して14時には15度となります。でも、曇ってきたので、体感は余り変わりません。
4時間ペースで走りきるには、絶好の天気だったと思います。
Eブロックは第3ウェーブ、スタートロスは1分ちょっと
昨年から(と思います)、つくばマラソンはウェーブスタートを採用しています。
A,Bブロックは9時、C,Dブロックは9時5分、そして私のEブロックとFブロックは9時10分スタートです。
9時10分のスタートでは最前ブロックとなるので、スタートロスは非常に少なく、1分ちょっとでした。
Eブロックの最前列に並べば、スタートロスはゼロになりますね。
スタートロスが少ないのも、公式記録、すなわちグロスタイムで4時間を切るためのアドバンテージになります。
10kmまでは、心拍もペースも見ずに走る
スタートして、しばらくは混雑が続きます。ウェーブスタートとは言え、周りは同じくらいのペースの人が固まっているので、流れに任せて進みます。
大学の構内を出る頃には、ビニール袋が暑くなってきました。脱いで、最初の給水のゴミ箱に捨てます。
なお、ここで給水する予定でしたが、混雑のため給水できず。序盤なので影響は少ないでしょう。
陸橋を下り、北行に向きを変えます。このあたりでもまだ混雑は続きます。2回めの給水は、なんとか取れました。
その後、10km地点でタイムを見ると、56分。キロ5分半で57分半のはずなので、かなり速い、そして、心拍が160を超えていました。しんどくは無かったのですが、客観的に見て、オーバーペースです。
「今日は調子がいいのかな」という、よくある大きな勘違いです。
15kmで、「あ、きついかな」
ワンウェイコースになって変更となった北部工業団地で、「あ、ちょっとキツイな」と感じました。
南に向かい、県道からそれた畑の道で、急に左のこめかみが痛くなりました。ジーンと来ます。初めての経験です。
走れないことは無いので進みますが、だんだん痛くなってきました。
20km過ぎ:こめかみが痛い!
21kmの給水所で、予定通り持っていたショッツを摂ります。左のこめかみの痛みは取れません。給水で歩いた時にも、痛みは続きます。
着地の時にも痛くなり、ついに歩いてしまいました。
歩いても痛みます。リタイヤしようとも思いましたが、リタイヤする場所が見当たりません。給水所でリタイヤとも考えましたが、歩けば進めるし、回収車が来るまで待つのも冷えるので進みます。
思ったように走れないので、悪い方悪い方に考えます。頭痛で倒れたら、名前もわからないなあ、あ、ゼッケン番号から登録氏名が判るかあ、など、ネガティブになってきます。
32kmの地点で、予定通りショッツを摂ります。すでに目標タイムは過ぎているので、公式の補給食だけでも良いのですが、持って帰るのも重いので食べてしまいました。
30km過ぎ:こめかみの痛さは、帽子のせい?
北に向かうので、帽子のつばを後ろ向きにしました。
帽子の位置を少し変えると、頭痛がちょっと変わりました。 もしかして…と思い、しばらく帽子を手にもって走りました。すると、頭痛が消えました!
かぶっていたのは、以前つくばマラソンで頂いた帽子。つばが反って、こめかみを圧迫していたのでしょうか。いずれにしろ、楽になりました。
34km:お汁粉を食べて、頭痛もなくなって復活!
34kmでお汁粉を頂きます。暖かいお汁粉で、ほっとしました。気持ちも楽になり、進みます。
疲れていますが、歩くことはなくなりました。次の給水所に向けて進みます。
陸橋を渡ると、「お帰りなさい」の声。今までは「XXkm」という距離表示でしたが、「あとXkm」と残り表示に変わります。
疲れていて、キロ5分40秒では走れませんが、でも頭痛が無くなったので走っていて気持ちいいです。やっぱり、走れるっていいですね。
ゴールに帰ってきました!
大学の構内に戻ってきました。4時間30分のペーサーに追いつかれるかと思いましたが、なんとか振り切って進みます。
40㎞の計測マットを越えると、あと2キロ。ペースは上がりませんが、走れることが楽しく感じます。頭痛がないって、いいですね(笑)
トラックに戻って、ゴール。寒くなく、逆に暑いくらいでした。
反省
無事にゴールはしましたが、反省するところはたくさんあります。
まずは、やはりキロ5分40秒で走れる力がなかった、ということ。スピード練習よりスタミナ練習が必要ですね。
スタミナと言っても、ウルトラマラソンやマラニックの経験からはキロ7分ならずーっと走れると思うので、フルマラソンに必要なキロ6分での長距離走練習が必要と思います。
帽子でのこめかみの痛みは、初めての経験です。でも、本当に帽子による締め付けが理由なのかわかりません。というのは、前半はほとんど水分を取らずに走ったので、それが原因かもしれません。大会中にトイレに寄らなかったのも久しぶりです。
次の大きな大会は、屋久島ウルトラマラニックですが、16時間なので比較的余裕があります。なので、その次のフルマラソンである、2月の愛媛マラソンに向けて、ロング走の練習をしていこうと思います。