川の道を旅してから、3週間が経ちました。とても濃い日々でした。
昨年、川の道ハーフを走った時には、「このままではフルは完走できない!」と思っていました。
そのため、川の道フルを完走するために、いろいろと考えました。走力は無いので(これを鍛えればベストなのですが)、様々な工夫をして乗り切りました。
その中から、役に立ったものを書き出します。
トレッキングポール
川の道ジャンキーからするとやや邪道かもしれませんが、これがなければゴールできなかったでしょう。
昨年のハーフでは、足が疲れ、体が傾き、歩くのも難しい状態でした。その中、ポールで歩くフルの人に感心していました。
今年は、前半の山場となる両神荘からの峠越え以降、ずっと使っていました。
ポールはペースメイクにも役立ちました。走る時は少し邪魔ですが、そもそも後半はほとんど走っていないので(笑)
日傘
これも、昨年、フルの人に教えてもらった知恵です。走るのではなく歩いて進むのなら、日傘があっても邪魔になりません。また、晴れている日は、直射日光を遮るだけで体感が全く変わります。
今年も、絶好の晴天となって日中暑かった秩父市内や、旧三箇小学校を出発したのち、最終日の長岡から先などで活躍しました。
途中のホテル
これも邪道かもしれません(笑)日ごろ睡眠時間が7時間以上取っているので、なるべく夜は寝ようと思っていました。走行計画を立ててみた結果、夜にかかり、かつホテルがありそうな場所では、事前に予約しておきました。
具体的には初日の熊谷と、最終日の長岡です。熊谷では予定より早く着いたので問題なかったのですが、長岡では予定では午前1時着だったにもかかわらず実際には夜中の2時半。24時間フロントをやっていたので助かりましたが、ホテルによってはチェックイン時間に制限がある場合もあります。
次回参加するなら、このあたりも考えて予約するか、飛び込みで泊まるか、または道中のどこかで仮眠するか、考える必要がありますね。
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チェックイン時間が15:00〜29:30なので、予定より遅れてもチェックインできて助かりました |
荷物にジェル
今回は、途中のコンビニに寄る時間を減らすため、また両神荘から先にはコンビニは少ないため、レストポイントに預ける荷物にジェルを入れておきました。
こうすることで、補給でコンビニやお店による時間が節約できます。ジェルは、食べ物としては味気がありませんが、昨年ギリギリでゴールしたので、時間節約のために行いました。
森永のinエネルギーは、少し重いのですが、コンビニでも買えて、また一旦開封しても栓をすることができるのでこまめに給食できるのがよい点です。
バンドエイド 靴擦れブロック
最近は、ガーニーグーなどの擦れ防止を塗りたくっていましたが、今回はそれでもマメがかなり初期にできました。持っていた靴擦れブロックをマメを覆うことで、マメの進行を防ぐことができました。特に、いつもは第二~第五指をカバーするために「スモールサイズ」を持っているのですが、偶然レギュラーサイズを持っていて、これが真っ先にまめができた第一指のカバーに役立ちました。
キネシオテープ
ひざをテーピングすることは想定していましたが、ほかにも痛みが出たところなどをレストポイントで各所をテーピングしました。具体的には、足の甲とアキレス腱、母指球や親指裏などです。5mのキネシオテープを預ける荷物に入れていて助かりました。
75mm幅のものを携帯していて、膝に貼る時はVテープのように途中から半分に割いて使っていました。
日焼け止めリップクリーム
唇が日焼けするとひび割れて痛くなり、食べるのが苦痛になります。特に1週間も直射日光に当たると大変。そのため、走っている最中も、補給するたびにリップクリームを塗っていました。おかげで、唇の日焼けは少なかったです。