エプソンのSF-810の感想:GH-625XTと比べて

エプソンのGPS付心拍計(脈拍計)SF-810Vを先日の房総半島横断70Kから使い始めました。
それまで使っていたGlobalsatのGH-625XTと比べてみます。

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スペックの比較

GH-625XTは、長さ76.5 x 幅61.5 x厚さ17.5(㎜)、重さ83gです。
SF-810Vは、厚さ14.15㎜、52gです。

写真の左がGH-625XT、右がSF-810です。

装着感

  

SF-810は、まさに腕時計

SF-810は、GPSと脈拍測定機能が備わっているとは思えないほどで、普通の時計を装着しているのと変わりません。
但し、肌に密着させるため、キツめにはめる必要があります。そのため、外した時に、時計バンドと脈拍計測部の跡がくっきりと付きます(すぐに消えますが)。
  

GH-625XTは、がっつりGPS付

GH-625XTは、大きいし、肌に当たる部分がプラスチックのため、走っていると当たって痛くなります。そのため、リストバンドをはめて、その上に着けています。

表示

GH-625XTの方が大きいが、情報量はあまり変わらない?

一画面に表示される項目数は、GH-625XTだが…

SF-810とGH-625XTは両方とも4画面を切り替えられます。時計が大きいので、表示はGH-625XTの方がやや大きいです。
GH-625XTは、各画面で表示できる項目は、2,3,4項目。SF-810は、各画面で表示できる項目は、1,2,3項目です。
SF-810は、丸い画面なので、中央にメイン項目が大きく表示され、上下にそれぞれサブ項目が表示されます。これで3項目です。

GH-625XTは、上下と左右の四分割になります。2項目の表示の時は、上下に表示されます。

走行中は、一度に多項目は見られない

走っているときは、思考能力が落ちているので、画面に複数の項目が表示されていても、1回に1つしか見ることができません。
でも、複数の項目が表示されているメリットはあります。それは見たい情報を画面を切り替えずにみられることです。

両方のデバイスとも4画面あるので、画面を切り替えればたくさんの項目を見ることができます。でも、「ボタンを押して切り替える」というのが走っていると面倒なのです。
そのため一つの画面で必要な項目が表示されているのがベストです。

じゃあ、4項目が表示されるGH-625XTが良いか、というとそうでもありません。老眼なので文字が小さいと見えないのです(笑) 実際、GH-625XTでも、2項目表示で使っていました。

ただ、SF-810は表示される項目数を減らしても、文字があまり大きくなりません。なので、3項目表示にしようかと思います。

GPS衛星をつかむ時間

SF-810の圧勝です

GH-625XTは、静止していれば1分程度で衛星を捕捉できます。でも、少しでも動いていると、2-3分かかるのはザラです。なので、スタート前には時計を外して地面に置いて衛星を捕捉していました。

SF-810は、静止していると、20秒弱、歩いていても1分程度で捕捉できました。さすがです。いちいち外すのは面倒なので、腕にはめたままで準備運動をしている間に捕捉できるのは助かります。

心拍測定

胸ベルト不要なSF-810はGood! 数値自体は同じ傾向

GH-625XTは、他の心拍計と同じように、胸にベルトを巻いて心拍数を測定します。
SF-810は、時計自体が脈拍を測るので、胸ベルトが不要です。これは、とっても楽だし、気軽に走りに行けます。

なお、SF-810、GH-625XTとも、スタートした2-3分すると、異常に高い値が表示されることがあります(190bpsなど)。理由は判りません。
しばらくすると落ち着きますが、SF-810は落ち着いた後しばらくしたら脈拍測定が途切れることがありました。時計ベルトが緩かったのかなあ。

電池の持ち

GH-625XTは、公称15時間で実際も15時間OK、SF-810は公称20時間

GH-625XTは、カタログ上はバックライトオフで15時間以上です。実際には、昨年の伊南川100kmウルトラ遠足で15時間走っても、まだ電池が残っていました。最後は真っ暗だったので、たまにバックライトをONしていましたが、問題なかったです。

SF-810は、まだ長距離を使っていません。でも、公称20時間なので、GH-625XTよりも持つかなと期待しています。

まとめ

普段の腕時計の感覚で装着できて、GPS付心拍計(脈拍系)として使えるSF-810は、さすがです。
時の流れと、エプソンに感謝です。

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