スタートまであと2週間を切った鯖街道ウルトラマラソン。長野マラソンが中止になり、2月20日の青梅マラソン以来の久しぶりの大会になりました。そして、2回目のウルトラマラソンへの挑戦です。
丁度、ジョグノートに、「100kmマラソンのペース戦略」という筑波大学の鍋倉先生のコラムがありました。
それによると、
初めて100 kmマラソンに挑戦する方は、フルの80 %前後の速度を目標記録の目安にして下さい。例えば、フルマラソンの記録が3時間30分の場合には、10時間20分前後、4時間の場合には11時間50分前後の記録となります。
とあります。フルマラソンがサブ4、即ちキロ5分40秒のペースなら、100kmマラソンはキロ7分5秒程度で走りきる計算になります。
初めて参加した四万十川ウルトラマラソンは、13時間半でゴールしました。鍋倉先生の目安よりも遅く走っていたことになります。以前のデータを紐解くと、エイドでの休憩やトイレを除けば、前半はほぼキロ7分、後半はキロ7分半から8分でした。レース後のダメージが意外に少なかったことを考えると、もう少しがんばれたのかもしれません。
また、鍋倉先生は、以下のようにも書いています。
100 kmマラソンの場合には、目標の平均速度よりも5 %以上速い区間を作らないようにペース配分を行なうことが重要
速すぎず、遅すぎず、適度な負荷となるペースで走りきる体力と精神力が必要ですね。 更に鯖街道ウルトラマラソンは山越えが入るので、ペース配分をじっくり考える必要がありそうです。
追伸
鍋倉先生のウルトラマラソン関連のコラムに、補給食の記事もありました。
- 補食の目安量としては1時間あたり約240 kcalとなります。この量は、エネルギーゼリーなら1.5本、おにぎりなら1?1.5個、小さめのアンパンなら1個
- レース後半ではエネルギーの吸収率も低下しますので、貯蔵グリコーゲンの枯渇を防ぐためには、前半から意識的にエネルギー補給を行なう必要性があります。
- レース中3?4回この量を摂取する計画をたてましょう。
四万十川ウルトラマラソンでは、カーボショッツなどのエネルギージェルを6個(内3個はレストステーションにて補給)摂りました。鯖街道でも同程度必要かと思いますが、途中での荷物ピックアップができません。補給食をどのような形でいくつ持っていくかも重要ですね。