今シーズン最後のフルマラソンとなる「第35回佐倉朝日健康マラソン」を走りました。
家からも近く、とてもよい大会で、無事にシーズンを終えることが出来ました。
大会の様子などは以前書きましたので、参加した様子をかいておきます。
会場に向かう
7時頃に家を出て、8:10に京成佐倉駅に到着。近いし、電車は座っていけるので、とても便利。
駅前には「金メダルジョギングロード」のシンボルがある。大会へのモチベーションが上がる。
京成佐倉駅から会場バスは長蛇の列。駅から降りた人は、ほとんどが歩いている。私も歩く。
途中から違う道を進む人がいる。参加賞となるTシャツを受け取れる場所は通らないが、会場にはこちらが近道のようだ。
Tシャツはゴール後でもOKなので、近道を選ぶ。
会場にて
会場となる岩名運動公園までは、駅からゆっくり歩いて約30分。隣接する内郷小学校に設置された臨時のトイレに寄る。まだ空いていた。
小学校の校庭では、すでにアップをしている人がいる。会場の裏口から入ってきたが、大会に向けて気分が高まる。
野球場で、荷物預かり(200円)の券を買う。これが一番混んでいて、10分位待ったか。
荷物預かりは、荷物に札を付けて、控えをゼッケン等に安全ピンで留める方式。佐倉朝日健康マラソン独特の方式と思う。
持ってきたジェルを飲んで、荷物を預ける。
今日は、エネルギー補給用にショッツを3つ持って走る。15,25,35kmで摂る予定だ。
9時を過ぎた。スタートまで30分。再び内郷小学校のトイレを借りた。ここでも、待ち時間は数分で、他の大会に比べると空いている。
ゴールタイムが3:30-4:00の位置に整列する。天気は曇り、少し寒い。
今日のウェアは長袖の黒色Skinsに、アミノのTシャツ。下はCW-Xスタビライクスにランパン。靴はブルックスのTrance12。気温が低いので、手袋もはめた。
天気は曇だったが、アミノ帽子とサングラスにした。
スタートしてから
「On your mark」の声のあと、スタート。
スタートロスは1分ちょっと。すぐに下り坂になる。ぶつからないように走る。
下りきったところで、私のGPS時計「GH-625XT」のメモリがフルとの警告が!
メモリがフルでも、記録ができないだけで、心拍数や瞬間ペースは分かる。今回の目標は3時間58分でゴールすること。キロ5分30-40秒のペースだ。
古い記録を削除することは、走行中には難しい。仕方ないので、そのまま行く。
坂を下った後は、京成佐倉駅に向かう。ここは会場まで歩いてきたとおり、少しのアップダウンがある。まだ序盤なので、特に気にせず通過できた。
序盤のペースが上がり過ぎないように注意する。具体的には、キロ5分を切ると早すぎで、落とす様にした。
駅前で曲がると、アミノバリューランニングクラブ応援団が居た。まだ余裕があるので手を振って応える。
少し雨が降ってきた。が、気になるほどではない。
京成電鉄の線路から離れると、短いアップダウンがある。その後最初の給水。それ程汗もかいていないので、ここはパス。
再び線路沿いを進む。平坦なので、回りに引きずられてペースが上がらないように注意しながら進む。心拍数も150以下で、今のところは順調だ。
橋を渡って、印旛沼の北側に出る。このあたりで8km。山かげはすこし肌寒く、汗をかく程ではない。
10kmを通過
10㎞の通過タイムが56分ちょっとだった。スタートロスが1分ちょっとあるので、平均キロ5分30秒弱。少し飛ばし過ぎかもしれない。
沿線から和太鼓の応援をもらって、橋を渡り再び印旛沼の南側へ。12km付近の給水を取り損ねたが、まあ大丈夫だろう。そのまま進む。
ゴールへの分岐地点で、再びアミノの応援をもらう。
13km過ぎで、コースが立体交差となる。上には、だいぶ先を走っている人たちがまばらに走っていた。
15km付近には、上り坂がある。沢山抜かれながらも、無理せずにマイペースで進む。
16㎞の給水ポイントで、ショッツを一つ口に含み、ポカリで流し込む。
この辺りはスタート会場に近く、応援も多い。
2車線の道に出る。1車線をランナーが使い、もう一車線で交互通行をしている。
緩い下り坂を下って、再び印旛沼の北側へ。ちょっと疲れてきた。
20kmを過ぎて
20kmの通過が、1時間50分ちょっと。キロ5分半で走れているが、心拍は155位に上がっている。でも、まだ何とか走れている。
ここから先は、単調な道が続く。精神的にはここが一番つらかった。いろいろな人の背中に着きながら、なんとか25㎞先の給水へ。ここで再びショッツを摂る。
橋を渡って、印旛沼の南側へ。道が狭くなり、なんとかキロ5分半を確保する。心拍は160近い。
長いなあ、と思っていると、風車の手前でアミノの応援が! きついところで応援をもらうと励みになるし、その時はペースアップできる。
29kmの給水ポイントでは歩きながら給水となってしまった。それほどお腹が空いていないが、休息のためにパンも食べた。
橋を渡って、トイレに寄る。どうしても行きたいというより、休みたい。
30kmを過ぎて
30kmの通過タイムは、2時間45分台だった。残り12kmを、キロ6分で行っても、なんとか4時間には間に合う。
だが、キロ5分40秒の確保が精いっぱい。次に目指すのは、往路では通過した給水ポイント。
33km過ぎの給水で、最後のショッツを摂る。やっぱり給水の後は歩いている。何かの口実を見つけて歩いている。
35㎞の給水で、パンをもらう。この給水所でも、給水しながら歩く。 あと7㎞しかないが、でも7㎞もある。
ゴールへの道が右手に見える。折り返し地点が見えずにモチベーションが下がり、さらに向かい風が重なる。気を緩めるとペースがキロ6分15秒くらいになる。
やっと折り返しが見えてきた。コース図に「未舗装の道」と書いてあったところを通過する。後ろを振り向くと、4時間のペーサーと集団が見える。この集団に追いつかれるのは避けたい、と思う。
40㎞付近に、アミノ野口さんの応援をもらう。「あと12分の辛抱」と激励されて、そうだよなあ、と思いつつ、最後の給水所でパンを食べた。特におなかが減っていたわけではないが、休みたかった。
やっと、右に曲がってゴールに向かうポイントに着いた。残りが1.3km。ここでもアミノの応援があった。嬉しいけど、疲れていて反応できない。
最後は、スタートに下った坂を逆に上る。「あと500m」の看板があるが、ここからがつらい。沢山の人に抜かれた。
競技場に戻って、すぐにゴールかと思ったが、100m走る必要がある。ゴールタイムは3時間58分ちょっと。うーん、ほんの少し目標に足らなかった。
ゴールしてから
チップを外して、ポカリをもらう。中学生のボランティアだろうか、ポカリのコップが20個以上入ったトレイを持ちながら配ってくれた。ありがとう。
走り終えて、背中が痛い。初めての感覚だ。
途中で、前傾と腰高姿勢を保つために、背中を伸ばしたのが影響しているのかもしれない。
ストレッチしていると、アミノの走友が声をかけてくれた。抜きつ抜かれつしながら、最後は抜かれた。でも、一緒に走ってくれる友がいるのはありがたい。
その後、記録証を受け取る。B5サイズの用紙に印刷するだけの大会が多い中、それをビニール袋に入れてくれた。
荷物に紛れて記録証が汚れてしまう場合があるので、このサービスは嬉しい。
記録証の受け取りの後は、再びポカリスエットを配っている。また、パンやバナナの補給食もある。
走り終わった時には水分とエネルギーが欲しくなる。途中の給水所では補給食はあるが、ゴール後に補給食がある大会はそれほど多くないので、助かった。
野球場に戻って、荷物を引き換えて着替える。
屋台の大盛りの焼きそばを食べて、来た道と同じく、ちょっと近道をして京成の駅にたどり着いた。
途中には、「スタートから2km」の看板と、小出監督の佐倉アスリートクラブの宿舎や「金メダルジョギングロード」の看板があった。
とてもよい大会だった。また、来年佐倉に戻ってこようと思った。
反省
- 走り込み不足
- 「マラソンは30㎞から」というが、私の場合は20kmからしんどかった。練習不足は明らか。
- 補強運動(筋トレ)が必要
- 前傾と腰高フォームを維持するために背中に意識を持って行ったが、背筋が弱くて背中の筋肉痛になったのだと思う。腹筋の筋トレはたまに行うが、背筋も行う必要があると感じた。
- メンタル面もなんとかしたい
- 中間地点までのネットタイムが1時間54分、それからゴールまでが2時間2分。8分の差がある。1kmあたり20秒ちょっとの差だ。休憩するために、給水で歩いたり、トイレに寄ったのが大きい。ゆっくりでも良いから走り続けられれば、少しはタイムは改善するだろう。
おわり。