「第1回みやぎ湯めぐりウルトラ遠足」 旅行記

第1回みやぎ湯めぐりウルトラ遠足に参加しました。

楽しかった大会の旅行記です。長文です!

大会の概要や感想は、前に書いています。

先週末は、仙台の作並温泉をスタートして秋保温泉がゴールとなる「第1回みやぎ湯めぐりウルトラ遠足」に行ってきました。 とっても楽しい大会でした。
「第1回みやぎ湯めぐりウルトラ遠足」に参加してきました。 聞いただけでもユニークな大会ですが、走ってみると、これが面白い! 感想を書きます。
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まずは、前日

大会は、前泊が必須です。旅行記は前日から始まります。

往復の旅程は、大人の休日倶楽部パス

仙台までは、東京から新幹線が一番早いし、ラク。
安い切符が無いかなあ、と思っていたら、ちょうど「大人の休日倶楽部パス」の期間だった。

大人の休日倶楽部パスは4日で15,000円。50歳以上が加入できる大人の休日倶楽部会員だけが購入できる切符だ。
仙台への片道は、9000円程度かかるので、単純往復だけでもお得。更に、作並温泉までの電車賃や、翌日の観光を考えると、大人の休日倶楽部パスを使わない手はない。

ということで、今回の切符は、これ。

牛タン、美味しかったよ

昼食は、やはり牛タン。噛み応えありますね。

この後、大会の夕食でも頂きました。ウルトラマラソンの前日に牛肉とは、なんと贅沢な!

老舗の温泉で、大満足!

満腹になった後、作並温泉へ。仙山線の「作並」で降りたら、本日の宿舎「岩松旅館」のマイクロバスが待っていた。

 

乗客は、ほぼ明日「みやぎ湯めぐりマラニック」の参加者。

マイクロバスは、10分程度で立派な岩松旅館に到着。3時からの受付開始だが、まだ時間があるので、フロントでくつろぐ。
 

受付では、ゼッケンや地図と一緒に、宮城名物をいろいろと頂いた。

今夜の部屋は2間続きで、6人の相部屋だった。

荷物を片付けた後は岩松旅館の名物の露天風呂へ。階段を下りていくと、川沿いに露天風呂が並んでいる。

明日の説明会が始まるまで、あちこちのお風呂に入ってのんびりした。

説明会は夕食の会場で行われた。といっても、夕食の始まるちょっと前にあいさつと簡単なお話があった程度。まあ、走ってみればわかるでしょう。

夕食は、バイキング。美味しいものが沢山あったことは以前書いた。

先週末は、仙台の作並温泉をスタートして秋保温泉がゴールとなる「第1回みやぎ湯めぐりウルトラ遠足」に行ってきました。 とっても楽しい大会でした。

夕食後にもう一風呂入って、9時ころに就寝。

いよいよ当日

翌日は2時半に起きて準備。朝食は、おにぎりが配られた。

初めての半袖、ランパン

外に出てみると、心配された雨もなさそう。100kmの大会として初めての半袖ランパンで走ることにした。

集合は、3時45分に宿の前。移動もなく、らくちん。

スタート前に写真を撮って、一人ずつ腕にはめたチップを機械にかざしてウェーブスタート。
 

4時のスタートなら、ライトなしでなんとかなるだろうと思い、ライトは中間エイド用の袋い入れた。

しかし、実際には最初のエイドまでの30分は、ちょっと暗い。歩道はあるが、アップダウンもあり、注意して走った。

コースは、すぐに登りとなる

ニッカウヰスキー前の最初のエイドではH2Oというスポーツドリンクをもらう。ここ少し進むと、いきなりの登り。昨日のディナーでも前回のプレ大会の優勝者が、「一番いやな場所」と言っていた場所だ。

いきなり歩きが入る。走っている人に抜かれるが、仕方ない。まだ90km以上あるのだ。

登り切ったところが、第2エイド。ここでも、スタートと同じ機械に腕のタグをかざして、通過時間を記録してもらう。

エイドの食べ物には大満足!

一旦下り、ちょっと平地を進むと、第3エイドの太田豆腐店。豆腐屋さんの朝は早いけど、5時ころに100人分の豆腐を準備するのは大変だろうなあ。

昔ながらの固い木綿豆腐を頂いて、先に進む。

秋保神社でトイレを借りて、神社にお参り。ここは勝負の神社で、沢山の方々ののぼり旗が立っている。
無事に完走できるよう、お参りした。

このまままっすぐ進むとゴールの秋保温泉だが、右折して再び上りに向かう。国道の舗装道だが、朝なので交通量は少ない。

途中の「ゆめの森カフェ」エイドでは、チーズボールという、チーズかまぼこみたいなお菓子?を頂く。朝ごはんにちょうどいい感じ。

初めての?コンビニまで下りてきた。ここでちょっと休憩。

しばらくは国道を進む。左折すると、いよいよ蔵王に向けての登り。
このあたりから、小雨が降りだした。でも、それ程強い雨ではなく、カッパを着ても着なくても大丈夫なくらいだ。

森のピザ工房前のエイドでは、玉子型の美味しいクッキーを頂いた。

エイドの先も、登りが続く。だんだんと歩く時間が長くなってきて、道もくねくねしている。

最初の温泉、青根温泉エイド

まだかなあと思いながら進むと、やっと青根温泉のエイドに到着。

そばの焼き菓子や、おにぎり、しそジュース、スイカなどを頂いて、たっぷりと休憩。お風呂に入りませんか?と誘われたが、雨で寒く、まだまだ上りが続くので断念。

ここからは、つづら折りの道を登っていく。ガンガン歩きながら登っていくと、紅葉台のエイドについた。

ここでは、美味しいずんだ餅を頂いて、5分くらいのんびり。ほぼ雨が上がったので、カッパはリュックにしまった。

下っていくと、峩々温泉がある。再び急な登りを進み、蔵王エコーラインに合流する場所が次のエイドだった。

ここからは、蔵王エコーラインを下っていく。次のエイドまで8.2kmだが、ひたすら下りなので惰性で進む。
まだかなあと思っている頃に、遠刈田温泉の神の湯に到着。

遠刈田温泉では、念願の入浴!

タイムを記録した後は、スタッフに入浴券を頂いて、温泉へ。15分くらいで入ろうと思ったが、湯船につかるとゆったりしてしまう。結局30分程度の滞在となった。

遠刈田温泉には10分の早着だったが、遠刈田温泉を出発するときには20分の遅れ。緩い下りの道を、淡々と走って行く。

この大会は、下りの区間は比較的エイド間隔が長めだ。次のエイドまで、7.6km。フレスコキクチのエイドでは、暖かいうーめんを頂いた。

 
しばらくは、平坦な道を進む。晴れ間も出てきて、少し暑くなった。

次の円田中学校のエイドは、小江戸大江戸のグループが担当。冷たい飲み物とお茶づけを頂いた。

しばらく進んで右に曲がると、再びアップダウンが。登って下って右に折れると、唯一の折り返し区間。そして、その先は、道の駅村田のエイド。玉子プリンを頂く。

制限時間に間に合わないかも!?

この時点で、おおよそ10分の遅れ。最終関門では、11分の余裕で計画していたので、ギリギリだ。先を急ぐ。

だが、この先は上り。ゆっくり進むと、目の前に「スイーパー」のゼッケンをつけたランナーが。聞くと、制限時間に間に合うように、キロ9分で走っているとのこと。登りが続く道でキロ9はなかなかきつい。

抜きつ抜かれつしながら、次のエイド「川崎町支倉三叉路右折」へ。
スイーパーが休んでいる間に、最小限の補給だけ行って先行した。

まだ登りは続く。傾斜が緩いところは走り、急なところは歩く。間に合うかなあと思っていると、峠。

下りは走れる足が残っていたので、結局予定よりも5分早く最終関門に到着することができた。

 

最終関門からゴールまでは余裕あり

最終関門からゴールまでは約10㎞。時間は2時間ある。最終関門をクリアできれば、歩いてもゴールできるはずだ。

ここから先は、交通量が多くなる。歩道も狭く、疲れているのでふらふらしないように注意して進む。

橋を渡って国道を離れる。晴れたがすでに17時を過ぎて暑くなく、夕方の優しい風が吹いていた。

 

最後のエイドで、飲み物をもらった。

ここから上りが続くが、あと4㎞程度。制限時間には、間に合うだろう。ゆっくりと進む。

小さな峠を越えていくと、秋保温泉。ゴールの秋保ワイナリーは、国道から上ったところにある。坂を歩いて登ろうかと思うが、残りが30mなので、頑張って走ることにした。

無事にゴール!

無事にゴールした後は、肉とビール。ああ、美味しい。

着替えのテントが混んでいたのと、体がべたべたしていた風呂に入りたかったこともあり、上着だけ着込んで、宿に向かった。

宿は、事務局であっせんしてもらった「KYOU」。個人部屋だが、水回りが無い。元は企業の研修施設だったらしい。

温泉に入って、コインランドリーで洗濯。さっぱりして、就寝。しあわせな一日が終わった。

翌日は、宮城観光

翌日は快晴。観光には良い天気だが、走るには暑すぎる。大会が昨日で、ちょうどよかった。

朝食をホテルで頂く。パンが美味しかった。

まずは秋保温泉の公共温泉で朝風呂。気持ちいいね。

バスで愛子駅に出て、仙台駅まで。

仙台駅の立ち食いソバやさんにて、上天ぷらそばを頂く。エビが入っていて、美味しいです。

小牛田から前谷地にむかう。そこからは、気仙沼線のBRT(バス・ラピッド・トランジット)に乗って、北上。

震災の影響はまだ大きく、あちこちで工事が続いていた。

気仙沼からは、一関に出て、そこからは新幹線で帰京。 たっぷり楽しめた3日間でした。

おしまい。

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