楽しかった「伊南川100kmウルトラ遠足」ですが、前にも書いたとおり、予定時間よりも50分遅くなりました。
(実際には、沼山峠展望台への往復を取りやめたので、ほぼ予定時刻にゴールしました)
予定と違いを見てみました。
グラフにすると、こんな感じです(クリックすると大きくなります)。
まずは沼山峠のふもとの七入まで
最初のエイドで、いきなり15分遅れています。これはトイレに寄ったためです。最初のエイドでトイレに立ち寄る人も多く、混雑していたために15分近くエイドにいました。
そのため、エイドを出発した時には、人がまばらになってしまいました。
その後も着実に遅れています。エイドの滞在時間は予定通りですが、走行ペースがキロ7分で見込んだものの7分半から8分かかっています。
そんなに遅いペースで走った感じはしなかったのですが、なぜでしょう? 途中で写真を沢山撮ったから? それとも、周りのペースに引きずられたから? よく判りません。
沼山峠への登り
山道の登りは、最初は予定通りだったものの、抱返の滝から頂上までは予定(キロ15分)より遅いです。勾配が急なのと、なかなか抜くことが出来ないためだと思います。
頂上到着時点で、予定より25分遅れていましたが、沼山峠展望台への往復をやめたので、頂上を出発する時には予定より15分以上早くなっています。
沼山峠からの下り
でも、次の御池エイドでこの15分を使い果たし、その次の七入エイドでは逆に15分遅くなっています。
御池エイドまでは下りなのでキロ6分半で考えてましたが、実際は7分半でした。さらに、それぞれのエイドで予定より10分以上も立ち止まっています。
7分半でしか走れなかったのは、登りを歩いていたのと、写真を撮っていたためでしょう。
(峠からはずっと下りと思っていましたが、ちょっとした緩い登りも有りました)
また、標高が1500mを超えていて、心肺に負担がかかっていたこともあるかと思います。
御池エイドはおにぎりやクッキーを頂いてゆっくりしていました。また、七入エイドでは、豚汁を頂き、ジェルの補充などを行ってゆっくりしていました。どちらのエイドでも食べて飲んでいましたので、今から考えると、エネルギー切れだったのかもしれません。
ミニ尾瀬のエイドでも、予定以上に遅れています。トイレ(大)に立ち寄ったのが原因です。
第二の峠を前にして
結局、第2の登りの手前のアルザ尾瀬の郷エイドでは、予定より30分近く遅れていました。
15時間でゴールする予定でした。制限時間は16時間なので、1時間前にゴールする計画でした。
しかし、60km地点で、制限時間に30分しか余裕がありません。さらに、段々と遅くなってきています。
平地なら、頑張ればキロ9分で歩けます。そのため、私は、ウルトラを走る時の目安として、「キロ10分で走ればゴールできる」と判れば、安全圏と考えています。
60km地点のアルザエイドで、残り時間が6時間半でした。残り40kmをキロ10分で進むと、400分、すなわち6時間40分です。
赤信号です。
ただし、この時点でかなり疲れていましたが、疲労が増えていくのではなく、「同じようにずっと疲れている」感じでした。
このペースで行くと間に合わないので、この先の登りは、「できるだけ速く歩く」ことにしました。また、エイド休憩も最小限にしました。
おかげで、トンネルまでの登りで予定より10分遅れまで詰めることが出来ました。
前半がそれほど飛ばしていなかったためか、下りも走ることが出来ました。さらに、周りが暗くなってくると、立ち止まって写真を撮ることもなくなってきます。
第2の峠以降はキロ7分半で計画していたので、すこし余裕があったのでしょう。
何とか挽回し、往路との合流地点の内川エイド(88km地点)では、ほぼ予定通りの時刻に到着しました。
あと10キロちょっと
ちょっと安心したので、内川エイドでは長居をしました。
この後も、歩きと走りを混ぜながら、平均するとキロ7分半で進んでいました。
95.8km地点の最終エイドの通過時刻が、19:32だったと思います。です。残り4kmあまりをキロ7分で進めば、20時前にゴール出来る、と思って、最後はペースアップ。砂利道の上りも、少し走りました。
20時にゴールすれば、15時間だなあ、と思ってゴールしたら、15時間2分ちょっと。
あれ?15時間をオーバーしたとしても、秒単位では?と思ったのですが、スタートが5時きっかりではなく、少し前だったことを思い出しました。
(スタートが5時より早かった理由は、また書きます)
まとめ
目標よりは遅かったのですが、まあ、結果オーライということにしましょう。
来年、もし参加できたら、沼山峠展望台に行ってみたいですね。