10月2日に、長崎県壱岐市で行われた「壱岐ウルトラマラソン」を走ってきました。
壱岐ウルトラマラソンとは
壱岐ウルトラマラソンは、長崎県壱岐市の壱岐島をぐるっと巡る大会です。
100kmの部は島を一周します。50kmの部は島を半周します。
最大標高は200mにも満たないコースですが、アップダウンが多く、タフなコースです。
その代わり、景色は最高!です。
無事にゴールしました
私は100kmの部に参加して、無事にゴールしました。
気温も30度近くになり、厳しい大会でしたが、何とかゴールできました。
当日の走行ルートは、こちらです。
壱岐ウルトラマラソン、すごくよかったこと
壱岐ウルトラマラソンは、本当に素晴らしい大会でした。今回が第1回ですが、もう何回も開催しているかのようなスムーズな運営でした。応援も素晴らしかったです。
大会前から、すごい!
- 事前に送付されてきた案内には、壱岐の高校生からの手紙が入っていました。
自筆で書いてくださり、とても親近感がわくと同時に、ぜひ走ってみよう!という気持ちになりました。 -
前日に到着して街中を散策すると、距離を示す旗がありました。
島の小学生が手書きで作った旗です。1kmごとに、合計99本立っているとのこと。
100kmの大会では、1km毎に距離表示があるだけでもうれしいのに、それが99本すべて手書きの旗というのにはびっくり!です。ありがとう!
前夜祭も、すごい!
- 会場ではマグロの解体ショーがありました。解体したマグロは、前夜祭で振る舞われました!
トロも惜しげもなく「どうぞ」と、お皿に載っています!
- 会場の外で焼いた壱岐牛も振る舞われます。
- 壱岐は麦焼酎の発祥の地です。前夜祭でも、「飲み比べ」がありました!
- そして、前夜祭は無料です!! 太っ腹でした。
応援は、もっとすごい!
- 朝、沿道のすべての家から、家族総出で道路に出て「おはようございます!」と言って頂いています。
こちらも「おはようございます」「ありがとうございます」と返します。とても、気持ちいい朝です。 - もちろん、朝だけではなく、沿道の家ではほぼ必ず応援を頂けました。
- 都会と違ってずっと住宅が続くわけではないのですが、家があるところでは、必ず応援していただいている、という感じです。
- ハイタッチしてくれる人も、沢山居ました。そろいの小学生も、朝からありがとう!
- 後半、家からホースを繋いで、ミストシャワーを掛けてくれた方がいらっしゃいました!
30度近くの暑さだったので、とても嬉しかったし、助かりました。 - 防災無線でも、何回も「ウルトラマラソンを実施中です、交通に注意して、応援をお願いします」と放送していました。島を挙げてのバックアップに感謝です。
エイドも負けずにすごい!
- ランナーが来ると「きたぞ!」と叫んで、50mくらい走って駆け寄ってきて、冷たく濡れたタオルを持ってきてくれたエイドもありました!
ヘロヘロになりながらも、本当にうれしかったです。 - そして、エイドの前で待ち構えて、コップを手に持って差し出してくれる中学生!にこにこしてもらえると、こちらもリフレッシュできます。
- かぶり水ならぬ、かぶり氷が何箇所もありました。30度近い気温だったので、とても助かりました。
- もちろん、エイドには地域の名産物もたくさんあります。
これは、壱岐豆腐。おいしかったです!
もちろん、スタートゴールもすごい!
開会式からスタートまで、そしてゴールもすごいです。
- 100kmの部は400人弱です。そのため、スタートも混雑することなく、トイレもスムーズです。
- そして、MCが盛り上げる! 特に、ゴールは、「千葉県のひっきーさん、ゴールです!」と、名前入りでコールを頂けました!
壱岐ウルトラマラソン ちょっと辛かったこと
わかっていたけど、前半はエイドが少なめ
前半はエイドの間隔が長く、6kmくらい間隔が開く箇所もあります。すこし寂しいのと、午前8時過ぎから晴れてきたので、水分補給の観点からも厳しかったです。
事前に間隔が長いのは分かっていたので、私はハイドレーションを背負って走りましたので、必要な時に水分補給ができました。
でも水分を持たないと、結構大変だったのでは、と思います。
分かっていたけど、太陽が沈んで暗くなった
13時間30分くらいでゴールした私の場合は、最後の3,4kmは日が落ちて道が暗くなりました。
カーブもあり、ちょっと怖かったですが、道路脇の白線を見ながら走りました。
幸い、交通量が少ないのでそれ程問題にはなりません。また、一部ではバイクや車のヘッドライトで照らしていました。
送付された最終案内に日没の注意があり、ヘッドライトは持っていましたが、出すのが面倒なのでそのまま走りました。
とても暑かったけど、どうにもなりません(笑)
事前の天気予報では、気温は高いものの、天気は曇りから雨の予想でした。
でも、当日は、5時30分のスタートの頃は曇っていたものの、8時過ぎから見事な晴天となり、その後はずっと快晴でした。
景色は最高ですが、走るには暑すぎます。エイドでの水分と塩分の補給と、かぶり氷が必須でした。
まとめ
壱岐ウルトラマラソンは、本当に素晴らしい大会でした!
コースも良いし、運営もグッド。そしてボランティアさんや応援の皆様の熱意がすごく伝わってきました。
本当にありがとう!
たぶん、走行記、兼、旅行記に続きます。
追伸:長い参加記を書きました
長い参加記を書きました。よろしければどうぞ。