山口100萩往還マラニックの140kmの部は、山口市の瑠璃光寺をスタートした後に、まず防府市を往復する約50kmを走ります。
その1(前日編)、その2(当日スタートまで)の記事は、こちら。
市内を通過して、河川敷を往復
スタートしてしばらくは信号で止まったり走ったり。ウェーブスタートだが、その時間差は2-3分なので、信号で止まると追いつき追い越されとなる。
新鰐石橋の歩道橋を渡って河川敷へ。複雑な歩道橋だがボランティアがしっかり誘導してくれる。ほかにも要所要所でボランティアが誘導してくれる。白線もしっかり引いてあり、迷うことはなさそう。
河川敷をしばらく走った後、折り返す。ここでは反時計回りでコーンを回る。ビデオでゼッケン番号をチェックしているようで、係員が「ゼッケンを見せてください!」と言っていた。。
防府への往路で、早速セブンイレブンに立ち寄り
再び新鰐石橋の歩道橋まで戻った後は、中国自動車道のICに向かう。あたりはだいぶ暗くなっているが、お店の明かりもあるので、ヘッドライトをつけたり消したりしながら走る。
中国自動車道を通過した後も、国道わきの歩道を進む。対向してくる車のライトがまぶしくて、足元が見えにくい時がある。
峠手前のセブンイレブンでトイレを借り、暑かったので100円のアイスコーヒーを飲んだ。アイスコーヒーの残りの氷は、持って走った。
往路のたそがれ庵では、うどんは、パス(20時32分)
セブンイレブンからは、それ程遠くなく、鯖山のたそがれ庵に到着。
多くの人がうどんを食べていた。
先ほどセブンイレブンに寄ったこともあり、帰路に食べることとしてパス。先を急ぐこととした。
防府への峠も、けっこうきつい
ここからは国道を離れて、いきなり急な山道となる。ほどなく峠を抜けて、2車線舗装道路になる。ここは説明会でもミスコース注意のアナウンスがあった場所だ。
この道の下りがかなり急で、長い。
再び国道に合流して、歩道を走る。緩やかな下りが続く。帰路が思いやられる。
川を越えて市街地に出ると、やっと平坦になった。
夜でもボランティアさんが。ありがとう!
事前の地図読みで迷いそうだった地下道にも、しっかりボランティアが居るので安心。それにしても、夜遅くまで誘導してくれるボランティアに頭が下がる。
市内は歩道が狭く、折り返してくる人もいるので、1列で進む。
右に大きく曲がり、しばらく進んで左前方に曲がると折り返し地点の英雲荘近くの公園に到着した。
やっと折り返しの英雲荘(21時29分)
ここでは、ゼッケンチェックとチェックシートへのパンチはボランティアにしてもらう。エイドでパンとバナナをもらい、マイボトルにアクエリアスやコーラを入れて飲む。アイスコーヒーのコップをここで捨てる。
時間を確認すると、予定より少し早いペースで進んでいる。まだ序盤なので、あまり気にしない。
山口への復路の登りで、ポールの威力を感じた
山口への復路は、新幹線を越えてから上りが続く。後ろからポールを使って軽快に上ってくる人が居た。
なるほど!と思い、背負っていたトレッキングポールを取り出して進むと、これがとても楽!足のサポートにもなるし、ピッチのペースメーカーにもなる。
たそがれ庵でうどんを頂く(22時38分)
峠を越えて、鯖山のたそがれ庵でうどんとおにぎりを食べる。
公衆トイレも借りて、再スタート。
誰かの後ろをついて走る
国道わきの歩道を進む。ライトなしでは走れないが、往路と違い、車のヘッドライトが背中から照らしてくるので少しは明るい。でも、なるべくだれかの後ろを走るようにする。
2回目のコンビニ、ファミマで水を補給
単調な道に飽きたのと、ハイドレが減ったように感じたので、ファミリーマートで水1リットルを補給してハイドレーションに入れた。
結果、ポカリスエットを半分に薄めた感じになった。飲んでみると、ちょうどよい濃さ。
お店ではアイスを食べている人もいる。時刻は12時ころ。走り出しは汗冷えで寒く感じる。
このあたりが、精神的に一番ネガティブだった。車が走る道の脇の歩道を延々と走り、「まだつかないかな」と考えていた。歩道橋などの登りでは、歩く。後続の選手に抜かれるが、気にしない。
3回目のコンビニでは、シュークリームとアイスコーヒー
補給食はショッツとチョコレートようかんを持っていった。ショッツは食べた後のベタベタが嫌なので、いつもはエイドでしか食べないが、今回はそうもいかないだろう。
でも、ごみ袋を忘れたので、50km手前のセブンイレブンでシュークリームを買って小さなレジ袋をゲット。アイスコーヒーも飲んだ。
やっと、エイドの山口市福祉センターに到着(0時42分)
山口市福祉センターに到着したのは、1時前。預けておいた荷物を受け取る。ここはCP2になっていて、通過時間も記録してもらった。
更衣室へは靴を脱ぐ必要がある。靴用の袋をもらって、階段を上がる。50kmを走ったが、特に問題なく登れた。
足のダメージは、それほどではない
靴下を脱ぐと、左足第二指のバンドエイドがはがれそうなので貼りなおす。第3,4指もまめが心配なのでバンドエイドを貼る。
右足は、得意問題がなさそうだったので、荷物に入れておいたプロテクトJ1を塗りたくった。
気温が高く、寒さ対策は行わず
山口市福祉センターに預けた荷物の中には、山越えでの気温低下に備えていろいろと準備していた。
防府までの往復は平地たが、暑いくらいだった。山越えもあまり気温が下がらないだろうと考えてウェアは変更しないこととした。
ショッツとチョコレートようかんをそれぞれ3つ、そして予備の電池、帽子をリュックに入れた。
予定より20分遅れで、萩往還道へ(1時12分)
予定より20分以上遅れている。「1時までに通過すれば完踏できる」という周りの声があるが、既に1時10分。関門まで40分と迫っている。
1階にはエイドがあったが、立ち寄らずに慌てて出発。さあ、ここからが萩往還の本番だ。
続きます
次は、いよいよ萩に向かっての往路です。