ブルックス GTS15、トランス12、カスケディア10を履き比べ

萩往還まで、あと4日となりました。
萩往還の靴を選ぶため、ブルックス GTS15、トランス12、カスケディア10を履き比べました。
さらに、標準のインソールと、先日買った「ソルボランニング」のインソールも比べました。

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全部で6パターンを履き比べ

靴が3種類、インソールが2パターンなので、全部で6パターンあります。これを比べてみました。

それぞれのパターンで、普通の舗装路を1km弱を走り、感覚を確かめます。

順番は、

  1. 新参者のブルックス GTS15(でも前橋渋川シティマラソンでマメができた)
  2. 今までは鉄板シューズだった、つま先がすり減ったトランス12
  3. 萩往還の山道を考えて、トレイルシューズのカスケディア10(かなり新品)

です。

  

写真の、真ん中、左、右の順ですね。

1番目:ブルックスGTS15、ソルボランニングのインソール

最初は、ブルックスのGTS15にソルボランニングのインソールをつけたものです。前橋渋川シティマラソンの組み合わせですね。

先日の日曜日に、前橋渋川シティマラソンに参加しました。 ガチランではなく、以前のマイコースを楽しんで走るのと、来週の萩往還140kmの準備の確認が目的でした。 そのため、キロ6分半で走る計画でした。

気温が20℃くらいと、とても気持ちいい天気の中を、キロ6分半くらいで走ります。すると、ほんの少しですが、左足の第一指(親指)が当たる感じがありました。

うーん、こんな感じか、と覚えて、次の組み合わせに移ります。

2番目:ブルックスGTS15、標準のインソール

次は、インソールを、もともとついていたものに入れ替えて走ります。

最初に感じたのは、「あ、軽い」と、「反発がある」。ソルボランニングのインソールでは、着地の時に、クッション感があります。標準のインソールでは、それがない代わりに、路面の反発を感じました。

もう一つ、ほんの少し靴にゆとりがあるように感じました。

3番目:ブルックス トランス12、標準のインソール

今までのウルトラマラソンの定番シューズ、トランス12に履き替えました。

すぐにわかったのは、「蹴りだし感がすごい!」です。

キロ6分半から7分で走っていると、かかと着地になるのですが、そこからつま先への蹴りだしが非常にスムーズです。
「スムーズ」というよりも、靴に蹴りだしをサポートしてもらっているという感じです。ローリングが効いている、というのでしょうか。

トランスシリーズは、トランス8を2足履いて、トランス12が現役です。 最初にトランス8を履いた時にも、「蹴りだしのサポートが気持ちいい」と思ったのですが、それを再確認しました。

やはり、良い靴だなあ。

4番目:ブルックス トランス12、ソルボランニングのインソール

蹴りだし感が良いトランス12に、ソルボランニングのインソールを入れました。

すると、蹴りだし感はそのままで、アーチをサポートしている感が増しました。

具体的には、着地からつま先に体重が移動するときに、アーチを感じるようになりました。

私は、どちらかというと偏平足で、アーチが落ち気味です。そのため、ソルボランニングが、適度にアーチを支えてくれているのでしょう。

5番目:ブルックス カスケディア10、ソルボランニングのインソール

3番目のシューズは、トレイルシューズのカスケディア10です。これにソルボランニングのインソールを入れて、舗装路を走りました。

意外と重くなく、快適に走れます。この組み合わせは、フォトロゲイニング中之条で使い、マメなどはありませんでした。

フォトロゲイニング中之条で走ったコースは、ロードが3/4程度あり、この組み合わせで30km弱を走りました。その時も、トレイルランニング用のシューズだから舗装路が走りにくい、と感じたことはありませんでした。

6番目:ブルックス カスケディア10、標準のインソール

最後は、カスケディア10を標準のインソールに戻して走りました。

インソールが薄いためか、路面を感じることができます。トレイルシューズなので、靴底に凹凸があるのですが、不安定さを気にすることなく走り切れました。

結論:萩往還は、トランス12とカスケディア10

6パターンを比べた結果、萩往還では、前半をトランス12を標準のインソールで、後半をカスケディア10のソルボランニングのインソールで、走ろうと思います。

やはり、トランス12の蹴りだし感は貴重です。つま先がすり減っていますが、今のところ天気もよさそうで、滑ることは少ないでしょう。そして、なにより、今までウルトラマラソンをこのシューズで走り切ってきたという信頼感が絶大です。

そして、後半の疲れてきた時には、しっかり路面をグリップするカスケディア10に、ソルボランニングのインソールを入れて、アーチが落ちているのをサポートして走る予定です。

カスケディア10は、105kmの陶芸の村公園に置く

萩往還では、50kmと105kmの2か所に荷物を置くことができます。

  • スタートから50kmの山口市福祉センターまでは、ほぼロード。山道もありそうですが、それ程きつくないでしょう。
  • 50kmから105kmの陶芸の村公園までは、萩往還の往路です。急な山道があります。
  • 105kmから140kmまでは、萩往還の復路です。同様に山道です。

トランス12からカスケディア10へのスイッチを、50kmにするか、105kmにするか悩みましたが、実績のあるトランス12でなるべく距離を稼ぎ、問題がなければそのまま走破する計画で、カスケディア10は105kmの陶芸の村公園に置くことにしました。

山道で滑ったりする危険性が少ないようであれば、トランス12のままで走り切ってしまうかもしれません。

萩往還まで、あと4日と迫りました。完走率が50%を下回ることもある萩往還。かなり厳しい大会でしょう。ワクワクすると同時に、不安も増えます。なんとか完踏したいですね。

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