写真売買のPhotolystサービスは、スマホ時代にフィットしている

ランニングの大会では、自分の走っている姿の写真を販売しています。

大手どころだと、オールスポーツがあります。

このサービスは、いい値段します。いくらだったかなあ、と思ってネットを検索したら、2015年のホノルルマラソンの写真の価格表がありました。

2L判プリント 2,160円
データCD(1カット) 5,076円

ちょっと高いですよね。 でも、カメラマンの日当や、撮影した写真のうちの購入割合などを考えると、こんなものかもしれません。
(私も滅多に買いませんし)

ですが、先週末に参加した「三浦半島みちくさウルトラマラソン」では、「Photolyst」という会社が面白いサービスを出していました。

沿道の観客が写真を撮影し、iOSアプリでアップロードして、それを買うというものです。
写真は、1枚480円で販売し、300円が撮影者に入ります。撮影者の日当はありませんが、出品料もありません。ノーリスクで始められます。

チラシには、「みんなが幸せになる」と書いてありました。

ランナー
写真を安く、早く手に入れることができるので、大会当日ににSNSのランナー仲間に報告できます。
沢山の人がいろいろな場所で撮影するので、いろんな場面の写真が手に入るようになるかも
観客
家族や友人の応援のついでにお小遣い稼ぎができます。
家族や友人など応援している人をただ待つより、ほかのランナーを応援しながら撮影して、写真をしゅっぴんしてみませんか。あなたの写真を楽しみにしている人が沢山います
大会主催者
観客が増え、大会が盛り上がります。
SNSにアップされる写真が増えて、口コミで大会の評判が広がります

なるほどなあ、と思います。

ランニング大会の観客の大半がカメラ付きスマホを持つようになると、気軽に撮影してアップロードするシーンが増えるかもしれません。

中の人と思われるtwitter(https://twitter.com/photolyst)を見ると、これから立ち上がるサービスのようですが、広がると面白そうですね。

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