※四万十ウルトラ完走記1:旅行編、
四万十ウルトラ完走記2:前夜祭、
四万十ウルトラ完走記3:当日スタートまで、
四万十ウルトラ完走記4:四万十川合流まで
の続きです。
●60km:ラップ2時間44分
ライダースインでトイレに寄り、足を進める。この先は道が細く、車に気をつけながら走る。実際には、ドライバーの方が気を使ってくれてゆっくり走ってくれた。山沿いの道なので、日陰が多くて助かった。
53km過ぎで、半家の沈下橋を渡るために少し下る。沈下橋からの眺めは最高だが、元の道に戻るための10m程度の登りもしんどい。
そして、54kmを過ぎて線路の下をくぐった後は、登り!!
50km近く走った後の登りはとてもきつい。距離は1km程度だろうか。ほとんど歩いた。
下りは楽かとおもいきや、膝にきていて走ることができない。ゆっくり歩いて下った。ランニングの大会で、下りを歩いたのは初めてかもしれない。情けなかったが、ゴールするためには止むを得ない。
でも、坂の上から見る四万十川は、とてもきれいだった。
再び右岸の国道に移り、60kmの計測地点通過。どうやら、まだキロ8分ペースでいけているようだ。
●80km:ラップ2時間57分
大きく橋を渡って左岸へ。と、そこがレストステーションだった。橋のたもとでゼッケンをコールしてもらい、レストステーションに着くときには預けた荷物がすぐに出てくる仕組みだ。暑い中ボランティアの皆さんには感謝感謝。
ここまで大きな故障はないため、着替えは上のTシャツのみ。後半はアミノバリューのTシャツで臨むことにする。一旦靴を脱いで、芝生を靴下で歩く。裸足で歩きたかったが、足の状態が不明なので靴下を脱ぎたくなかったのだ。
いつもの「ゴキブリ体操」で足の血を戻し、軽くストレッチ。使い果たしたカーボショッツを補給し、荷物を預けた。おにぎりやレモンを頂き、再び出発。レストステーションでの滞在時間は20分弱だった。
ここから先は、国道を淡々と走る。日陰が少ないので、「次のエイド」を目標にして走るだけ。途中、岩間の沈下橋を渡ったところで、オカリナを演奏している方が居た。暑い中、ありがとう。元気が出ます。
71.5kmのエイドでも長めの休憩。一旦止まると走り出すのに決心がいるが、それでもエイドに止まらずにはいられない。頭から水をかぶり、更に太腿に水をかけ、スポドリを飲んで、出発する。
80km手前のエイドでも、おにぎり、バナナなどを一通り食べる。暑くても、問題なく消化してくれる内臓に感謝。そして、トンネルの向こうが80kmの計測地点だった。
つづく。