マッチ売りの少女、ジャックと豆の木などの12編の童話からビジネスの教訓を導いている。各章は、童話自体、童話の現代ビジネス用アレンジ、そこから言えること、それを生かした実例という4つから構成されている。
「ウサギと亀」から、多角化への警鐘につなげるあたりは「なるほど、そういう考え方もあるのか」と感心(本書の趣旨とは少し違うかもしれないが)。
挿絵がフルカラーであるところを見ると、読者は一般ビジネスマンというよりも、もっと広い層を狙っているのだろうか。童話の原題ビジネス用アレンジ、という他には無い試みもあり、電車の中の読み物には良いと思う。
少女のマッチはなぜ売れなかったのか?―童話に学ぶ実践マネジメント | |
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